新井千裕のレビュー一覧

  • あおむけで走る馬

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    新井千裕の長編「忘れ蝶のメモリー」は、私が選ぶ平成年代の日本長編小説のBEST5には必ず入れる一冊。ほとんど公表された情報がない著者だけあって、世に出た小説も数冊程度であり、現在は著作活動をやめているようだ。非常に惜しい。紙の本はもう既に廃刊だが電子書籍版は入手可能なので、ぜひ多くの人に著者の世界観に触れてほしい。

    さて本作、粗筋を紹介しようしたら(荒唐無稽すぎて)意味をなさない行為になってしまう。ナンセンスと評するのも違うし、詩的と評するのはかなり違和感がある。夢幻的?ファンタジー?文学?それらカテゴライズとは距離を置いたところに身を置いて、くすくす笑っている、そんなはぐらかせ感。十人読ん

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    2026年06月20日
  • プール葬

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    大好きだった作家さん。いつの間にか新刊が出てた。以前より少し生き辛い感じなんでしょうか。諦めと開き直りが垣間見える。

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    2018年03月31日
  • あおむけで走る馬

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     ひどくいびつなんだけれども、堅苦しいその中で暮らす兄弟はとてものびやかに見える。そうでもないのかもしれないけど。

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    2015年11月05日
  • プール葬

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    熱くもなく冷たくもない、ぬるいプール。毎日をただ漫然とゆらゆら漂う。時に死んだように浮かんだりもする。現実に背を向け膨らんでいくのは妄想だけ。それでも人と人との出会いの中で、微妙に心を絡み合わせながら生を目指して歩んでいく。きっとした眼差しに、どこか気持ちが明るく救われる。

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    2015年08月09日