立川談春のレビュー一覧

  • 赤めだか

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    立川談春(1966年~)は、高校を中退して17歳で7代目(自称5代目)立川談志に入門、1988年に二ツ目、1997年に真打に昇進した、落語立川流所属の落語家。
    本書は、文芸評論家の福田和也氏の勧めにより、季刊文芸誌「エンタクシー」に2005~07年に連載されたエッセイ「談春のセイシュン」を改題の上、2008年に出版されたもの(2015年文庫化)で、講談社エッセイ賞(2008年)を受賞した。また、2015年にはTBSテレビでドラマも放映された(談春役は二宮和也)。
    私は、ノンフィクションやエッセイを好んで読み、今般、過去に評判になった本で未読のもの(各種のノンフィクション賞やエッセイ賞の受賞作を

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    2022年12月06日
  • 赤めだか

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    落語家である立川談春のエッセイ。
    落語はほとんどわからないが、読みやすく飽きさせない文章。
    何より、師匠の立川談志とのエピソードが面白い。弟子から見た師匠の器の大きさ、優しさが所々で感じられる。師匠と弟子。落語を通し人情味に溢れてるエッセイ。

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    2021年11月26日
  • 赤めだか

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    落語と言えば、日曜日の夕方にやる「笑点」とイコールくらいの感覚でしかなかった。
    それ故に全てが新鮮で、芸の深さや厳しさを知った。と同時にユーモラスな部分もあり、とにかく今は、落語を聞いてみたい衝動にかられている。「包丁」と「除夜の雪」YouTubeで検索してみよう。

    この本の表紙の触感とデザインがスキ。

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    2021年09月26日
  • 赤めだか

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    立川談春さん

    学生時代、ぼくはずいぶん談志さんの落語やラジオを聴いていた。どんな問題があろうとも明るく前向きに語ることがとても気持ちが良かった。談志さんのラジオは、ぼくの応援歌だった。

    お前に嫉妬とは何かを教えてやる

    己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱味を口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんだ。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。芸人なんぞそういう輩の固まりみたいなもんだ。だがそんなことで状況は何も

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    2019年08月28日
  • 赤めだか

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    お前に嫉妬とは何かを教えてやる。

    己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱味を口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。

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    2019年06月23日
  • 赤めだか

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    ネタバレ

    ジーンと泣いちゃった。

    談春さんの青春物語から。
    お家元談志の生きざま…関係。
    志らくさん、との、友情で、いーかな⁉︎

    大きくならない金魚を赤めだかと、呼んで。
    談志カレーも面白かった。
    〜シチューの残りだ。これからカレーにする。〜
    ラッキョと柴漬。チーズケーキ⁉︎
    納豆のタレ、黒豆、トウバンジャンにオイスターソース…

    競艇選手を目指し競艇場に通い⁉︎
    ヒゲを描いていた少年が。
    談志の芝浜を。

    談志の言葉は沁みます。

    包丁。聴きたい‼︎
    あと、芝浜。文七元結。富久。紺屋高尾。

    そして、除夜の雪。

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    2018年07月03日
  • 赤めだか

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    立川談志とその弟子たちとの親子を超えた関係性は、現代ではなかなか経験できない尊いものがあるように思われる。だからこそ、本著を読んでいると、人生の師匠というものに自分も巡り会いたいという嫉妬の気持ちが湧いてくる。

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    2025年11月12日
  • 赤めだか

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    赤めだか 立川談春 扶桑社
    エッセイの難しさを感じました
    内容も充分にスゴイし文章も下手ではないのだけれど
    同じ内容が続くとマンネリになってしまう

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    2025年06月14日
  • 赤めだか

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    立川談志が創設した立川一門の様子を垣間見ることができた。
    立川談春も志らくもあまり好きじゃないが、読み終わっても好きになることはなかった。

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    2023年01月10日
  • 赤めだか

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    内容(「BOOK」データベースより)

    17歳で天才・立川談志に入門。「上の者が白いと云えば黒いもんでも白い」世界での前座修業が始まる。三日遅れの弟弟子は半年で廃業。なぜか築地市場で修業を命じられ、一門の新年会では兄弟子たちがトランプ博打を開帳し、談志のお供でハワイに行けばオネーサンに追いかけられる…。様々なドタバタ、試練を乗り越え、談春は仲間とともに二ツ目昇進を目指す!笑って泣いて胸に沁みる、破天荒な名エッセイ、待望の文庫化!「今、最もチケットの取れない落語家」の異名を持つ立川談春のオリジンがここに!2008年講談社エッセイ賞受賞作品。

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    2020年02月10日
  • 赤めだか

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    立川談志さんのお弟子の立川談春さんのおはなし
    談志さんとの師弟関係、
    談志さんもまたお弟子だったのだ

    世の中理不尽なことおおいけど、そんな中でも談春さんは心広くやってこられたのだというところに目がいった
    笑うところが多くて、さすが噺家さんの本
    面白い

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    2019年01月28日