山本光伸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
くそどうでもいいブルシット・ジョブに悩まされてる時に元気をもらえた一冊!この本の感想を一言で言うなれば「才能の無駄遣い!」(笑)。これほどまでに才能豊かな人たちが詐欺に心血を注いでんだから、才能のない私がちょっとブルシット・ジョブやるくらい…という意味のわかんない慰めの気持ちが湧きました。意味わかんないですね。
1940年頃にアメリカで流行した詐欺の手口や業界について、犯罪者の使う言語について研究していた言語学者である著者が書き起こした研究の副産物的な一冊。当時の詐欺師界隈の専門用語をふんだんに使って書かれていて(巻末に索引もあります!)、雰囲気があって面白かったです。
とくに詐欺において -
Posted by ブクログ
人を欺いて、金銭等を自身の懐に入れる詐欺師。本書は、そんな詐欺師の特徴と手法を余すところなく解説する。著者によると、一流の詐欺師は、相手から感謝されるのが特徴だという。その為、相手から信用される人物像であることが何よりも大事である。そこで、詐欺師は、相手を惹きつけるために、自分磨きをしなければならない。具体的には、年齢にかかわらず、身なりを常に清潔に保つこと、政治、経済等の教養を身につけるなど、自分にメリットとなることは、積極的に取り組む。このように、彼らは詐欺に働く前の段階から、抜かりなく下準備をする。
では、本格的にカモを探す段階に入るが、本書によると、カモの対象となるのは、無条件で要 -
-
-
Posted by ブクログ
▼
サイト内検索
facebookログイン
ようこそ、ぽんきち さん|ログアウト
新着0 件
この機能の使い方
[書評を修正する]
11 PV
ぽんきち さん
ぽんきち
レビュアー:
エボラの正体
エボラの正体
デビッド・クアメン、西原智昭(解説)
▼
高すぎる致死率が意味するもの
2014年の春から夏に掛けて、エボラ出血熱(エボラウイルス病)が大発生(アウトブレイク)し、世界中を不安に陥れた。日本でも複数の感染疑い例があり、結果的にはいずれも陰性だったものの、世界中がネットワークでつながれている現代は、遠いアフリカで起こっている怖ろしい病気と対岸の火事的に眺めていられ -
Posted by ブクログ
.
新聞などでは毎日のように、電話やインターネットを使った詐欺の事件が、報道されています。
自分自身にも、脅しや儲け話などの迷惑メールが、頻繁に来ます。
自分なりに気をつけてはいるのですが、次々と新たなやり口が生み出されているようなので、安心できません。
詐欺師の手口の、基本パターンを学びたいと思っていたところ、この本のことを知りました。
「自分が詐欺師になりたい訳ではないんですよ」と、もごもご弁明しつつ、文庫版を読むことにしました。
著者は、アメリカの言語学の研究者。
本書が書かれたのは、1940年だそうです。
カモとなる人物を見つけ、大金を投資させて騙し取る「信用詐欺」。
どの -
-
Posted by ブクログ
読書録「エボラの正体」3
著者 デビッド・クアメン
訳 山本光伸
出版 日経BP社
p128より引用
“それらは数百年にわたって宿主とともに進
化を遂げてきた。いくつかの棲み家にたどり
着き、ゆっくりだが着実に複製し、宿主の集
団内を目立たないように移動して長期的な生
存を図った。”
目次から抜粋引用
“山積みにされた13頭のゴリラの死体
エボラはどこに隠れているのか?
手袋を突き抜けた針
すべては機会のもたらす産物
冒険旅行の犠牲者”
作家でジャーナリストである著者による、
エボラウイルスのルーツを探る一冊。
チンパンジーからの感染についてからエボ
ラウイルスの変異につい -