重松延寿のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読んで参考になり自分自身にもはっとさせられたことの気づきがあったので以下感想として書かせていただきます。
まず、人の可能性を信じること。
なかでもとても印象的だったことはこの一節。
『今この瞬間のクライアントに起きてることに意識を向け続け、過去のクライアントを引きずりながら接することをしない』
コーチングしているのは本人であって、抱えている問題をコーチングしているわけではないこと。
過去のことをふまえて、「この人はこういう人だ」などといったことは考えてしまいがちですが、それは過去を引きずって接していることになり、今の刻々と進化して変化する相手のことを見ていないということだ。
という考え方に衝撃を受けました。
そしてその人が起こしたことや問題をコーチングしているわけではないから目の前の人を見ること。
そのことはシンプルですが意外と難しいことだと感じます。
今の目の前の人をどれだけ見れるか。
そのことは人とコミュニケーションをとっていく上で何より大切なことだとも思います。
そしてそれは傾聴すること、というフェーズの部分でも感じました。内的傾聴と、集中的傾聴、全方位的傾聴。その3つの傾聴を使い分けながら目の前の人と関わること。
各レベルの傾聴をしたうえで、口にすることの難しさ。
相手が伝えやすくなったり、言いやすい状態を作ることもこちら如何だと感じます。
また、自分の気持ちに焦点をあてやすくするために相手を主語にすること。これは手法にはなりますがとても参考になりました。
相手が自分で問題を解決していけると信じて関わることが何より大切だと思います。
そして、その相手のことをもっと知りたいという無邪気な心を持つこと。
人間関係の基本のコミュニケーションなのかもしれません。
そして何より自分のこと。自己管理をするということ。自己管理をすることは、相手を尊重し敬意を払い人間関係を円滑にするひとつのわかりやすい指標なのだということを本を読みそして自身が体調を崩して気付いたことでもあります。
心を整えること、その上で相手を信じ傾聴すること。
そのことを大切にしていきたいと思えた。 -
購入済み
分かりやすい
いくつかコーチング本を読んできましたが、マンガとマンガの後のまとめが分かりやすい。
コーチングとして直ぐに実践できそうな内容が多い。 -
Posted by ブクログ
コーアクティブ・コーチングの本です。コーチとクライアントが対等な関係にあること、クライアントが心から望む人生を生きられるようにクライアントの人生に着目すること、答えはクライアントの中にあるということ、に特徴があるようです。
従い、コーチは答えを提示するのではなく、「あなたが本当に大切にしたいことは何ですか?」といった形で質問をし、クライアントが自分自身で答えを見つけていくやり方です。
とても大事なことなのですが、なんとなく、日本人には苦手な感じがしました。そんな質問をされても困ってしまう…と思ってしまいそうです。
とはいえ、自分には本書に書かれていることは気づきになることが多かったので、繰り返し読んでみたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレctiのコーチングの本。漫画でわかりやすい
メモ
・多くの関係は支配依存関係にあり。
コーアクティブとは協働的という意味で対等なパートナーという関係性をさす
・クライアントの行動を促すスキル
要望 クライアント主題に沿ってクライアントの行動を促すスキル
挑戦 クライアントが自ら設定した限界を超える要望を出すことで自分自身の枠に気づき可能性を広げる為のスキル
構造化 自ら掲げたビジョンゴール目標アクションを忘れないよう常に意識できるやうにするためのもの
確認 やるといったことを自ら話してもらう
・その先を創ることがコーチングの核心
・事柄ではなく、人に焦点をあてること。好奇心をもって。
・拡大質問で特に効果的なのは、短く、単純で、無邪気な問い。
・価値観からの声か、サボタージュからの声なのか -
Posted by ブクログ
カウンセリングの技法とよく似ているなぁと思いました。カウンセリングは、メンタルの病気の治療ですけど、コーチングは、人生をより豊かにする為のサポートするといった感じでしょうか。
コーチが答えを出さずに、クライアントの可能性を信じて、クライアント自ら答えを見つけられる様に導いていくようです。
仕事の相談であってもコーチはクライアントの人生全体の充実を意識して、クライアントが本当に進みたい道は何かを共同作業で見出していくようです。
プロのコーチと言うものが、現在存在していると言うことに驚きを感じました。
部下と関わる際にコーチングの技術をうまく使えるようになったら良いなぁと思います。 -
Posted by ブクログ
【評価基準】
タイトルと内容が合っているか:5
仕事や実生活に役に立ちそうか:4
客観的な内容であるか:5
内容がまとまっており分かりやすいか:4
読み物として面白いか:4
【この本は何を目的とした本か】
コーチングとは何かとそのスキルについてマンガで分かりやすく説明することを目的としている
【この本を読んでの雑感】
マンガ3、補足説明7くらい補足説明が多い。
日本能率協会マネジメントセンターさんはマンガで~シリーズを沢山出して頂いていて、どれもある程度以上の水準ではあるのだが補足説明が多すぎる。
折角マンガで伝える努力をしてくれているのだから、もっとマンガに盛り込んでほしい。
【本を読んでのメモ】
∇コーチングとは
・もともとは「行きたい場所」に連れて行く手法
∇手順
導入セッション
∇コーアクティブ・コーチング
コーチと受ける側が対等のパートナーとして力を合わせる
∇4つの礎
・人はもともと想像力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である
・今この瞬間から創る
・その人すべてに焦点をあてる
・本質的な変化呼び起こす
∇できているところに意識を向ける
・ほめるとは違う
・その人が何をしたかではなく、その人がどんな人なのかに焦点を当て行為の奥にあるその人の想いやその人らしさを感じ取り言葉にする
∇傾聴
・深いレベルで人の話を聞く
【レベル1:内的傾聴】
自分自身に意識を向けた聴き方
むしろコーチングによってクライアントがこの状態になると良い
【レベル2:集中的傾聴】
相手に意識を集中した聴き方。
全ての神経を相手に注ぐ。
コーチはこの状態になると良い
【レベル3:全方位的傾聴】
360度全ての意識を向ける
→空気を読む。クライアントの細かな変化に意識が向くようになる
人に焦点をあて「相手の話を良く聴く」ことが必要
∇拡大質問
その質問が相手のまだ知らない、初めて考えるようなものであればあるほど気づきが多くなってくる。
「あなたはどう思っているの?」「本当はどうしたいの?」など言う方が躊躇するくらい単純な問が、クラインとの防御網をすり抜ける力を持っている。
ただし、「どうして~」「何故~」という質問は、相手を正当化しなければいけない意識にもっていきやすいので注意。
∇コーチという存在は
一方的にアドバイスしたり評価判断をしたりする代わりに、あなたの気持ちや本当の願いにひたすら耳を傾け全力でそれが現実になるように応援してくれるパートナー
∇フルフィルメント
具体的なテーマの置くに隠れている、「それを実現することで何を求めているか」という願い。
それに向って努力している状態こそ充実感を感じられる。
∇価値観を掘り下げる
・人生でもっとも充実していた時は何か
・腹が立つことは何か
・こだわりは何か
・当たり前に思うことは何か
∇サボタージュ
・いわゆる内なる声のストッパー