東田勉のレビュー一覧

  • その認知症ケアは大まちがい!

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    医療や薬のことでは最新の情報が反映されています。認知症診断が得意じゃない医師が予想以上に多かったのに衝撃を受けました。
    「嫌がることをしない」「お母さん役を引き受ける」など三好さんがずっと仰っていることで、長年理念が変わらないのがすごい。

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    2017年08月17日
  • 在宅介護応援ブック いざという時の介護施設選びQ&A

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    介護家族向けの本ですが、介護職にとっても読み応えがあります。内容の理解を助けるためのイラストが効果的に配置されています。
    「在宅介護応援ブック」の他の本も要チェックです。

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    2015年07月17日
  • 認知症の「真実」

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    認知症にはアルツハイマー型、前頭側頭型、レビー小体型と脳血管性の4つがあるが、前の3つと最後のものは一括して総称するにはかなり無理があること、さらに最初の3つもそれぞれの対処方法は完全に異なっていることを知った.薬剤メーカと厚生省が変な所で結託していることも分かった.若年層の認知症と超高齢者のそれは全く違うものと考えるべきだとの説も納得できる.米国のマニュアル(DSM)でdementiaがNeurocognitive disorderに変更されて、日本で言う認知症は消滅している事実を日本の医者はどのように捉えるのか、見守る必要がある.

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    2015年06月24日
  • 認知症の「真実」

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    認知症に関心のある人もない人も
    とにかく一読してみてほしい良書。

    いまこの国で厚労省のお墨付きで行われている
    認知症の「標準治療」は
    認知症の本人や介護家族のほうを向いていない危ういものだ。
    (薬害、といってもいいと思う)

    わたしたちは政府や製薬会社の広報によって
    「認知症は早期発見・早期診断・早期治療が大切」
    とすりこまれているけれど
    実際に大切なのは「早期発見・早期情報収集」だろうと思う。
    悲しいかな「標準治療」がめちゃくちゃなのが現実だから
    介護家族は情報収集して自衛するほかない。

    認知症介護ブログで有名なスーパー介護家族さんたちや
    家族会への取材も充実していて読み応えがある。

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    2014年11月28日
  • 在宅介護応援ブック いざという時の介護施設選びQ&A

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    今まさに施設に入ろうとしている親、今は元気だが今後介護が必要になるであろう親、いずれくる自分の番、それぞれのケースを想定しながら読んだ。
    個別のケースは地域性や施設により様々であるし、制度の変更もあるのは承知の上だが、選択肢の幅を知ることができた。

    以下、覚書。

    ――――
     全般
    ――――
    ・大切なのは生活習慣を変えないこと。

    ・在宅できる→小規模多機能型居宅介護(通い、訪問、宿泊が可能)
     在宅できない→グループホーム(認知症など)


    ―――――――――――――――
    在宅向けで覚えておきたいこと
    ―――――――――――――――
    ・デイサービス…通所介護(社会福祉法人、営利法人が多い)

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    2022年11月23日
  • 在宅介護応援ブック いざという時の介護施設選びQ&A

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    在宅介護が限界になった時にどういう選択肢がありどういう施設を選べばいいのか、イラストを挟んでよくわかる作りになっている。在宅から一足飛びに施設に入所するのではなく、生活環境を大きく変えずにサービスを上手く使う方法が載っていて、万が一の場合の選択肢が広がり安心感が高まる。

    良いサービスの選び方も書かれており、受け身ではない施設選びができる。何があるかわからない世の中、先のことだと思わずにあらかじめこういう情報に接しておいた方が良い。

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    2022年01月07日
  • 親の介護をする前に読む本

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    本当に介護するときには読めないと思い、勉強したくて手に取った一冊。図解もあって非常にわかりやすい!
    本当に良い施設の選び方や、介護サービスの細かい違い、実際の費用なども書いてくれていてわかりやすく面白い。
    とにかくわからないけど介護について学びたいという方はぜひ!

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    2021年12月07日
  • 在宅介護応援ブック 介護保険活用法Q&A

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    88歳になった母の物忘れがひどくなって、要支援1に認定された。これだけ年をとった親を持ちながら、介護保険について、何も勉強してこなかったので、これから、どうすればいいのか困っていた。この本を読んで、世の中には、介護に疲れ果てている人たちが多い事と介護保険のありがたさを知った。まずは、介護の第一歩を踏み出せそうです。

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    2020年10月29日
  • 認知症の「真実」

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    「そもそも認知症は脳の病気なのか?」という問いかけと鑑別について。

    多くの医師に認知症を見立てる能力が全く無いという状況と、間違った診断による「治療」の恐ろしさがよくわかった。

    本書で紹介されているメソッドでは、行動・心理症状はすべて生活環境の影響であり、生活を改善することで症状の軽減を目指す。その環境には薬物も含まれ、薬物に頼ってしまう現場とその「結果」についての記述は生々しくてかなり怖い。

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    2020年03月13日
  • 抗認知症薬の不都合な真実

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    《認知症薬は誰得❓》

    処方される側には気休めにしかならない。
    周りの人は怒りっぽくなった当事者に振り回される。

    誰得❓

    医療現場→製薬会社→与党の政治献金

    弱者から吸い上げたお金が
    権威欲に塗れた一部の人達に巻き上げられる構造。

    「海外が認可したから」という理由で承認したのなら
    「海外で有用性が無い」という理由で取り消せば?

