宮坂宏美のレビュー一覧
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オズの魔法使いシリーズ2
シリーズ1の「オズの魔法使い」出版後の膨大なファンレターから生まれた続編。
オズの国に住むチペタリアス、通称チップが自分をこき使う育ての親モンピばあさんの家から家出をする。相棒はチップ自身がつくった「ジャック・カボチャアタマ」とノコギリ馬。どちらも魔法の粉「命の粉」で生きている。モンピばあさんは正式ではない魔女でやっぱり意地悪。チップたち一向は、前作でかかしが王様になったエメラルドの都を目指す。都では運悪くジンジャー将軍の反乱に出会う。かかしはブリキのきこりといい魔女グリンダ、新しい仲間のカクダイ・クルクルムシ・ハカセとガンプと共に、エメラルドの都の正統な跡継ぎオズマ姫を探し出そうとするが。。
虫が仲間になったり、頼りないカボチャアタマの世話を焼きながら旅を続けたり、なんとも奇想天外なストーリー。なんかでもまあるく収まって、それぞれがそれぞれの運命を受け入れて幸せそう。
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Posted by ブクログ
映画『ウィキッド ふたりの魔女』を見たのでその関連で読んだ。たぶん初めて読んだ。
冒頭の「はじめに」に、『現代の教育にはすでに道徳がふくまれているため、子どもたちは物語の楽しみだけを求めている(1900年4月)』とあった。一時流行った恐ろし過ぎる教訓的な物語ではないらしいので心置きなく楽しめた。
カンザスの家に帰りたいドロシー、脳みそが欲しい(賢くなりたい)わらのかかし、心臓が欲しい(恋心を取り戻したい)ブリキの木こり、勇気が欲しいおくびょうなライオン、が大魔法使いオズにそれぞれの願いを叶えてもらう為、共にエメラルドの都に向かう。
この簡易的な仲間の結束力にたまに疑問を持ったり(意外と簡単に見捨てる時がある)、ペテン師オズのすったもんだもありながら、ラストは無事に綺麗に平和に完結。良かったー、、と思ったらなんとシリーズが15巻もあるらしい。そして別の作家によって更に続けられ計26冊の続編があるらしいー!なんとー、気になるじゃないかー! -
Posted by ブクログ
母親は亡くなり、お酒におぼれる父親の元、幼い弟妹の世話をするシェルは15歳で妊娠してしまう。シェルにとって唯一の気がまぎれる時間であったのは、友人たちとの時間だった。その遊び相手のデクランとキスをしたことから、深い仲になってしまう。シェルの妊娠を知らずに、デクランは米国へ行ってしまう。誰にも相談できず、シェルは幼い弟妹の協力を得て、子どもを産むが…。
出産までも過酷だが、その後の経過は死体遺棄事件となり、ますます過酷になっていく。大人たちの勝手な対応に読む事が止められなかった。
読み終わり☆をいくつにするか悩んだが、4つをやめて3つにした。すんなり同調できなかった。 -
Posted by ブクログ
シェルの母が亡くなり父が酒浸りになって働かず貧困、弟と妹の世話と家事をするヤングケアラー、10代での妊娠という重苦しい内容。
窮状に気付かないふりをする周りの大人たちの無関心さに憤りを感じる。ローズ神父は気付くが結局キャロル神父に諌められ何も出来ない。そして後半は思わぬ展開になりミステリーの様だった。
辛く悲しくてもシェルは前を向いて日常を送っていく。救いがあるようないような物語だが、最後の文が爽やかだ。
80年代のアイルランドの社会問題や実際に起きた事件をベースに書かれたとのことで考えさせられたが自分が当時その場に居たとしても何も出来なかったと思う…。