キックが外れても、入っても、淡々とした表情でフィールドに戻っていく五郎丸選手。その裏にはものすごいプレッシャーのとの戦いや強靭な精神力があるのだろうと想像していた。そんな彼が大切にするのは今までの練習の積み重ねと、自分の「ルーティン」。ローマは1日にして成らず。観る者を興奮させるすごいプレーの裏にあるのは、基本的でシンプルな事の積み重ねだった。それはラグビー以外にも共通する要素だと思った。
そして、ラグビーってやっぱり深い。
最後の章で五郎丸選手本人が書いた文章を読んでそう感じた。他のラガーマンの本も読みたくなった。