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    2020年02月28日
  • 認知症をつくっているのは誰なのか 「よりあい」に学ぶ認知症を病気にしない暮らし

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    【ぼけは良きもの】

    「認知症」はそもそも病気ではなく「老化に伴う人間的変化」である。
    では認知症を「病気」にしているのは?
    診断名をつけた時に病気になるのだから「医者」が正解。
    クスリを出された時点で立派な病人扱いです。

    その人が「快」な生活を一緒考えて伴走するのが介護なんだいう想いをさらに強くした。

    病気ではなく「人」を観る。
    治すのではなく「暮らす」お手伝いをする。

    ぼけることが悪いことという「信じこみ」を捨てることで「快」に生き続けることができるんだ。

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    2019年06月09日
  • 完全図解 世界一役に立つ 介護保険の本

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    今のところ家族で介護保険対象者はいないが,知識としてこの本を読んでみた.分かりやすいが,分量が多くその点は改善してほしい.2000年4月にスタートして,何度が改定されてきた歴史が詳細に記載しており,良かった.早速「広島市高齢者施策推進プラン」をダウンロードして中身を見てみよう.

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    2018年12月15日
  • 認知症の「真実」

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    認知症について、勉強しよう。
    深く学ばねば、
    たくさん本を読まねば、
    真実を見なくては、
    と思わされる。

    2016.10

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    2016年10月24日
  • 認知症の「真実」

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    ネタバレ

    2015/10/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2015/10/22〜11/2

    認知症に関する告発本。いわゆる認知症は本当に病気なのか。病気の本質と症状の違いについて考えさせられる。確かに厚労省と製薬会社に良いようにやられているのかもしれない。うちの両親もいつ認知症の診断が、下るかもしれない。その時対応を間違えないようにしたい。

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    2015年11月02日
  • 認知症の「真実」

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    黒帯に大々的に文言が書かれているので、また極論を訴えた本かと思いつつも、批判的なことにも耳を傾けないとと思い購入。思っていたよりも内容は偏りなく書かれていた。認知症の種別についてもわかりやすく書かれていた。精神科は相変わらず悪者だがそういう事実があることは否定できない(薬の盛りすぎなど)ケア・関わりだけでなんとかなるというのは、本当かなと思うところと、そうかもしれないと思うところで、半々。最後の南魚沼市のゆきぐに大和病院の医師の言うこともわかるが、地域的な違いや入院患者数の差など考慮に入れても同じことが言えるのかなと思った。

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    2014年12月08日
  • 認知症の「真実」

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    認知症は、「病気ではない」ので治らないとの発想をもってあたるべきだとの考え。80才、90才になれば多くの人が認知症になるのは自然なこと。
    認知症になったからと精神科系の病院にかかり薬物治療を行うことで益々症状を悪化させる状況が今の日本では普通になっている。
    この事への警鐘を鳴らす書。認知症の状態を治すとか進行を食い止めるとかの意味で飲まされる薬や病院での対応などで、多くの患者が苦しみ症状を悪化させている実体が詳しく書かれている。
    認知症とは、医学的にはどういうものなのかも分からせてくれる。
    認知証治療に於ける、「正しい対応を行う病院や支援グループ」の活動なども紹介されている。

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    2014年12月07日
  • 親の介護をする前に読む本

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    介護ってみんなどうやっているのだろうと疑問に思い購入しました。
    細かい所まで丁寧に書かれているのと同時に、自分の親はどうして欲しいのだろうかと考えました。

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    2021年02月28日
  • 親の介護をする前に読む本

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    ネタバレ

     コンパクトによくまとまっている一冊だ。
     施設選びやサービスの受け方、費用などの留意すべき点がわかりやすく解説され、介護のイメージを学ぶにはちょうどよい。
     「認知症医療の「真実」」では、著者は怒りを顕にして適当な医療のあり方に対して警鐘を鳴らしている。これだけでも一読する価値は十分ある。

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    2020年08月29日
  • 認知症をつくっているのは誰なのか 「よりあい」に学ぶ認知症を病気にしない暮らし

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    介護の問題は突き詰めれば認知症の問題となり、認知症の問題は突き詰めれば薬害の問題となる。認知症は、国や製薬会社や医学会が手を組んでつくりあげた幻想の病。事態を好転させるには、認知症を正しく知ることと、薬物療法に頼らなくても済むような介護のあり方を知ること。

    この本のような、優れた介護のノウハウが広まっていけばよいのに。薬の方がラクなんだろうな。

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    2019年08月24日
  • 認知症をつくっているのは誰なのか 「よりあい」に学ぶ認知症を病気にしない暮らし

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    〜〈宅老所よりあい〉をつくるきっかけとなったノブヲさんのおっしゃった言葉が、「いらんこったい(余計なことだ)」でしたからね。

    〜介護職はときおり、一方的に混乱をなくす努力を始めることがあります。ぼくらにできるのは、混乱をなくす努力じゃなくて、混乱に付き合う努力です。本人は受け入れがたい現実と折り合おうとしているんですから。

    (本文より引用)

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    2017年10月23日