高橋雅延のレビュー一覧

  • 記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか

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    心理学等の科学的根拠をもって、記憶の仕組みを示し、「意味のあるもの」だけが記憶できる、集中することの重要性、構造化と関連付け、アウトプットの意味を明らかとし、記憶の深層に迫る一冊。すごく参考になりました。

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    2024年12月30日
  • 記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか

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    日々の学びや人への教え方に大変参考になるないようであった。連想の力を高めるため、今後も学びを続けていきたい。

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    2024年10月28日
  • 記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか

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    記憶に関するとても面白い本。
    自分の記憶力の乏しさを悲観しながら、若い頃にこの本を読んで実践していたら、今頃は・・・と思わず考えてしまう。
    記憶、あるいは脳の機能は、人はみな同じメカニズムが働いているようで、きっと世間で記憶力がいい人と言われる人は、このメカニズムをうまく使いこなすことにより効率的に記憶している人なんだと思う。
    実際に、著者は円周率10万桁を暗唱できる人の記憶術を例に「記憶することは技術である」と断言する。
    また、本書副題に「<ひらめき>はどこから来るのか>」とあるが、この答は「第5章連想の力」にある。この章がとても腹落ちする。
    現代社会はAIの時代で、記憶はまさにAIが得意と

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    2024年08月27日
  • 記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか

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    ネタバレ

    中断もあったとのことだが8年の歳月をかけて書かれただけあって、理路整然とし読みやすかった。裏付けのある内容は納得できた。
    人間は連想してしまうのは、古代に危険な肉食動物から逃げるため。
    なんの話か先に説明しておくと理解しやすいなどを論理的に理解できた。
    勉強ができるとは、意味付けする技術が優れている。不安があると集中できない。
    記憶する方法として、イメージ、カテゴリ分け、連想、インプットよりアウトプット、楽しく読めた。

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    2024年08月16日
  • 記憶力の正体 ――人はなぜ忘れるのか?

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    新書とは思えないほどの、最新の成果の反映と網羅性。そして、新書らしい読みやすさ。記憶について興味がある人はぜひ読んでみるべき。

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    2017年01月24日
  • 記憶力の正体 ――人はなぜ忘れるのか?

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    エビデンスがしっかりしていてなおかつこの分野に親しくない人にも分かりやすく実験の内容などが書かれており良書。特に分散学習に関する記述はなるほどと唸らされた。学術的な文献だけでなく,小説などの例も引かれており,読みやすく書かれている。

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    2015年03月18日
  • 記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか

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    わざわざアタマに負荷をかけて、たくさん覚えようとするなど現代においてはナンセンスと思う若人も多かろう。でも、自分の脳の中にできるだけ多くの記憶と概念とコトバを刷り込んでおけばおくほど、世界を観る解像度が高くなる。なぜかというと、何か追加的な経験をするたびに、思念空間の中で、A地点とB地点が、こっちのサブネットとあちらのサブネットが不意に連関してスパークするようになる。それが「ひらめき」の源泉にもなるだろう。そういうふうに自分の脳細胞のネットワークに刺激を与え続ければ、おなじ80年を生きたとしてもずっと豊かな一生を送ることができるのではないだろうか。
    では、脳に残るような記銘をどうやって行うか。

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    2025年01月16日
  • 記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか

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    記憶は覚えたいものから連想出来るものを考えたり、イメージを思い浮かべる、分類すると定着しやすい。「読書とは、自分ではなく人にものを考えてもらう事だ」って言葉が心に残った。読んだ内容について考え、消化吸収しなければ意味がない。学びの際は自分事として考えなければならない。

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    2024年10月15日
  • 記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか

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    「記憶は技術である」p37

    結局、新しいことがらを記憶に定着させるには、そのことがらそのものを記憶しようとするよりも、そのことがらについて「考える」ことのほうが有効なのです。 p111

    何かのことがらをインプットして覚える際には、まとめて一度にインプットするのではなく、時間をあけて分散させるほうが記憶にとって効果的なのです。 p123

    結局のところ、受け身的に他人事として答えを繰り返すよりも自分事として自ら答えを探して構成することが記憶の定着に有効なのです。 p135

    アウトプット練習には決まり切った方法はなく、創意工夫で多様な練習を活用することこそがもっとも重要なのです。 p143

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    2024年10月06日
  • 記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか

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    話があってから8年かけて書き終えた本とのこと。
    序盤で記憶が創造性の基礎であると、そこはまさにそう思う。意味を求めてしまう脳の仕組みを使って意味づけることの効用。それからそもそも気づかないと意味づけができないこと、ワーキングメモリの限界、マルチタスクの弊害、無心になるのでなく没頭することがマインドフルネスの中核であること。
    イメージを用いた記憶術、知識の構造化、復習やアウトプットの重要性。特にスムーズさの感覚がよろしくないというのは、小堀宗慶宗匠がひとり稽古のよくない理由として挙げてたのとリンク。
    忘却曲線はゼロにならず無意識の記憶にあるので、それが連想が自動的に広がることにつながってひらめく

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    2024年08月24日
  • 記憶力の正体 ――人はなぜ忘れるのか?

