安堂維子里のレビュー一覧

  • 世界の合言葉は水 安堂維子里作品集

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    ネタバレ

    世界の合言葉は水
    ―安堂維子里作品集

    女性版五十嵐大介。とてもユニークな発想のSF・ファンタジーの短編集。
    お盆の時期に、電話で今年は帰れないと連絡して来るご先祖様のお話、「おぼん」。
    事故で宇宙を”水の種”としてさまよう宇宙飛行士のお話、「私たちはまだ途中」。
    夫婦二人が一人の子供に。究極の少子化のお話、「FUSION」。
    星も僕も走り続ける。重力圏にとらえられて消えないために、「なんて哀しい星」。
    進化した鯨が台風の目となってやってくる!、「塩害」。
    海の中に住むお友達のお話、「うみのお天気」。
    目に見えない細胞のようなものでこの地球は覆われている、「ぎゅう」。
    ”人の体の70%は水で

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    2025年07月03日
  • Silent Blue

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    この本棚には漫画は絶対入れないって思ってたんですけど、
    あまりにも作品として好きなので例外として登録することにしました。
    この方の漫画を他に読んだことないのですが、
    とにかく水の描写、そして潜水表現が素敵すぎる。
    私が海が好きなのは水の中で何も考えず揺蕩うのが好きだからなのですが(あと生き物が好きだからなのですが)、その恍惚とするような感覚を見事に表現していてすごいと思いました。
    口でも説明するのが難しいあの感覚を見事に絵で再現してる。

    私事ですがスキューバで1人海の中を何も考えずに浮かんでいたら、そんな私を水面でシュノーケルしてた母が見てたらしくて、後で「あなたも私のお腹の中であんな感じだ

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    2013年03月27日
  • 世界の合言葉は水 安堂維子里作品集

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    世界は水で出来ているし私たちは水とは切って切り離せないー
    このマンガをよんでそんな事を思いました
    絵がキレイで内容が面白いのですいすい読めます
    ちょっと勉強になるような内容もあります

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    2012年08月28日
  • 世界の合言葉は水 安堂維子里作品集

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    ネタバレ

     う~ん、センスオブワンダー!

     いやぁ、これだけ思い切りセンスオブワンダー的な、独創性の魅力を前面に出した作品は久々だったこともあってか、心から堪能できて満足感強かったのですよね。こういった作品大好きです。

     あ、センスオブワンダーと言っても、帯にコメントを寄せている鶴田譲二的なSF的不思議感覚というよりは、五十嵐大介的な自然からくる不思議感覚によるセンスオブワンダーな印象ですね。……まぁ、絵柄的にも近いものを感じるので、五十嵐大介からは直接的に影響を受けてる可能性も感じるかな?(あ、ほんとにそうだったとしても、それが悪いというつもりはまったくないのであしからず)

     特徴としまし

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    2011年05月05日
  • 世界の合言葉は水 安堂維子里作品集

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    この作品の好きな点は、一言でいうとSF的イマジネーションに溢れているところです。SFというのは、理論的裏づけが自分にないという以上に、SF的イマジネーションの裏づけが無いですから、その絵を見せられると感動します。他にもSF漫画は好きですが、その中でも鶴田謙二の『スピリットオブワンダー』が大好きです。『世界の合言葉は水』とは、理論的裏づけはともかくとして、SF的イマジネーションを絵にした面白み、という部分で共通していると思います。

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    2010年09月15日
  • GOAT HEAD(1)

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    面白いです

    画面構成がポップでおしゃれです。主人公の片割れのゴミさんが嘘をつくときの
    眼が怖くていいです。先が気になります。

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    2021年10月16日
  • バタフライ・ストレージ(4)【電子限定特典ペーパー付き】

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    え?これで終わり…?!

    1~4巻まで読んでの感想と言うか、読み終わった気持ちと言うか…。
    え?!ここで終わりなの!!?
    と言う気持ちで一杯です。4巻ラストにTo be continuedと書かれていたので何時か続き出るのでしょうか?
    話の世界観も面白いし絵も見やすい。何よりキャラが皆個性的で愛着が湧きます!そして基本的に良い子なんですよね…皆。
    田中さんの事や小野くんの事とか色々ありますが、4巻がラストでなければ多分色々人間の運命も変わってきたのだろうな…と思うと、個人的にとても残念で仕方がないです。田中さんとか…とても。
    ネタバレにならないようにしようとすると書ける事が無いのが辛いですが、続きが有ったら是

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    2020年06月24日
  • 水の箱庭 1巻

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    自宅の不審な火事とともに消えた兄。
    果たして、どこで何をしているのか?
    そもそも、生きているのか?

    兄を慕う朝霞水紀は、やがてアクアリストとして、熱帯魚店で働き始める。そこで出会う様々な人々。

    懐かしい昔の田舎の情景に癒しを求める老婦人、
    クリオネに自身を重ねる寂しい青年、
    ケンカが絶えないカップルと空に浮かぶ浮島、
    毎週、大量に魚を購入する不審な老人、
    などなど。

    やがて、兄を探すヒントとなる水槽が見つかる。
    果たして、水紀は、兄を探し出すことができるのか?

