阪本節郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2015年84冊目
50歳を超えたら、人生くだり坂。だんだん穏やかの人生を。
本書ではそんな人生ではなく、新しい文化を作っていくあたらしいエルダー世代としての生き方を紹介しています。
本書を通して感じたのは、そのような生き方は男性に比べて女性の方が進んでいるということ。
男性は会社で定年を迎えはじめて多くの自分の時間を持つようになるが、女性は子供が成人し独立
した時点が母親としての定年である。つまり多くは夫より先に定年を迎え、自分の時間の使い方を考え、歩みだしているということだ。
本書では50歳以降どうイキイキと過ごすかのポイントを事例をもって紹介。
私も気に入ったのは
・ジーンズの似合う -
Posted by ブクログ
マーケティングアプローチについて書かれたものとしては、最近読んだ中では、「マーケティングの嘘」がよかったのだが、本書も、いわゆる昔ながらの高齢者像ではターゲット像を読み誤るという点では一致している。
以下、引用。
「食品に関して、この15年間『減塩』対応の新製品が各社から続々と発売されたが、思うように売れなかった。実はシニアは『減塩』は求めているのだが、その前に求めているのは『おいしさ』なのである。『おいしい』食品に魅力を感じて、その上に『減塩』になれば買おう、となる。」
「…シニアと呼ばれても、50代の9割は自分のことだと思わず、60代の9割もそう呼ばれたいとは思わない。では何と呼べばいいの -