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    面白い本だった。記憶の定着のためのハウツゥー本かと思ったが、心理学の本だった。記憶は不思議だ、どうやって保管されているかもわからないけど、感情を左右させる。記憶を思い出すのに、状況とか匂いと言う一説があったが、音楽もあるように経験上思った。これはあの時聞いていた曲だのように情景が思い出されることがある。

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    2024年02月11日
  • 記憶力の正体 ――人はなぜ忘れるのか?

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    ■記憶の効果的な定着には,
     「反復」と「思い出し」が重要。
    ■反復が記憶の定着に効果的であるかどうかの分かれ目は,
     それが思い出す際の練習になっているかどうかということ
     なのです。(p174)
    ■勉強法としては,テキストを何度も読み返しても,
     もちろん,それなりに効果はある。
     しかし,それよりも,「覚え」,時間を置いて
     「何度も」「思い出す」方が効果的に記憶できる。
    ■単純な反復ではなく,この「何度も」「思い出す」ことが
     重要ということが,とても参考になった。
    ■読み物としても,面白かった。

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    2014年09月22日
  • 記憶力の正体 ――人はなぜ忘れるのか?

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    <目次>
    第1章  「忘れる」とはどういうことか?
    第2章  「忘れられない」の正体
    第3章  「思い出せない」理由
    第4章  記憶は意識を超えていく
    第5章  忘れないと覚えられない
    第6章  記憶を強くするヒント
    第7章  忘却を使いこなす

    <内容>
    記憶を中心に大変丁寧にわかりやすくまとめた本。最初に興味を持っていた「暗記」部分については、今までの既書の情報を越えるものはないが、「記憶」全般についての現在の研究成果について、実例を交えながらわかりやすい記述であった。
    なので、「暗記法」の本に書いてあったことが効力のあるものであったと証明できた、と思うことがたびたびあった。たとえば、イン

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    2014年08月24日
  • 記憶力の正体 ――人はなぜ忘れるのか?

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    ネタバレ

    心理学の領域で、記憶に関して研究してきた著者が、記憶に関してまとめた1冊です。記憶の変容性と忘却がテーマとなっています。記憶は医学的な分野からと心理学的な見方で異なっている感じがしました。逆に言えば、視点が大きく異なるため、非常に参考になる部分が大きいのではないかと思います。つらい記憶を乗り越えるために、記憶を語らせ、不快な出来事を語る立ち位置を変えさせ、その記憶の意味合いや感情を書き換えるというナラティブ・セラピーなど初めて記憶内容も多かったです。記憶に関する本によくある内容ですが、記憶には詰め込むよりも想起を繰り返す方が重要であることなど、日常にも役立つ情報が多いと思います。

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    2014年07月08日
  • 記憶力の正体 ――人はなぜ忘れるのか?

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    これまで「記憶」というものを、自分で好きなように増強することも、また恣意的に消し去ることもできないものと考えていたが、そのような固定観念に緩やかな一撃を加えてくれる本。題名からは記憶術が連想され、そのような点に触れた箇所もないわけではないが、本書ではむしろ「忘却」のポジティヴな側面にスポットライトが当てられている。

    興味深かったのは終章、ネガティヴな記憶の意図的な忘却方法について。記憶とそこから形づくられる「物語」=人生を固定的なものと捉える限りでは我々にトラウマから逃れる術はないが、これらの記憶を新たな意味づけ(語り口)の元で想起することにより、「物語」をそれまでとは違った視点から書き換え

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    2014年06月27日
  • 記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか

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    オーディブルにて。
    記憶することは年をとっても衰えない、記憶には構造化が大事、などは興味深かった。
    AIなどが発展した現代に、人間が記憶しておくことの意味とは、みたいな方向の話を、もうちょっと深掘りしてくれたら良かったのになと、やや消化不良。
    テスト勉強が続く学生や資格取得を目指す人ならもう少し記憶術自体に興味を持てたかもしれない。

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    2025年11月16日
  • 記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか

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    見えないゴリラの話が興味深かった。注意している間は、無関係なものを処理しないよう追い出しがはたらき、見落としが起こる。
    デジタル環境が生み出したマルチタスクの世界は、時間が有限である我々には有害なのかもしれない。

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    2025年08月08日
  • 記憶力の正体 ――人はなぜ忘れるのか?

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    【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

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    2018年10月28日
  • 記憶力の正体 ――人はなぜ忘れるのか?

    Posted by ブクログ

    ・記憶とは覚える力と思い出す力
    ・何度も思い出すことで覚えられる
    ・記憶は頭で覚える、技能は体で覚える(無意識)
    学者の本なので、実験過程が細かい

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    2014年10月11日