一青妙のレビュー一覧

  • わたしの台南―「ほんとうの台湾」に出会う旅―

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    ほっこり。

    最初の4分の1くらいはしつこいくらいに食べ物の話がこれでもかと続きます。しかし、その後はあたたかい魅力的な台南の人たちとの交流が描かれており、ほっこりとした仕合わせな気持ちになれます。お勧めです!(食べることが好きな人へは超超超お勧めです!)

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    2015年04月17日
  • わたしの台南―「ほんとうの台湾」に出会う旅―

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    前半は著者オススメの食や観光の情報、後半は著者と台南の関わり、人との出会いなど。台南旅行を計画しているのでガイド本のつもりで読んだのだけど、思いがけずそれ以上に楽しめる本だった。
    著者はてっきり一青窈だと思って読んでいたら、途中で一青窈のお姉さんであることが判明。改めて著者名を見たら「一青妙」だった。血を見るのが好きで医学部を受験したが落ちたので歯科医になったとか、神様への捧げ物である牛の生首の頭の毛をむしる行事に嬉々として参加する様子など、妙さんも妹さんに負けず劣らずエキセントリックな一面をお持ちのようで、読んでいて楽しかった。
    都会になってしまった台北と違って、古き良き土臭さが残る台南を知

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    2014年10月31日
  • ママ、ごはんまだ?

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    父は台湾人で母は日本人、舞台女優・歯科医師・ナレーターという様々な顔を持ち、歌手一青窈の姉でもある一青 妙さんの書かれたお母様が作られる料理にまつわるエッセイ。本筋に絡めて語られる、ご両親の馴れ初めから始まる一家のなかなかドラマティックな人生模様も興味深かった。

    日本人のお母様が結婚後台湾に渡り、習う様々な台湾料理の魅力的なこと!日本に帰国後、現地スタイルのお弁当を持って行き、級友達に驚かれるお弁当がやたらと美味しそうでそそられた。

    私も去年母を亡くしたのだが、普段ふと母のことを思い出すのは母の作る料理、お菓子、味などなど食にまつわる事ばかり。自分自身も母として出来るだけ美味しい料理を娘た

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    2013年10月21日
  • わたしの台南―「ほんとうの台湾」に出会う旅―

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    台南のカフェとかレストランの紹介ばかりかと思っていたら、
    後半は台湾に住む人たちの人生とかそういった切り口もあって、
    思っていたよりも深い内容だった。
    普通のガイドブックでは見ることのできない台南の一面を
    垣間見ることができて、非常に勉強になった。

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    2019年04月22日
  • わたしの台南―「ほんとうの台湾」に出会う旅―

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    台北のガイドブックはあるけど、台南なんてなかなか探してもない。そうなの。台湾は、街ごとにまだまだ知られてないことが多くて、沢山見るところがある国。
    こうやって紹介をしてもらいたい。

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    2018年03月24日
  • 「環島」 ぐるっと台湾一周の旅

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    環島(台湾を1周すること)について、日本語では初めて書かれた本らしいです。
    著者の方の環島経験、環島の文化的側面、環島にあたっての準備事項(特に自転車)がまとまっている良い本かと思います。
    自転車でのロングライドをしてみたい人にもオススメです。
    私は元々環島したいと思っていたのですが、こちらの本を読み、ますます思いが強くなりました。

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    2018年02月12日
  • ママ、ごはんまだ?

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    お母様が何気なくだされていた 料理に愛情がこもってるんですね 母と娘の葛藤は よくある親子物語ですが 旦那様や 娘さんたちと 越えられない壁を感じつつ なんとか 料理でつながろうとしていた お母様の献身に 思わずほろりとしてしまいます

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    2017年02月16日
  • わたしの台南―「ほんとうの台湾」に出会う旅―

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    少なくとも30回以上台南に訪れている旅人だからこそ書ける台南紹介本です。でも、旅人としての視点はぶれていないから、これから旅するわたしのような者にとってはたいへん参考になる。前作「私の箱子」でも思ったが、文章が詩的だ。妹の一青窈に続く詩人の家系の才能かもしれない。

    年末年始の旅では、台南に二泊することに決めた。とは言っても予定はガチガチに決めかけてはいるのだが、その間隙を縫って、ここで紹介された「牛肉湯」「虱目魚(サバヒー)粥」、アン・リー監督の愛した「小巻米粉」、「阿松割包」、国華街の「俗俗買木瓜牛乳」の木瓜牛乳(パパイヤミルク)、「無名豆花」、孔子廟の向かいにある会員制の古本屋「草祭ニ手

