小池良次のレビュー一覧
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クライドコンピューティングとは何か?
副題が概念を的確に表している。サービスの提供方法、構築方法の違いを説明。今後の進化の方向性を示す。ビジネスモデルとして描くビジョンでは、集中⇒気象予測や量子工学、分散⇒デバイス(ホワイトボックス)のアプリケーションを例示している。
サーバー設置を有する視点等は、日本国内では地価の問題で高額になる。政策の面からは、電波政策⇒ブロードバンドが目玉、電波ホワイトスペースをどのように使うか?オールIP化の次に何が?WiFI&ブルートゥースなど低電波の価値あり。既存のテレビ局vsインターネット放送では、クラウドの進歩が早く、制度改革が追いつかない。ただし、ネット=義 -
Posted by ブクログ
#007 クラウドの未来
良書!
クラウド、というキーワードながらその範囲は広く、光の道、ホワイトスペース、スマートテレビ、ソーシャルと最近の業界全部入り。これ一冊読めばだいぶ業界が俯瞰でき、ここに書いてあるくらいの事は知ってなきゃいけない事なので、一冊で読めちゃうのはちょうお得。
とはいえこれだけの広範囲を扱っているのでさすがに一つ一つのトピックの深度は十分とは言えない。まずは読んでみて、知らなかったところを抽出するっていう使い方がいいと思う。
個人的にはフローTVのくだりが興味深かった。申し訳程度にフォローしてるけど、mmbi始まる前からオワコンワロタ。 -
Posted by ブクログ
2018年3月刊行で、すでに情報の一部は古くなってしまったが、ドローンの基礎知識から運用例、課題まで非常のわかりやすくまとめられている。一般にはほとんど知られていないドローンビジネスの現状と展望を知るのに非常に有用だと感じた。今後、有視界外飛行が条件付きで認められるようになると、プラットフォーム開発や運用トライアルなど一気に活用が加速するのではないかと感じている。法整備などの環境的外因によって、技術力以外の部分でいつも負けてしまう日本(今はその技術力もあやしいが)。すでに中国や米国のドローンベンダーには大きく水をあけられている状態のようだが、何とか頑張ってほしい。
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Posted by ブクログ
時々、妙な克己心を起こして、まったく知らない分野の本を手にしてみる。
何とか最後まで読んだけれど、びっくりするような変化が起きているらしい。
私のような末端のユーザーからしてみれば、タブレットで映画や音楽を楽しむのは、従来型のコンテンツ供給の方式であっても、クラウド型であっても、正直に言って、どちらでもいい。
ただ、年々、通信速度が上がってきて、便利になっているなあ、と思うのみ。
ところが、背景にある技術や設備はまったく異なる考え方で出来上がっているらしい。
データセンターにデータのみならず、アプリケーションなども集約して、端末では簡単な操作だけをするようになる。
ビジネスモデルとしては、