橋口寛のレビュー一覧

  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    ワイガヤの重要性。

    人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は弱い。
    悲しい程に弱い。問題を起こす。手続きや雑事を必要とする。人とは費用であり、脅威である。
    しかし人は、これらのことゆえに雇われるのではない。人が雇われるのは、強みゆえであり能力のゆえである。組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和する事にある。
    つまり、「人こそ最大の資産である」ということだ。しかし企業という組織は、人という資源を最も活用していないとすら言っているのだ。人を生かし、適材適所に人員を配置する。これによって業績は向上し、何より言頼と成果を生む。そして真のリーダーシップへと人を進ませる

    0
    2025年11月01日
  • 名経営者が、なぜ失敗するのか?

    Posted by ブクログ

    失敗から学ぶお手本のような本です。
    雪印、ソニーなど日本企業のサンプルもあるので、すんなり読み込めます。

    0
    2023年03月29日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    姿形のデザインではなく、タイトル通り「デザインマネジメント」の内容、刺激をもらえた。

    勝手要約すれば、
    世の中をよくしたい・・・ といった意思・覚悟・情熱を持ち続けた中で
    「既成概念に疑問を持ち、本質やなぜの追求を突き詰め、繰り返せば、輪郭はシンプルになり、判断基準や何のために生きているかがはっきりする」,「多角的、長期的視点が全体最適を考えることにつながり、加えて消費者の暮らしに寄り添うこと」で、「根っこにあるテーマ、共鳴する物語が見い出せる」

    概念を変えるには「常識の束縛から逃れるためのエスノグラフィの活用,忘却の大切さ,幅広い知識=教養/社会の仕組みの理解,外部協創による自らの能力の

    0
    2015年05月19日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    こんなおもしろいデザイン、ビジネスに関する書籍はなかった。

    ロジカルシンキングだけでは光が見えなくなったビジネスの現場において、顧客の内面に光を当て、顧客とともに自らのビジネスに光を与える示唆に富んでいる。

    「デザイン」をモノづくりの範疇しか理解できていない周りの人、コトづくりのデザインでしょ!って言ってる人にも薦めていただきたい。

    デザインは関わる人の本質に迫る価値を具現化し実行できる力になると。

    0
    2014年09月07日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    「デザインマネジメント」

    1.購読動機
    新しい事業を運営するにあたり、事業とは?顧客とは?提供価値とは?の定義を再度認識したうえで展開したかったためです。
    ------------
    2.デザインマネジメントのデザインとは?
    意匠を指すのでありません。
    ひとことでいうならば、なぜ? とその実現です。

    なぜ、その事業をするの?
    なぜ、その顧客ゼグメントなの?
    なぜ、提供価値がそのような様式になるの?

    この、なぜ? を明文化すること、かつ外部に正確に認知してもらうように、事業を展開することです。
    ------------
    3.デザインマネジメントの要素
    著書と多少の差異はありますが、3つです。

    0
    2021年11月08日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    OSOROやNESTAの事例があって、デザイン思考の実際の過程が詳しく書かれていてよかった。
    後半のデザインマネジメントやコラムも参考になり、為になる1冊だった

    0
    2021年07月03日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    構成に若干わかりにくい部分もあったけど、基本がわかってよかった。

    デザインマネジメントって、目的をより一歩抽象化して、事業の本質を振り返るということだと理解。

    ついつい、今まで積み上げてきた手段とかこだわってしまうけれど、
    例えば、鳴海食器ならば、高級ボーンチャイナで…ではなく、食器を通じて価値を提供、幸せを提供、もっというと、食卓に笑顔を、みたいな。

    そういう本質的な部分を確認してから、自分の会社・持てる資源を再確認して、積み上げていく…という理解。
    ちょっと違うかもしれないけど。

    議論は、今をベースにするとちょっと拡散しがちだから、こうした本質から積み上げていく習慣を大事にしたいと

    0
    2019年04月21日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    デザインマネジメント
    [ ]ひな形は便利だが、企画業務は全て違う内容やプロセスであるべきだ。なぜなら独自の提案に二番煎じはないからだ。
    [ ]一般的データの分析からは感動を与えることができない。なぜなら同じ情報源に頼っており横並びになりがちだから。
    [ ]情報分析ではなく多様化した世界を最適化する総合力
    [ ]本来新商品とは企業が持続可能な活動を行うための手段
    [ ]そのゴールがどこにあるかはスタート時点てはわからない。結果的にゴールしていたりする。革新的な発明とはそういうものだ。
    [ ]デザイナーの役割は表層的な色や形を決めるオペレーターではない。
    [ ]計画とは将来への意志であり、現在から

    0
    2018年12月09日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    凄く面白かった.

    デザイン思考に関する本だけど,フレームワークの解説などではない.
    3~4つほどの,筆者の代表的なプロダクト事例についてのストーリーを解説付きで展開していく中で
    自然とデザインマネジメント的な視点を身に付けていく感覚.
    この本自体がよくデザインされた追体験による学びの場となっている.

