メアリーローチのレビュー一覧

  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

    Posted by ブクログ

    宇宙旅行において、一番厄介なのは人間である。
    うーん、ちょっと下品なところはあるが、そもそも、現実に起きていることなんだよな。
    むっちゃ面白かった。

    0
    2012年01月19日
  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

    Posted by ブクログ

    一見華やかな宇宙旅行に隠された、凄まじいまでの労力の記録。死体や霊魂、セックスなど、ちょっと変わったテーマでの突撃取材を得意とするメアリー・ローチの新作は意外なことに宇宙開発だった。

    宇宙開発関連というと、どうしても技術開発などのテクノロジー関連の話が中心になりがち。でも、ローチの関心はロケットや人工衛星にはなかったみたいで、宇宙に飛び出す人間に向けられてる。宇宙飛行士に向いている特性とは?宇宙空間での入浴って?トイレはどうなってるの?宇宙空間で船酔いしたらどうなる?無重力に長時間晒されると人の体はどうなるんだろう?そんな疑問をNASAやJAXA(!)にぶつけて、お得意の突撃取材を敢行。

    0
    2011年12月22日
  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

    Posted by ブクログ

    アメリカで最も愉快なサイエンスライターと評されるメアリー・ローチが連れて行ってくれる宇宙は予想のやや斜め上を行く。メアリーのこれまでの著作のテーマは死体、霊魂、セックスで、下世話な話題を扱いながら本書でもみられるように独特のユーモアを交えながら下品にならない軽いタッチが特徴だ。原題は「Packing for Mars」火星探検に行くためにこれまでの宇宙開発を下敷きにどう準備するかを広範に取り上げている。

    「宇宙開発のエキスパートにとって、あなたは巨大な頭痛の種だ。」無重力も狭い閉鎖空間も当然ながら人間が長期に暮らすには向いていない。食事、お風呂、トイレ、洗濯と日常生活の全てが頭の痛い問題にな

    0
    2014年04月07日
  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

    Posted by ブクログ

    よくここまで調査したなあと思います。この本読んだ後にまだ宇宙飛行士目指そうとする人は偉いなあ。もっとも重要なことなんだけどね。

    0
    2012年05月12日
  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

    Posted by ブクログ

    グロテスクな記載があったり、下世話な話があったりするけど、でも人間を人間たらしめているのも、人間を宇宙に向かわせているのも、好奇心以外の何物でもないから、好奇心に満ちた作者の追求は面白い。

    0
    2012年04月10日
  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

    Posted by ブクログ

    お風呂に入りながら、あるいはベッドに潜りながら寝る前に、1章好きなところを読むのがいい感じの本。ついニヤッとしてしまう本当の宇宙ルポ。

    0
    2012年01月09日
  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

    Posted by ブクログ

    女性ジャーナリストによる無重力体験エッセイ。
    宇宙開発については、技術的科学的な観点で様々な本が出ていますが、この本は宇宙船での生活に焦点を当てたものです。著者は無重力の生活がどのようなものであるかを自ら取材、体験しながらレポートしています。
    宇宙での無重力の環境が人間にどのような影響を与えるか、、例えば衣食住、睡眠、感情、性の問題、排泄物など将来の長期間の宇宙旅行(火星を想定している)で想定される問題を考察しています。とにかくユーモア溢れる文章で読んでいてなかなか楽しい。もし宇宙旅行の時に一番気になるのは、排泄物の処理かもしれない。これは昔から宇宙飛行士が苦労している問題で、うまく行かなかっ

    0
    2011年12月26日
  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

    Posted by ブクログ

    日本人の宇宙飛行士が誕生以来、宇宙飛行については随分と身近な話題になりその船内生活風景などもかなり知られるようになってきた。とは言えそれらは一種の「公式広報」であり「表の顔」であることは言うまでも無い。宇宙開発初期の数々の試行錯誤の逸話や宇宙飛行船内生活には人に言えない側面や噂の域を出ない都市伝説も沢山ある。そのような逸話・都市伝説を解き明かそうと果敢にNASAの挑んだのが本書だ。

    有人飛行に先だって打ち上げられた猿のエノスは異常にマスターベーション好きだったことから、ニックネームは「Enos the Penis」だった。それで宇宙飛行中にあそこをいじりだしたしないようにカテーテルを挿入され

    0
    2011年12月08日
  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

    Posted by ブクログ

    相変わらずNHK出版の翻訳ものは読みづらい…
    後半の方が興味深い。

    重力がない
    ということが当たり前の地上では考えられない、
    本当に「想定外」の出来事が起こるのだなぁ。

    常識って常識ではないのだ。

    0
    2012年02月16日
  • わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

    Posted by ブクログ

     宇宙には、人間がいきていくために必要なものが何一つとしてない。空気、重力、あったかいシャワー、生鮮食料品、プライバシー、ビール・・・
     人間はそれらなしでどこまで耐えられるのだろうか?一年間歩かず、セックスもせず、花の香りもしない空間にいたら、体にはどんな変化が起こるのだろう?宇宙遊泳中にヘルメットの中で吐いてしまったらどうなる?宇宙開発研究たちは、さまざまな難問解決のために、日夜シミュレーション実験を繰り返している。
    そこで、メアリーローチはひらめいた。
    「ひょっとして、地球にいながらにして宇宙を体験できちゃうんじゃない?」
    筑波宇宙センターの宇宙飛行士採用試験から、スペースシャトルの訓練

    0
    2011年11月30日