【感想・ネタバレ】仁義なき吉田家 2のレビュー

あらすじ

小学生の吉田守として、新たな人生を歩み出したヤクザの若頭・鬼島。持ち前の任侠魂で、校内の問題など様々なトラブルに立ち向かっていく。崩壊寸前の吉田家も少しずつ立て直すが、最大の難関が立ちはだかり!?

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Posted by ブクログ

うーん、残念。こんだけ面白いのに、2巻で完結してしまうとはorz
やっぱ、内容と設定が若干、マニアックすぎたか?
こう言っちゃ何だが、青年誌であるジャンプ改が休刊になってしまって、移籍先を「ジャンプ+」にしたのが良くなかったのかも
YJかMJ、それか、GJに活躍の場所を移していたら、他の青年漫画家の先生方の作品に触発され、もっと、江戸川先生の実力は引き出されていただろうに。江戸川先生くらい、ちゃんとした実力のある先生なら、多少、強引に才能を伸ばされても、その衝撃に耐えられたハズ・・・多分
先の巻を読まずに、この二巻を読んでいる人がいるとは思えないので、わざわざ、独特の設定をここで、くどくどと説明する必要はなかろう。もし、不意に、このレビューが目に入ってしまって、気になってしまったのなら、是非、書店に入って、1巻と2巻を一緒に買い、読んで欲しい
改めて言うが、ホント、残念だ
歪んだ大人が、中身が漢としての筋が一本、しっかりと心技体に通ったヤクザとは言え、子供に一喝と実力行使で、懲らしめられるストーリーは実にスカッと出来たのだが
また、そんな奇妙さゆえに絆が修復されていき、新たな形となっていく家族のドラマにも胸がほっこりと温かくなれた
この『仁義なき吉田家』が若干、突飛すぎるので、次回作で読み手に与えた印象をブチ壊すのは結構、キツいと思うが、江戸川先生なら、一度や二度の全ボツで凹むまい
どの話も、熱い魂を感じたが、やはり、ハッピーエンドの最終話が特にお勧めだ
この台詞を引用に選んだのは、シンプルだからこそ、読み手をハッとさせ、卑屈感から丸まった背中をブッ叩いて、見えていなかった自分の前にある明るい道を視させるだけの、言葉の力が詰まっていたから。人間は失敗をする生き物だ。やり直すチャンスなんて、そう何度も巡ってこない。だからこそ、自分の過ちから生じた目の前の分岐点に気付けた時、気付かされた時こそ、挽回の機会から逃げちゃいけないのだ

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2015年05月29日

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