饗庭淵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ高性能アンドロイドが怪異を調査するというテーマが新鮮だった。生きている人間と違い、アンドロイドだからこそできる調査方法を用いて怪異に挑むというのも面白かった。
科学技術の結晶をもってしても、怪異の観測ができるのみで根本的解決には至らなかった。ここから、怪異の異質さが科学によって強化されていた。
この物語の本質は、ただ怪異をアンドロイドが調査するではない。怪異調査が進む過程で、調査対象である怪異のつながりや怪異調査アンドロイドが作られた経緯、アンドロイドの製作者の想い等が浮かび上がってきた。それが、物語自体に深みを与えていて、読む手を進めさせた。
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Posted by ブクログ
白川研究室が開発した超高性能アンドロイド・アリサ。彼女は呪いや祟りを受け入れず、恐怖心すら持たない。
消失した廃村、異界行きの回送列車、顔を見ると死ぬ女。アリサの怪異検出AIは異常現象を次々と記録するが……。
調査の果てに彼女たちを待ち受ける厄災とは。
自律汎用AIによる異常現象調査の記録です。バケモンにはバケモンを、ならぬ、怪異にはアンドロイドをぶつけんだよ、みたいな。
なにせアンドロイドは呪いも祟りも効かないし、見たら死ぬ怪異を見ても大丈夫なので。安心安全に怪異の調査ができるという寸法。
そんなアリサの怪異調査を主軸に、アリサの開発者が彼女を作った理由を幕間に絡めて進行していく新感覚ホ -
Posted by ブクログ
ネタバレ人型自律アンドロイドが怪異を調査するという手法は面白いと思った。
一方で、怪談の場所に出向きはするものの、どれも完全解決には至らないのでフラストレーションがたまるという。
特に序盤は。
ホラーなら完全なるオチを求めてはいけないと言われてしまってはそれまでなのだが、こうずっと肩透かし感が残るというか。
怪異を収集するだけなら、あの形でもいいのか?
モヤモヤは残りながらも最終的なオチが気になって最後まで一気読み。
開発者の教授の事情が絡む終盤、彼女がこれまた難解なキャラで飲み込むのに難儀したが、最後の逆転の一手は非常に面白かった。
ただこれも完全にすっきりという形では終わらないという。
不穏さを