田崎史郎のレビュー一覧

  • 安倍官邸の正体

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    2014年段階の本。著者もここまでの長期政権になるとは思わなかっただろうと思う。政権の要はどんなに批判されようが、菅官房長官と今井秘書官。第一次政権を放り出して以降も安倍氏を支え、第一次政権の失敗を踏まえた政権運営が出来ている。よく取材が出来ている本で、出版された当初に読んでいれば、もう少し高い評価になったと思う。(逆にいうと、安倍政権ができる過程を振り返りたい、という目的でなければ、読む必要はない。)

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    2018年06月11日
  • 小泉進次郎と福田達夫

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    20180105 エリート政治家の宣伝本なのかもと思ったがさすがにちがった。安倍批判も無く素直に対談で二人の人格を浮き出させている。あとがきにもあるように。何十年先にはあの頃はこうだったという資料になるのだと思う。菅さんが元気なうちに展開して欲しいが二人は改憲にはどうなのだろうか?できたら触れて欲しかった。

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    2018年01月05日
  • 小泉進次郎と福田達夫

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    元総理大臣を父にもつ小泉進次郎氏と福田達夫氏の対談をまとめた本。父親が元総理大臣という究極の世襲ともいえる状況で敢えて政治家を志した二人が農業行政の改革でパートナーとなってお互いを認め合うことになります。その二人の対談をベテラン政治記者田崎史郎氏がコーディネートしています。
    読みどころは、父親が総理大臣という家庭環境や親子関係がどういうものか、子供から見た総理大臣の姿、政治家を志すことになった動機や心構えなどが記述されている前半部です。いくつか抜粋します。「世襲で政治家になる以上はゼロからやっている人より仕事ができなくては意味がない(福田)」、「マスコミに叩かれているときは評価されるスタートで

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    2017年12月22日
  • 安倍官邸の正体

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    タイトルだけ見たときは、安倍政権批判本かと思ったのだがそうではなかった。むしろその強みと不安要素を、かなり客観的に描き出している。

    なるほどなあ。
    この後どうなるのか不安は残るけど。

    こういう世界では、生きていけないなあ。

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    2017年11月09日
  • 安倍官邸の正体

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    著者は「事実をまずは知ることが大事」としているが,その「事実」の叙述自体が「官邸寄り」の感がいなめない。首相の政策,行動は多方面にわたっているが,それに対するさまざまな評価がすでにあるにもかかわらず,そうしたいろいろな評価を踏まえたうえでの叙述になっていない。ちょうちん記事とはさすがにいわないけど。

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    2015年02月12日