たかぎ七彦のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ元寇は確かに目新しい題材…だけども。
話の流れは定番かなぁ。既存の概念に縛られた集団に、破天荒なアウトローが入り込んで予想できない言動で状況をひっくり返し活躍する、という見たことある話。
とはいえ、そのアウトロー・迅三郎が平安-鎌倉時代の鬼才・源 義経の流れを汲んでいるようなので、その時代にはそぐわない思考にも説得力はあるのですが。
戦闘シーンは割と臨場感あります。
血沸き肉踊る、とはまさにですが、かなりバッサバッサと首が飛び、手足が千切れます。
…ただ、なんか動きがぎこちないと言うか…。
キャラが絶命する際に動きがないんですよねぇ。全体の動きがいったん止まる。効果線がない・セリフのフォントが普通にブロック体…とか色々理由はありそうですが、ちょっと乗り切れない感じ。
とはいえ、鎌倉時代の国の様子、人々の生活をきっちり描いている点は見ごたえがあります。
食べ物とか明かりの取り方とか。
なるほどなー、と思う事しきり。
あと照日姫がいいツンデレですw -
Posted by ブクログ
3巻でやっとモンゴル来襲から1日目終了。史実では対馬にモンゴル軍が留まっていたのは、9日間。1巻で要請された7日間の足止めは達成しているわけですが、それが迅三郎たちの作戦成功なのか、モンゴルの余裕なのか。作中では占い師の託宣で決まっていました。陸続きでないので、中継地を確保しなればなりませんから、じっくり攻めたのかもしれません。9日間が長いか短いかはわかりませんが。
佐須の戦から国府へ帰る輝日姫一行を迎えたのは、モンゴルの別動隊に侵略された国府の惨状。奇策と夜襲で一矢報いてきた後での、圧倒的戦力に対峙した無力感。輝日の激情が折れかけた心を、反抗にまとめます。が、現状は相変わらずジリ貧の消耗戦。
モンゴル軍が対馬去るまであと9日。