    事例もハラハラするようなものばかりだった.
    「物干し竿屋さんだけど,新商品をデザインして欲しい」と言われても,どうしよもないだろう..という依頼に対しても,
    生活者の深くに潜む Wants をすくい取り,
    それをプロジェクトのミッションに落とし込み,
    プロダクトデザイン群に落とし込み,
    チーム

    0
    2017年11月17日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    コンセプトからブランディングまで一気通貫でデザインすることが大事でAIに負けない創り手の魂のやうなものはそーゆーところから表出するのではないかなと思うのである。人のマネジメントよりもデザインプロダクトのマネジメントで結果人もマネジメントみたいなのが望ましい。

    0
    2017年04月17日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    ・デザインとは意匠だけでないより広範囲なものである。

    ・コンセプトや見せ方の価値は、物や情報があふれる現代でより高いものに。
     これがデザインが今日求められる理由である。

    0
    2016年08月07日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    ・デザインはなぜから始まる。総合的に計画、設計すること
    ・プロタ゛クトがうまれ死ぬまでのスパンで考えて全体を設計する
    ・デザインとは創造的計画であり発明。リフレーミング(再定義)である。柔軟的思考で、既成概念にとらわれず別の角度からものごとをみる(欠点は長所にもなる)

    ・デッサンは足でかけ。全体最適。
    ・デザイナーはアーティストではない。
    ・大事なのはウォンツをみつけること。人は新しいものが好き。また楽しくなければいけない
    ・ヒアリングは可能性を広げる。

    ・物語をつくる。コンセプトメイキング
    ・多様性は必須
    ・講義より読書。読書より体験
    ・ロジックだけではだめ。今はフレームワークに頼っては

    0
    2015年06月26日
  • 名経営者が、なぜ失敗するのか?

    Posted by ブクログ

    時代が大きく変化していく中、
    名経営者と「迷」経営者との差は実は紙一重なのかもしれない。

    <失敗するトップの7つの習慣>
    ○自分と会社が市場や環境を"支配している"と思い込む
    ○自分と会社の境を見失い、公私混合する
    ○自分を全治全能だと勘違いする
    ○自分を100%支持する人間以外を排斥する
    ○会社の理想像にとらわれ、会社の"完璧なスポークスマン"になろうとする
    ○ビジネス上の大きな"障害"を過小評価して見くびる
    ○かつての成功体験にしがみつく

    0
    2009年10月07日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

     筆者はデザインの仕事とは、見えない誰かにラブレターを書くことと似ていると思う。いやデザインに限らず、仕事とはそういうものではないだろうか。
    「どうにかして自分の想いを届けたい」

     ここで思うのは、相手と親密なコミュニケーションを図ろうという努力や、目の前の課題に取り組む姿勢、目的を達成するための取り組み、成功しなかったときのフィードバックは、本来仕事という場でも純粋な心と行動をもって実践すべきなのではないか、ということ。

    ■新しい価値の創造に必要な要素
    1.ロジック=本質を見つめ直しリフレームする
    2.センス=知覚を統合して知性をもって表現する
    3.ラブ=数値化できない人間の本質に迫る

    0
    2021年09月18日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    デザインマネジメントのプロセスが具体的に書かれており、とても参考になった。また、発注者の方々も広く読まれていそうなので、教養としても読んでおいて良かった。
    難をあえて言えば、具体的な話の多い終盤は大変面白いのだが、序盤と中盤は啓蒙的な感じが強く読みにくかった。特に中盤の筆者来歴の部分は、客観的な視点が少なく、自慢話ととられても仕方がないのではないか。現場で実績を積んだ作者の信頼感をアピールする章だと思うので、もう少し広い視野からの振り返りの方が良いように思う。

    0
    2018年10月09日
  • デザインマネジメント

    Posted by ブクログ

    外観だけでなく、心の奥底に眠る価値を形として取り出し、創造的なシナリオにまとめあげ、確実に実行するという行為がデザインである。仕事が深く、楽しく、創造的になるという効果もある。

    目指すところや心意気は何となくわかりますが、広義のデザインという、日本語にはない言葉のイメージがうまく掴めなかった。紹介されている製品はいずれも魅力的でしたが。

    0
    2015年05月23日
  • 名経営者が、なぜ失敗するのか?

    Posted by ブクログ

    様々な理由で失敗した企業(多くはまだ存続している)の失敗とその原因と背景、理由が書かれた本。
    アメリカで出版された本だが、その中に雪印の「私は寝てないだ!」と言う有名なせりふが書かれていた。うーん複雑・・・。
    もし第2弾が出ればきっと東電、オリンパスもケーススタディとして俎上に乗せられるんだろうなぇって思いながら読んでいた。

    今回出てきた企業のCEOは、実はすでに問題点や変化の兆候が分かっていたケースが多かったようだ。しかし、すぐに元通りになるだろう。とか自分の考えは間違ていないという考えや、周りにはCEOに厳しい意見を言う人がいなかった(そういう人は排除されたり、握りつぶされる)などの理由

    0
    2011年11月25日
  • 名経営者が、なぜ失敗するのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一時代を築くほど成功した経営者が失敗した理由が様々に乗せられている。分析というほど事例が多くないので、雑多な印象は受ける。成功するための製品開発力や強力なCEOの統率力など、強みが空転している事例が多い。
    アナログ→デジタル、ワープロ→PCなど現場から要望が出ていても、今の事業の成功体験から離れられずに、取り残されると致命的な波に乗れない事例や低軌道衛星電話で顧客を集められなかったモトローラ、成熟している車事業に後参入しようとして失敗したサムスンの事例など、トップが判断を誤ってしまう。
    周到な準備をして誤って見方を壊滅させた軍隊の例を挙げ、「ビジネスにおける失敗とはたいていそんなものである。本

    0
    2011年08月02日
  • 名経営者が、なぜ失敗するのか?

    Posted by ブクログ

    様々な一流経営者と呼ばれる人達がいかに失敗をしてしまうのか。それは普通成功することしか描かれない彼らの裏側に迫ったもの、学ぶべきは失敗からである。

    0
    2011年04月18日