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    2020年05月19日
  • 水の箱庭 1巻

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    確か1話だけをネットの試し読みで読んでずっと気になってた作品。恥ずかしながらアクアリストという職業の方がいるのを初めて知りました。(でもよくよく考えてみれば確かに展示用の水槽とかあるし!と思いつつ)ずっと熱帯魚を飼いたいなぁ、と思っていたのですが、拍車がかかりましたよ。

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    2015年05月10日
  • 水の箱庭 1巻

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    ネタバレ

    ー2巻完結。2巻まで読み終えて。ー

    兄妹の再会、家族の再生…というよりも、主人公の話も、たくさんある水槽と人の話の中のひとつという感覚で、重苦しい題材と思いきやライトに読めてスッキリとしている。
    主人公のようなアーティスティックな発想と実現力があったら素敵だし、こんな風に仕事ができたら楽しいと思う。

    ひとつひとつのお話を深掘りしないので少ない時間でさっと読むのにオススメ。

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    2015年03月04日
  • 世界の合言葉は水 安堂維子里作品集

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    これはすごい!
    「水」をテーマにした短編集。なんかすごく神秘的なものを感じる。宇宙的で科学的で、どんっと自分の中に落ちてくる感覚。すごく不思議!

    これは多分何回も読み返した方が良い作品。

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    2013年10月03日
  • 世界の合言葉は水 安堂維子里作品集

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    『水』を中心とした短編集。
    物語の発想や展開が独特の世界観を創り出している。
    この短編を読んで何を感じるかは人それぞれだと思う。
    あなたは何を感じ、何を思うか。

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    2010年06月07日
  • 世界の合言葉は水 安堂維子里作品集

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    宇宙ヤバイ。生命ヤバイ。
    そんな壮大な感傷にひたれる漫画。
    「塩害の季節」「海のお天気」「ぎゅう」の表現がたまらない。
    着眼点というか、感性が独特で実に面白い。

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    2010年04月30日
  • 世界の合言葉は水 安堂維子里作品集

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    「水」と人と海と地球と宇宙と世界のおはなしタイトル通り、「水」をテーマにした連作短編集(「おぼん」を除く)。「70%は水」というテーゼが繰り返され、不思議な世界に誘われる。絵も流石リュウコミックスだけあって、水準以上。五十嵐大介と、90年代アニメを混ぜたようなタッチで、まだ未完成ではあるものの、味がある。純分にファンを作れる絵。その絵によるものか、マンガ全体は、母の胎内のような優しいムードに満ちている。「独特の世界観」という紋切り型の煽り文をつけてしまいそうなものではあるが、空気としては独特というより、これまでのオリジナルの組み合わせ、あるいは亜流というような印象。人名をあげると、鶴田謙二、五

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    2012年01月09日
  • 特蝶 死局特殊蝶犯罪対策室(2)

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    ネタバレ

    一応完結してた。
    バタフライ・ストレージで明かされなかった事がそれなりに紐解かれてた。
    ってか、主人公の上司が結構いろいろひどい。

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    2025年11月28日
  • バタフライ・ストレージ(4)【電子限定特典ペーパー付き】

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    ネタバレ

    スピード感がたまらない。
    みんないろんな事情を抱えてるんだけど、良い感じに過去と未来が繋がっていろいろ伏線回収してきたけど、まだ残ってるのよね。
    一応続編の特蝶も読むとよい。

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    2025年11月10日
  • 妖精消失

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    ネタバレ

    人界と、妖精の世界が交わりいろいろ起こるお話。
    どっかのオーラバトラーみたいなお話かと思ったら全然違ってたわ。

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    2025年11月10日
  • 妖精消失

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    ネタバレ

    妖精消失

    前作の「世界の合い言葉は水」がめっぽう好みだったので、続けて読んでみました。
    妖精の世界と今の世界の窓となる脳腫瘍持ちの男が妖精をこちらの世界に実体化させることに成功しますが・・・(お決まりの?)悲劇の後、二つの世界をつなごうと妖精を作るフェアリウムというキットを完成させます。
    妖精の種と溶液そしてプログラムを使って作るホログラムですが、再び二つの世界が近づいて・・・
    妖精を主題にしたちょっぴりSFチックな物語です。ただ、展開が月並みなのがとても物足りなく感じてしまったのは一作目からの期待によるものです。
    おまけに「はやぶさ帰還編」というのがついていますが、これもインプレッションの

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    2025年07月03日
  • 妖精消失

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    妖精と人間

    主人公が遺伝子操作で作り出した妖精との交流が描かれており、探査機はやぶさの短編もある。SFや妖精が好きな人にはお勧め。

    #深い

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    2021年08月06日
  • 世界の合言葉は水 安堂維子里作品集

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    安堂維子里さんの作品『世界の合言葉は水―安堂維子里作品集(2010)』を読んでみた。 テーマは・・「水」なのが良い!! そして、女性キャラが可愛い!! 好きな物語は・・・”おぼん”と”私たちはまだ途中”と”ぎゅう”がGood!!

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    2019年08月17日