あらすじ
飄々としたつかみどころのないキャラクターが人気のレイヴン。彼の過去に一体に何があったのかを、ゲームの脚本を担当した株式会社バンダイナムコゲームスの奥田孝明が綴ります!! イラストも同じく、株式会社バンダイナムコゲームスの岩本稔が担当。描き下ろしを多数収録!! ゲームでは語られていないレイヴンの物語、上巻の登場です。
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Posted by ブクログ
この本を読んだという人の感想をあちらこちらで目にしてはいましたが、まさにその通り。
最後の章、終わり近く、涙がじんわりと滲み出てきました。
神様の意図、それも人がどれほどの痛みに耐えられるかを実験するような冷たいもの、それが働いているように思えてなりません。
それから、今の仲間たち、ユーリ達と出会えたのは彼にとって本当に幸せな出来事だったのかもしれない、とも。
今のレイヴンの楽しげな姿を目に浮かべながら、下巻に進もうと思います。
Posted by ブクログ
目標も仲間も家族も故郷も奪われ、
尽きたと思っていた命だけ仮初の物を与えられる。
移植とかそういうものが無い世界だからこそよりグロテスク。
生き返ったしまったら自分から死ぬのは何処か何故か躊躇う、
というよりその意識すら薄弱。
最初、ゲームのノベライズだと侮って読んでいましたが、一気に読んでしまいました。
深みがあって面白い!
けれどとても惨い。
そして読めば読むほどイエガーの事が気になる!
というか、イエガーは誰だったんだ!
新たな謎です。
出ないとは思いますがイエガー編を切望;;
Posted by ブクログ
レイヴンの過去に泣けた!
あまりの救いの無さというか、無慈悲なダミュロンの死に呆然唖然。
なにがって、アレクセイをかわいそうって本気で思えた事(笑)
下巻ではぜひともおっさんには幸せになってもらいたいです。
この本の良いところは他のヴェスペリア本の作家さんには悪いけど話の作りがノベライズなのにしっかりと出来ている事に感謝。
Posted by ブクログ
ラノベだと思ってなめてると、痛い目見るよ!引き込まれた。でも、イイエガーが全然出てこなくてビックリ。伏線とかヒントも無いし・・・寂しいわい。
個人的には、アレクセイの悪くなっちゃう前が描かれていて「一人で戦って来たんだな〜ホロリ」ってなりました。アレクセイ好きにもオススメの一品。
Posted by ブクログ
箱(XBOX360)基準で描かれるレイヴンのお話です。シナリオを手かげているのは実際に作品に関わった人なので、所謂、公式の回答であると思います。
レイヴン、という、作品では謎のおっさんの正体というか半生のお話(の前半)。"三つ"の名前にそれぞれ意味があるのですが、それの一番最初の名前のお話です。
若干、読みにくさはあるかもしれませんが、それでも、この青年の最初はどういったものであるかを悟るには、大きすぎる物語だと思います。
本編ゲームの要となる戦争前の話とその直後くらいの話ですが、非常に興味深い番外編です。
Posted by ブクログ
ゲーム本編に入れてもよかったのでは?と思うほど内容が濃い(重い?)です。これを読んだ後、またゲームをやったら違った目線プレイできそう。下巻早く読みたいです。
Posted by ブクログ
まさか3つも名前を持ってるとはね…
ハードな内容だけどいたってふつう。ゲームにリンクしている部分もかなり少ない。ただレイヴンの歴史(シュヴァーンとレイヴン以外の存在)が一番の驚愕どころ。
ダミュロンはタイプじゃないので、次!大本命シュヴァーン隊長!そしてレイヴンという流れ!期待します。
Posted by ブクログ
レイヴンの過去、
実家~騎士団として立ち会う人魔戦争の件までの話。
ライトノベル系統の文体が苦手なので心配していたが、
比較的描写が丁寧で読みやすかった。
噂に名前だけを聞いていたキャナリとの関係が意外だし、
アレクセイの本来の気性にも驚いた。
ここからゲーム本編に至るまでどんな道筋を辿るのか、
下巻にも期待している。