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    2016年12月21日
  • わたしの台南―「ほんとうの台湾」に出会う旅―

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    ただのエッセイではなく、台南ガイドブックではなく。
    良い意味でどっちつかずのふわふわした感じが、揺れるアイデンティティーを表しているようでした。
    パラパラと流し読みすれば美味しい料理のガイドブックとして、丁寧に読めば日本と台湾に自身のルーツを持つ筆者の言葉を通して懐かしくて新しい台湾の姿を見ることができます。

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    2015年03月15日
  • 「環島」 ぐるっと台湾一周の旅

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     自転車での台湾環島に挑戦する際に、体力的ハードル、治安等社会的ハードル、言語や各種予約等の手続的ハードルを感じるが、本書は、自転車での走行や体力的な克服方法に焦点が絞られており、自分が欲しい情報はあまり手に入れられなかった。
     各地の風景描写から、台湾という国の雰囲気を感じられたが、歴史や史跡の由来などが浅く触れられる程度で、それ以上の興味が深まるものではなかった。
     しかし台湾環島の実際が書かれた本として、台湾環島に挑戦するなら読んでおきたい本である。

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    2024年12月03日
  • わたしの台湾・東海岸―「もう一つの台湾」をめぐる旅―

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    一青妙さんの台湾・東海岸の旅。
    台湾をよく知る一青妙さんの視点は、歴史、食、出会う人々、映画、産業、文化など旅行者目線とはまたひと味違って興味深いです。

    花蓮の太魯閣峽谷、
    台東の池上、
    基隆、宜蘭、
    九份、十份、
    平渓線
    あ〜、台湾に行きたい

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    2024年03月10日
  • 「環島」 ぐるっと台湾一周の旅

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    一青妙さんの台湾環島案内。
    一青さんの自転車での環島体験だけでなく、車や鉄道での環島方法や自転車環島のための情報、環島をめぐる台湾映画のコラム、立ち寄り&グルメスポットなどお役立ち情報がたっぷりです。夢が膨らむ〜。
    日本でもできる環島ということで、環屋久島、環四国、環佐渡の体験記録もとても楽しそうで、私も挑戦したくなりました。

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    2024年03月04日
  • わたしの台南―「ほんとうの台湾」に出会う旅―

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    一青妙さんの台南の方たちとの温かい交流。
    美味しそうな食べ物いっぱい。
    台南のおもしろいお祭りや文化。

    あー、もう台南行きたすぎる!!

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    2024年03月01日
  • わたしの台湾・東海岸―「もう一つの台湾」をめぐる旅―

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    台湾東海岸および基隆・九份を訪ねるガイドブック風旅行記。台東県では海沿い山沿いの10ヵ所を紹介し、また基隆・九份の章では著者のルーツを探る。著者は台湾の名家の生まれで、基隆・九份には大きな邸宅を持っていたらしい。

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    2023年09月20日
  • ママ、ごはんまだ?

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    ネタバレ

    レシピやエピソードを読んでいると、この料理が食べたくなる。大根餅を作るのにこんなに手間暇がかかるのか知らなかった。今度からもっと注意深く感謝して美味しくいただけます。私も大根餅が作りたくなったけど、千切りとすりおろしにして、干しエビなどの乾物を戻して炒めて米粉を入れて蒸かして焼くなんてそんな面倒な事やっていたらお腹すいちゃうかも…。

    この話も私の箱子のように、一青妙さんの半生をつづったものだった。こういう時にこういうご飯を作ってくれたなど。
    日台を行ったり来たり何かと大変だったのだろうけど、楽しそうでもあるし、二つの文化を経験している妙さんを少し羨ましくもあった。

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    2019年09月04日
  • ママ、ごはんまだ?

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    台湾人の父と結婚して台湾と日本で暮らした、日本人の母のことについての思い出話と、母が作るご飯のこと。父の話とレシピは少々。
    読んでいて、この人の文章は私には合わない、途中でやめようかと思いつつ、くるねこ大和さんのイラストを楽しみに読み終えました。

    不思議なちゅるんとした愛玉についての話はそそられました(p.146-)。一度食べて美味しかったので、また食べたいと思っているからでしょうね。愛玉の種、日本でも手に入れることは出来るかしら。
    あと、ネムネム星人の話は激しく同意。私も、自分はネムネム星人だと思います。

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    2013年08月21日