穴澤賢のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
時間
悲しみに押しつぶされそう。
なんの覚悟もなく,急死だなんて。
壮絶なペットロス。
愛するひとのいない世界で,生きる意味を見失う。
朝が来るたびに絶望する。
きっとこの辛さは,犬と暮らした人にしかわからない。
それぞれの絆のぶんだけ,それぞれの悲しみがある。
唯一の薬は時間だけ。 -
Posted by ブクログ
ペットを飼っていると、必ず別れがやってきます。その悲しみのあまり「もう生き物は飼わない」と思うかたも多いですよね。そんなとき、どうやってこの悲しみを乗り越えるかが、大きな大きな課題になります。
人気ブログ『富士丸な日々』の穴澤 賢さんが、愛犬・富士丸が亡くなった日のことを克明に記した涙の記録は、その悲しみに暮れるかたの力になってくれるのではないでしょうか。その一部をご紹介します。
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深夜だというのに次から次へと人が集まってきて、狭い部屋には10人近くの人が立ちつくしていた。その場で泣き崩れている人もいた。みんな富士丸のことが大好きな人、富士丸が会う度にしっぽをぶんぶん振り回す -
Posted by ブクログ
この評価に関しては、
「富士丸の可愛さ&父ちゃん(穴澤氏)の見事なツンデレっぷり」
に対するトキメキが大きく作用してるので、あまり参考にならないことをご了承ください。
大好きなサイト「富士丸な日々」の管理人である穴澤氏による、
愛犬富士丸に宛てた手紙、という形式の本。
とにかく富士丸への深い愛情が伝わってくる。
通勤電車の中で読みながら何度泣きそうになったことか。
「お前より先に死ねたらどれだけ楽だろう」
「でもお前なんか貰ってくるんじゃなかったとは決して思わないだろう」
いずれも本著の冒頭「息子のようで」の文章からの抜粋だが、
この一章でもう富士丸への深い愛情と、富士丸がいなくなっ -
Posted by ブクログ
富士丸君が亡くなったと知った時、
とにかく悲しくて悲しくて涙が止まらなかった。
会ったことも触ったこともない、よそ様の家のワンコだというのに・・・
時々ブログをのぞいていただけの私でさえこうなのだから
飼い主の穴澤さんは一体どうなってしまうのだろうと
本気で心配したことを思い出しました。
あれから数年が過ぎて、今穴澤さんはまた犬と暮らしています。
しかも今度は二匹^^
自分が壊れてしまうほどの別れの悲しみを経験した穴澤さんが
それでもまた『犬と暮らす』という選択をしたことが
とてもうれしい。
犬との別れで傷ついた心を癒してくれるのは
やっぱり犬だと思うから。