藤村忠寿のレビュー一覧
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朝日新聞の北海道版に連載されているエッセイを書籍化した本です。第2弾は、2017年~2019年のエッセイが綴られています。一つのコラムが1ページ半なので、気軽に読めましたし、読みやすかったです。
ディレクターとしての目線、役者としての目線、普通のおじさんの目線など様々な角度から書かれていて、時に真剣に、時にふざけたりと色んな多面性を持っているなと思いました。
帯でも書かれていますが、新作の「水曜どうでしょう」についても、ちらほら制作秘話が語られていました。個人的には、「チャンネルはそのまま」のほうが、気になりました。
作者が監督と役者として制作したテレビドラマで、その制作秘話も語られています。 -
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朝日新聞の北海道版に連載されているエッセイを書籍化した本です。内容は、2014年6月~2016年末のエッセイが綴られています。一つのコラムが1ページ半なので、気軽に読めました。
作者の藤村さんは、「水曜どうでしょう」のディレクターとして有名になりました。現在では、役者として、監督としてなど幅広い分野で活躍していて、最初役者として登場したときは驚きました。また、最初に「水曜どうでしょう」を見たときもそうでしたが、スタッフが普通に登場し、普通に喋る光景は、衝撃的でした。「水曜~」で見た雰囲気が、本でもあふれていました。良い意味で真剣に遊んでいて、「水曜~」の裏側では、こういう秘話があったんだと分か -
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水曜どうでしょうのファンブック…と言うには藤村さんも嬉野さんも2人で本を結構出していて、なかなかの市場規模になっている感があります。この本は、2人が読者?からの人生相談への回答を纏めたもの。なぜ水曜どうでしょうのディレクター陣に人生相談をするのか、相談者目線では少々謎なのですが、この回答が結構面白いのです。
あくまで主観なのですが、人生相談への回答の定番コースとして真正面から4つに組んで回答するパターンはあまり無いような気がしていて、目線を変えて相談者に考え方を変えるよう促す回答が多いように思います。(北方謙三さんの例もある意味その一つかと。。)
藤村Dも嬉野Dも、あんまり気負うことなくそれ -
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いきなり話が変わるのですが、競馬場で買う新聞。
これ!という社の新聞と決めています。
その新聞は、社員さんたちと飲んだことのある社なのです。
予想の印を打つ方もいるのですが、実際に会い、疑問点を話し、不満点を挙げ、それは…と指摘され、酒を飲み、帰りの地下鉄でも話し込んでしまう…とやっていると、この新聞は血が通っているぞ!と(勝手に)思うのです。
そうなると、これを買って応援しないと!と思うのです。
次のレース、○○さんの予想はこうか…と一人ニヤニヤするのです。
読んでそんなことを思いました。
たまたまサポーターとしては、必読の書ですぞ!