橋口寛のレビュー一覧
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失敗から学ぶお手本のような本です。
雪印、ソニーなど日本企業のサンプルもあるので、すんなり読み込めます。Posted by ブクログ -
姿形のデザインではなく、タイトル通り「デザインマネジメント」の内容、刺激をもらえた。
勝手要約すれば、
世の中をよくしたい・・・ といった意思・覚悟・情熱を持ち続けた中で
「既成概念に疑問を持ち、本質やなぜの追求を突き詰め、繰り返せば、輪郭はシンプルになり、判断基準や何のために生きているかがはっき...続きを読むPosted by ブクログ -
こんなおもしろいデザイン、ビジネスに関する書籍はなかった。
ロジカルシンキングだけでは光が見えなくなったビジネスの現場において、顧客の内面に光を当て、顧客とともに自らのビジネスに光を与える示唆に富んでいる。
「デザイン」をモノづくりの範疇しか理解できていない周りの人、コトづくりのデザインでしょ!...続きを読むPosted by ブクログ -
「デザインマネジメント」
1.購読動機
新しい事業を運営するにあたり、事業とは?顧客とは?提供価値とは?の定義を再度認識したうえで展開したかったためです。
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2.デザインマネジメントのデザインとは?
意匠を指すのでありません。
ひとことでいうならば、なぜ? とその実現です。...続きを読むPosted by ブクログ -
OSOROやNESTAの事例があって、デザイン思考の実際の過程が詳しく書かれていてよかった。
後半のデザインマネジメントやコラムも参考になり、為になる1冊だったPosted by ブクログ -
構成に若干わかりにくい部分もあったけど、基本がわかってよかった。
デザインマネジメントって、目的をより一歩抽象化して、事業の本質を振り返るということだと理解。
ついつい、今まで積み上げてきた手段とかこだわってしまうけれど、
例えば、鳴海食器ならば、高級ボーンチャイナで…ではなく、食器を通じて価値...続きを読むPosted by ブクログ -
デザインマネジメント
[ ]ひな形は便利だが、企画業務は全て違う内容やプロセスであるべきだ。なぜなら独自の提案に二番煎じはないからだ。
[ ]一般的データの分析からは感動を与えることができない。なぜなら同じ情報源に頼っており横並びになりがちだから。
[ ]情報分析ではなく多様化した世界を最適化する総...続きを読むPosted by ブクログ -
凄く面白かった.
デザイン思考に関する本だけど,フレームワークの解説などではない.
3~4つほどの,筆者の代表的なプロダクト事例についてのストーリーを解説付きで展開していく中で
自然とデザインマネジメント的な視点を身に付けていく感覚.
この本自体がよくデザインされた追体験による学びの場となっている...続きを読むPosted by ブクログ -
コンセプトからブランディングまで一気通貫でデザインすることが大事でAIに負けない創り手の魂のやうなものはそーゆーところから表出するのではないかなと思うのである。人のマネジメントよりもデザインプロダクトのマネジメントで結果人もマネジメントみたいなのが望ましい。Posted by ブクログ
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・デザインとは意匠だけでないより広範囲なものである。
・コンセプトや見せ方の価値は、物や情報があふれる現代でより高いものに。
これがデザインが今日求められる理由である。Posted by ブクログ -
・デザインはなぜから始まる。総合的に計画、設計すること
・プロタ゛クトがうまれ死ぬまでのスパンで考えて全体を設計する
・デザインとは創造的計画であり発明。リフレーミング(再定義)である。柔軟的思考で、既成概念にとらわれず別の角度からものごとをみる(欠点は長所にもなる)
・デッサンは足でかけ。全体最...続きを読むPosted by ブクログ -
時代が大きく変化していく中、
名経営者と「迷」経営者との差は実は紙一重なのかもしれない。
<失敗するトップの7つの習慣>
○自分と会社が市場や環境を"支配している"と思い込む
○自分と会社の境を見失い、公私混合する
○自分を全治全能だと勘違いする
○自分を100%支持する人間以外を排斥する
○会社...続きを読むPosted by ブクログ -
筆者はデザインの仕事とは、見えない誰かにラブレターを書くことと似ていると思う。いやデザインに限らず、仕事とはそういうものではないだろうか。
「どうにかして自分の想いを届けたい」
…
ここで思うのは、相手と親密なコミュニケーションを図ろうという努力や、目の前の課題に取り組む姿勢、目的を達成するため...続きを読むPosted by ブクログ -
デザインマネジメントのプロセスが具体的に書かれており、とても参考になった。また、発注者の方々も広く読まれていそうなので、教養としても読んでおいて良かった。
難をあえて言えば、具体的な話の多い終盤は大変面白いのだが、序盤と中盤は啓蒙的な感じが強く読みにくかった。特に中盤の筆者来歴の部分は、客観的な視点...続きを読むPosted by ブクログ -
外観だけでなく、心の奥底に眠る価値を形として取り出し、創造的なシナリオにまとめあげ、確実に実行するという行為がデザインである。仕事が深く、楽しく、創造的になるという効果もある。
目指すところや心意気は何となくわかりますが、広義のデザインという、日本語にはない言葉のイメージがうまく掴めなかった。紹介...続きを読むPosted by ブクログ -
様々な理由で失敗した企業(多くはまだ存続している)の失敗とその原因と背景、理由が書かれた本。
アメリカで出版された本だが、その中に雪印の「私は寝てないだ!」と言う有名なせりふが書かれていた。うーん複雑・・・。
もし第2弾が出ればきっと東電、オリンパスもケーススタディとして俎上に乗せられるんだろうなぇ...続きを読むPosted by ブクログ -
一時代を築くほど成功した経営者が失敗した理由が様々に乗せられている。分析というほど事例が多くないので、雑多な印象は受ける。成功するための製品開発力や強力なCEOの統率力など、強みが空転している事例が多い。
アナログ→デジタル、ワープロ→PCなど現場から要望が出ていても、今の事業の成功体験から離れられ...続きを読むPosted by ブクログ -
様々な一流経営者と呼ばれる人達がいかに失敗をしてしまうのか。それは普通成功することしか描かれない彼らの裏側に迫ったもの、学ぶべきは失敗からである。Posted by ブクログ