株式会社バンダイナムコゲームス岩本稔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ
テイルズオブヴェスペリアのメインキャラクターである
ジュディスのスピンオフ小説、下巻。
上巻は、レイヴンの「虚空の仮面」と同じく、
生い立ちからゲーム本編以前までのお話で、下巻は本編以降のお話でした。
下巻は・・・何と言っても、ジュディスとリタが姉妹であったことにとにかく驚かされました・・・。
これめっちゃ重要なことだと思うんですけど、本編では全く語られてませんでしたよね。。。
ゲームをプレイした方の中には、気付いた方いらっしゃったんでしょうか・・・?
私は全っっ然気付きませんでした^^;;;
なので読んだ時は「えーーーーーーーーーーーーー!?!?」と声を上げてしまいましたw
全然 -
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Posted by ブクログ
気になりすぎて早々に読み終わった。
けれど、期待しすぎた為か・・・初回~中盤に疲れてしまった。特にひかれるエピソードがあったわけではなかったから。
ただそのあとは、もう「レイヴン」の名前のきっかけやその意味、シュヴァーンとどう生活していたかとか、ルブランをどう見ていたのか・やりとりとか、どうやって“生き返った”のか・・・気になっていた部分が開かされて、それでこそオリジナルスタッフさんプレゼンツ、外伝小説のだいご味!しかといただきました
挿絵のチョイスがすごい素直だなーと思った。
それゆえ、もっとシュヴァーンの姿が観たかったよう!
レイヴンは本当に暗い人生歩んで、ゲーム本編中も『 -
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Posted by ブクログ
アレクセイの心情変化~ゲーム内での、ユーリたちに真実を明かす頃まで。
上巻にも書いたが、アレクセイの元の性分/そこからの変化の流れが一番印象的だった。
また、シュヴァーン視点で物語を追うので、ゲーム本編よりもルブランたちへの愛着が湧いた。
ゲーム本編の内容に触れるとは思っていなかった(前日譚のみだと思っていた)ので、ゲーム内の時間でレイヴンがどんな風に考えていたのかを覗けたのも大きな収穫。
総じて、レイヴンの人格形成が想像以上に複雑なのがわかってより好きになった。
TOVが好きな人には、レイヴンが特別好きかどうかに関わらずおすすめしたい。 -
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Posted by ブクログ
後編であるこの本ではゲーム本編の時間軸におけるジュディスが描かれている。
前編では読んでいるこちらがハラハラするほど傷つき、醜い感情を露わにしたジュディスが、バウルとしか繋がれないという孤独や様々なわだかまりから解放されてどのように変わっていったかが丁寧に語られていて、ジュディスという人物の内面がよくわかるようになっている。
そんな風に感じられるようになって、本当に良かった!と共感してしまった。
ジュディスのことをますます好きになれた1冊。
奥田さんにはぜひ他のキャラクターの小説も挑戦してもらいたいなー。
ユーリも主人公の割にはとても謎が多いし、他のキャラクターたちもこんな風に作りこまれてい -
Posted by ブクログ
テイルズ オブ ヴェスペリアにおけるパーティーメンバーのひとりであるジュディスの、本編では語られなかった過去と心情を描くスピンオフ小説。
上巻であるこの本では、ジュディスがまだ父と共にテムザに住んでいた幼少時代から本編前までが描かれている。
クリティア族とナギークの解説や、父への思慕、異母妹への思い、バウルとの繋がりなど、本編では描かれなかった意外性と驚きに満ちた内容がとっても良かった。
その内容があるからこそ、ゲーム本編のジュディスがいる、ということが如実にわかる。
本編のジュディスに至るまでどんな変遷があるのか、読んでいてわくわく。
別にジュディスファンじゃなくても、ヴェスペリアが好きな -
Posted by ブクログ
ネタバレジュディスの過去
バウルとの出会い、人魔戦争、父ヘルメスとの死別、魔導器破壊の旅立ちまでが描かれています。
少々情報が欠落していて分りにくい箇所がありましたが、どうやら「虚空の仮面」で補完できるようです。
人魔戦争という事態が動く中で、ジュディス・ヘルメス・バウル三者の心理描写がよく描かれていました。
幼いジュディスは、ゲームでの飄々とした掴み所のないキャラクターではなく普通の女の子だったのが意外でした。
人魔戦争でテムザが滅んでいく様はあまりにも惨たらしく、父と故郷を失った彼女は、辛く過酷な人生を歩んでいるのだと思い知らされました。
父親を強く慕う思いから生まれたもう一人の娘への憎しみ -
Posted by ブクログ
テイルズオブヴェスペリアでディレクターを務め
シナリオやイベント監修も担当した奥田さんによるTOVのスピンオフ小説。
去年発売されたレイヴンの小説「虚空の仮面」に続き第2段として、今度はジュディスの小説です。
前作「虚空の~」が奥田さんにとって小説デビュー作だったということですが、
さすが、そんなことは全く感じさせない素晴らしい出来だったので、
前回は動機としてはレイヴンが好きだったから買ったのですが、
今回は奥田さんが書く小説なら絶対面白いだろうというので購入w
又、少しでも人魔戦争の裏側を知りたくて購入しました。
今回も前作に続き上下巻なようです。
期待通り、今回も素晴らしかったです! -
Posted by ブクログ
ネタバレ下巻はゲーム本編前の話から本編第二部終盤までのストーリーをざっくりすすめながら、おっさんの視点で話が進んでいきます。
個人的にこの小説でイメージが変わったのは、レイヴンよりもアレクセイですかね。PS3の方ではとある事件を引き起こした人物であまりにも「初めから外道すぎる」イメージがつくのですが、やはり、こっちの物語を見ると、「初めから悪役ではなかった」という印象が強くなりました。
ここら辺は少し違いかもしれませんね。
ともあれ、騎士としての在り方、ゲーム本編では絶対に収まりきれなかった物語を読めるこの小説はファン必見であることは間違いないと思います。 -
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