羽倉せいのレビュー一覧

  • 男装令嬢とふぞろいの主たち2【電子特典付き】

    購入済み

    ストーリーも良く読み応え有り

    芸術家と言えば、頑固で我儘で、とりつくしまがないというのは定番だが、この3人はさらにプライドも高くしかも美形ときて、中々に手強い。ヒロインは、この一癖も二癖もあるアーティスト集団のお世話係として乗り込むのだが、もちろん女性であるということは秘密だ。しかし、持ち前の聡明さと気配りで、この面倒くさい美形アーティスト達の信頼も得て、問題を解決していくうちに3人の距離も縮まって行く。ストーリーも面白く、読み応えがある。お勧め!

    0
    2020年10月18日
  • 男装令嬢とふぞろいの主たち2【電子特典付き】

    購入済み

    魔術師たちへの憧れ

    素敵な世界観。
    芸術家のプライドのあり方が魅力的で 覗いた事のなかった世界に憧れました。
      推理小説のような展開にちょっとだけひねくれたストーリーが面白く それでいて王道のロマンスが満載です。
    真摯に努めるヒロインを心を悟られずに見守るヒーロー… そして彼らの仲間たちが
    美しい芸術の世界で各々の個性を魅せていきます。
    一巻目から続けて一気に読み切りました。春から始まる物語り秋までで 一応のエンディングは迎へているようですが…ぜひ続きが読みたいです。
    秋と冬と そろから旅立ちの後の春を!
    何年か後の物語リでも 良いなぁ。

    0
    2020年11月02日
  • ニーナと精霊の扉 黒衣の公務員と碧の秘密

    Posted by ブクログ

    両親から受け継いだ写真館を営む写真好きのニーナ。そんな彼女が撮った写真には時折、精霊の力であるエレメントが写ることがあった。そのことを知った特殊免許申請課の公務員ジョエルからは、その写真を見せろと毎日催促される日々。ジョエルは、エレメントの力を扱う資格に関する仕事をしているからである。その上、真面目で堅物。けれど、ある日ニーナが撮った写真に、凶悪なヴェーダである幻影伯爵が写っていて、その時から彼女の生活は一変する。

    王道のストーリーで読みやすかったです。主人公ニーナは序盤これでもかという程、悲惨な目に合うし(そのせいで考え方が凝り固まってしまった可能性もあるが)、対するジョエルも堅物過ぎるし

    1
    2015年04月19日
  • 流星茶房物語 月下の龍と恋を誓う

    Posted by ブクログ

    皇帝の叔父の斐周の策略で、流星茶房の楓花は怜悧な僧の茶師と宮廷茶師の座をめぐって、お茶対決をすることになる。負ければ、龍国を去って獅国へいかなければならない。しかも「茶によって月を表す」という問題も与えられる。
    「月を表す」というのを、どう考えるというのがなかなか面白かった。なるほどねえ。それにしても、いろいろなお茶が出てきて、どれもこれもが無茶苦茶いい香りのようで、美味しそうで、お茶師の茶を、ああ飲んでみたいものだ。

    0
    2021年09月11日
  • 流星茶房物語 龍は天に恋を願う

    Posted by ブクログ

    自信が持てず、王座を狙う叔父に翻弄される若き皇帝を、お茶の力で癒し、隣国との交渉でも、茶を入れることで貢献する茶師の楓花。お決まりの恋愛要素も入って来るけど、なかなか面白い。伝説の茶師の茗聖を目指す楓花だが、入れる茶が無茶苦茶美味しそうだ。飲んでみたい。

    0
    2021年09月06日
  • 流星茶房物語 龍は天に恋を願う

    Posted by ブクログ

    天涯孤独となってしまった主人公の師匠が営む茶房。
    そこにやってきたの人物の願いで連れてこられた所は
    思いも寄らぬ場所と人!

    負けん気が強い、というのもあるでしょうが
    自分のやるべき事を成す、と芯が入った主人公。
    そしてヒーローに対して…いや、ヒーロー自体も
    なかなかに面白い状態です。
    見ていてにやにやしてきます。

    佳境はやってきた王太子、でしょうか。
    そして王太子の言う事もごもっとも。
    血がつながっているというのは、時にはものすごく
    面倒しか引き起こしません。
    頑張れ、としか言いようがないです。
    とはいえ、ヒーローは信じられる人、が増えたわけで。
    いやでも主人公の地位をどうするつもりなのか

    0
    2019年02月18日
  • ニーナと精霊の扉 白銀の悪魔と薔薇の約束

    Posted by ブクログ

    これで本当に終わり?!何にも解決してないんじゃない?という感じですが、完結です(泣)1巻が面白かったから続編の発売をすごく喜んだのに、諸事情から2巻で完結してしまうことを知り、読む手が止まってしまってた……まぁ、読んじゃったけどね。
    アダムの今後とか、ニーナの門番としての成長とか、グラフォードさんとの関係とか、気になることが満載のまま終わってしまったので脳内妄想しなさいってことなのかしら(笑)作者の方が考えられてた続きが気になりますが、大人の事情でしょうがないのでしょうね。キャラクターや物語の設定が好きだったので残念な限りです。最近、このレーベル、こういうこと多いな(泣)

    0
    2015年09月03日