竹内茜のレビュー一覧

  • さよならを待つふたりのために

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    考え方の違う二人の話でした。だけど二人とも死に向き合っていました。ただ癌に力強く立ち向かうだけじゃなくて、時には小さな子みたいにも泣きわめいたりもしていてただ綺麗なだけの話ではなかったです。
    映画も見てみたくなりました。

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    2015年07月14日
  • さよならを待つふたりのために

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    「きっと星のせいじゃない」という映画の原作。電車の中刷り広告で存在を知り、まずは原作からと思って読んでみた。ありがちな設定だから期待しないで読んでたけど、予想外の面白さ、ストーリー。

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    2015年05月17日
  • さよならを待つふたりのために

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    ネタバレ

     がんを患う若い二人、ヘイゼルとオーガスタスの恋物語。ていうか、二人の恋愛を通じて、生きること、死ぬこと、愛すること、なんかについて書かれた本。
     感動の話を期待していると、どんでん返しがいくつかある。でも、いわゆる奇跡は起きない。
     私は自分自身や身近にがんを患う人がいないので、がん患者のリアルがどういうものかよくわからないのだけれど、この本は結構、そのリアルにこだわっているように思う。たとえば、がん患者のトロフィーとか(いかにもアメリカらしい)、ウイッシュ(これは日本でもある)とかについて、文句なく素晴らしいものとしては描かれない。当事者はそれらについて、うさん臭く思っている話が出てくる。

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    2015年04月19日
  • さよならを待つふたりのために

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    骨肉腫で片足を切断したオーガスタスと肺に腫瘍があり人工呼吸器が手放せないヘイゼルは癌患者の集まりで出会い惹かれあう。ヘイゼルが好きな小説は癌患者の女の子が主人公の「至高の痛み」。その一節を引用したり好きな詩を諳んじたりする文学少女のヘイゼル。オーガスタスもヘイゼルの好きな小説を気に入りその結末が知りたくて、著者のいるオランダへ二人で会いに行くが・・・。死と向き合う若者の話で重苦しいのかと思いきや、病気とともにあってもお互い思い合う気持ちの強さと輝きにあふれた小説だった。「傷つくかどうかは選べない。でも自分を傷つける人を選ぶことはできる。」相手を傷つけるというのは、やがておとずれるであろう死とい

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    2015年03月29日
  • さよならを待つふたりのために

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    単純な闘病お涙頂戴ではない、という評価を聞き読んでみた。
    病気になるって、健康な人からは見えない部分が色々あるんだよなって改めて思う。
    弔辞のところがぐっとくる

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    2015年03月02日
  • さよならを待つふたりのために

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    ネタバレ

    アイザックは手術で目が見えなくなることを受け入れていたけれど、どのようにして受け入れたのかとても興味が湧きました。

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    2024年06月13日
  • さよならを待つふたりのために

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    甲状腺がんが肺に転移し、酸素ボンベなしの生活が送れない少女と骨肉腫のため片足を切断している少年の恋物語。お互いがんが転移しており、自分たちの命は長くはないと悟っている。映画化されているとのことだが、どういう風に仕上がっているのか主役の少年少女が気になる。

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    2021年11月05日
  • さよならを待つふたりのために

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    私はそれまで生きてきた時間のほとんどを、愛してくれた人たちの前で泣かないようにしてきた---16歳のヘイゼルは甲状腺がんが肺に転移して呼吸器を手放せない 。骨肉腫で片脚を失った少年オーガスタスと出会い恋をする。死を感じながら人を愛することの喜びと悲しみ。今の若者を描きながら、ありきたりじゃない、クールな青春小説。

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    2016年07月26日
  • さよならを待つふたりのために

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    「きっと、星のせいじゃない」って映画の原作
    英語のタイトルもそんなかんじ
    でも邦題の「さよならを待つふたりのために」ってのもすき
    たまに日本語版はぜんぜんちがう小説や映画のタイトルあるけど、けっこうセンスあるのが多い気がする(わかりやすかったりとか)

    肺が機能不全で常にボンベをつけて歩く女の子と(頭がいい)
    バスケのスター選手だったイケメンな男の子(骨肉腫で片足がない)の恋愛

    身近にある不幸を感じさせない強さがある(ユーモアとして語ったりできる)

    忘れ去られる恐怖とか死後の世界とか
    長く生きられない自分が相手の大切な人になる罪悪感とか

    16歳、17歳だけど
    大人っぽい(さすがアメリカ!

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    2015年02月16日
  • さよならを待つふたりのために

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    ネタバレ

    甲状腺がんの16歳のヘイゼルと、骨肉腫で片脚を失っている17歳のオーガスタスとの恋の物語。

    一時は死の危機をさまよい、奇跡的に生きながらえたヘイゼルだが、がんは消えたわけではない。自力で呼吸できないから、酸素ボンベをカートに乗せなくては外出できないヘイゼル。
    母親の薦めで、癌患者のサポートグループに参加したヘイゼルは、そこで、片足を失ったオーガスタスと、目を摘出することになっているアイザックと出会う。
    病気になって以来、恋なんて出来ない、しないと思っていたヘイゼルだが、オーガスタスに惹かれて行く。

    ともすれば、お涙頂戴もしくは、まじめくさった闘病物になりがちな設定。けれど、シニカルに、コミ

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    2014年07月31日