ボブ・エリオットのレビュー一覧
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ネタバレ急に振られた一言のお願いから、留守電のメッセージ、エレベーター・ピッチ、そして様々なプレゼンまで、すべてダイヤモンド・モデルのパターンで構成するように薦めるところが何とも潔い。
まず、相手の注意を引くこと。メイントピックの紹介では、聞き手のWIIFM(What's in it for me? 私のメリットは?)を明示すること。3つのサブトピックの紹介・説明・要約、そして結論、最後にアクションプランまでのパターンは、確かに簡明で伝わりやすいと感じる。(とはいえパターンを崩す応用もありうべしだろう。)
常に意見・コメントを述べる状況を想定し、少しの準備をしておく心構えを学んだ。
15-1 -
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ビジネスだけでも、
プレゼンテーションだけでもなく、
普段のあらゆる会話、周りの人との関係構築にも役立つだろう。
話があまりうまくないと思う人も、
自分は出来ていると思う人にもオススメ。
タイトルは30秒で話せとなっているが、
英語の元のタイトルの通り、
make your point、ということを色々な角度から書いた良著。
まとめるとただ短く話すというのではなく、
本当に言いたいことをまとめて、
伝わりやすい順序で話すというところか。
上のようにまとめてしまうと、
そりゃそうだと必ずしも真新しいことはなさそうと思われてしまうかもしれないが、
網羅感があるので、
振り返りをしたり、普段で -
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ネタバレ
この場ではどういったメッセージを用意ずべきかと考える癖をつける。
自分が何を伝えたいかだけでなく、相手が何を知りたいかが重要
自分の話すことがいかに聞き手のメリットになるかを明確に提示して、自分の主張を相手に納得させる
話を頭の中でまとめる時→自分のゴールが単に相手に何かを知らせることなのか、相手に何かをするように説得することなのか。
1.これから自分が何を話すのかを述べて
2.それについて話し
3.話終わったら話した内容をまとめる
これから何をして欲しいかを相手に伝えないと、聞き手は何もしなくていいかも知れないと思ってしまうから、全く違うことをしてしまう可能性がある
データも聞き手にとっ -
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そうとは気づかず買ったけど、洋書の翻訳本だった。「翻訳してまで出版するくらいだから、洋書はそれなりにいい内容の本が多い」という話を聞いたことがある。確かになかなかいい内容だと思った。「考え方」と、簡単なコツ、あとはアメリカンジョーク的な内容が目立つが、不思議に説得力がある。
内容は、主にプレゼンする状況を想定した、分かりやすく伝わるコミュニケーションについての本。ちなみにタイトルに「30秒で話せ」とあるが、その「30秒」に拘ってノウハウを披露する本という訳ではない。
提唱するメソッドの中心は「ダイヤモンド・モデル」というもの。
注意を引く、というところから入って、メイントピック、3つのサブト -
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ビジネスは30秒で話せ
エレベーターの中で偶然出くわした会社の役員と会話する話、留守番電話のエピソードから始まり興味を持たせます。
この本は、簡潔で実効力のあるプレゼンテーション技法と心構えについて書かれています。
主な構成は「準備」、「内容」、「話し方」、「質問者への対応」の4つ。
「準備」でのポイントは、常に準備しておく、聞き手のメリットを意識すること。
「内容」では、筆者が考案したダイヤモンドモデルが活用できそう。
「話し方」では、“できるヤツ“で“フレンドリー“にみせる、そして、意識して自信をつくる。
作者不明の格言
「自分がなりたいように演じていれば、そのうちそれが本当の自分になる。 -
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ビジネスは30秒で話せ!2015/1/16
Kevin Carroll
著者は広告業界で17年間キャリアを積んだ後、1996年にスピーチコンサルティング及びトレーニング会社を設立。IBM、メリルリンチ、ユニリーバ、シスコシステムズ等を顧客に持つ。
コミュニケーションの場はどこにでもある。ハッキリと簡潔に話して、聞き手にきちんと理解させ、納得してもらう必要がある。
本書は、仕事ができて誠実、努力家なのに、話を論理的に組み立てるのが苦手だったり、自信を追って話せないがために「自分自身、自分の考えを思い通りに表現できない」と感じているビジネスマンに対してその打開策について以下の5章により説明し -
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ネタバレ"30秒で話をまとめる商談テクニック的な内容かと思って買ったら、
プレゼンの起承転結に関しての本だった。内容は基本的かつ非常に重要な事が多い。
改めて本書を読むことで、簡潔に話そうという意識が強くなったので、読んでよかった。
自分自身もまだ出来ない事が多いが、世の中には何故かダラダラと遠回りをして話す人が居る。
ダイヤモンド・モデルを始めとしたテクニック・考え方を実行して周囲との差別化を計りたい。
特に急な質問に対する答えだ。予想と準備をしておく事から始めて、無意識まで落とし込みたい。
ところどころでアメリカン・ジョークが挟まるので、楽しんで読めた。
記載内容ではないのにユーモア -
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著者は一流企業を顧客としたコミュニケーション・コンサルト。そう言われるととっつきにくかもしれないが、ここに書かれてあることはシンプルでわかりやすい。むしろ皆が当たり前と日ごろから思っていることかもしれない。
プレゼンの極意は1.冒頭で注意を引く 2.メイントピックの紹介 3.それを裏付けるサブトピックの紹介(3つくらいまで) 4.サブトピックの内容を証拠を挙げて論理的に証明 5.サブトピックの要約 6.結論。自分の話したことがなぜ聞き手のメリットになるか強調 7.アクションプランの提示
これができるように準備を怠らないこと。急なエレベータースピーチでも対応できるように常日頃から頭の中を整理して