作品一覧

  • NTTはどこへ行くのか
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    スマートフォンなどモバイルデバイスが急速に普及し、巨大化するクラウドビジネスが通信の世界を呑み込む現代。日本最大の通信事業者・NTTグループはどんな戦略を採ろうとしているのか。同グループのトップなど日米で数十人の企業幹部にインタビューを重ね、見えてきたのは、グローバル化と多角化を指向する一大コングロマリットの姿だった! クラウドコンピューティングを熟知したジャーナリストが近未来の組織と世界を描く。
  • ドローンビジネスレポート -U.S.DRONE BUSINESS REPORT
    4.0
    1巻2,622円 (税込)
    商業ドローンが拓く未来と抱える難題をコンサルタントが徹底分析! 本書は、商業ドローンを使った新サービスやコストダウンをビジネス・モデル面から分析します。先端情報をまとめるだけでなく、体系的に分析した初の書物です。 ドローン業務に携わっている方だけでなく、新事業開発や事業の多角化を検討しているマネージメントにも必携の書籍です。また、冒頭に商業ドローンの基礎知識やエコシステムを解説し、50点を超える図表を使って、ベーシックな用語や高度な概念をわかりやすく確認しながら読み進むことができます。 【こんな方は必読!】 ・ドローンを事業に組み込んで効率化したい ・ドローンで新ビジネスを狙いたい ・日米の法規制や最新ビジネスを知りたい ・海外の事業者との提携を考えている 【CONTENTS】 ■第1章 本レポートを読むための基礎知識 UAVの定義/ドローンは空飛ぶロボット/ドローンシステムの基本構成要素/地上操縦システム(GCS)商業ドローンの運行規制/ドローンインフラ/NASA-UTM ほか ■第2章 ドローン・ビジネスが抱える難題とは 可能性と現実/視野外飛行の壁を乗り越える/空港・頭上の飛行/(コラム)ドローンに関する衝突実験/ドローン・セキュリティーとリモートID ほか ■第3章 ドローン・ビジネスのエコシステム 3つの革新技術/商業ドローンの管制インフラ/商業ドローンエコシステム/エレメント分析(安全運用/ガバナンス/セキュリティー/ネットワーク/アプリケーション) ほか ■第4章 ドローン配送のビジネス・モデル 商業ドローン・ビジネス・モデル/米アマゾンの狙うドローン配送/統合運行管理システムをめぐる官民の戦い/参入相次ぐドローン配送分野/ドローン配送の真価 ほか ■第5章 ドローン・インスペクションのビジネス・モデル 商業ドローン検査のメリット/電力網点検のパイロット・プログラム/コスト優位性の検証/社内運用とアウトソース/(コラム)二極化する商業ドローン ほか ■第6章 さまざまなドローン・ビジネス・モデル ウォールマートの在庫管理システム/ヤードの在庫管理/潜在市場の大きいカウンター・ドローン/スワーム(編隊飛行)ドローンの可能性 ほか ■第7章 ドローン・ビジネスの全体像 パッセンジャー・ドローン/渋滞が嫌なら空を飛べ/NASAの次世代航空機ビジネス/ウーバー・エレベートの概要/マルチモード都市交通システム ほか 【付録】 800社以上を掲載した世界のドローン関連企業・団体一覧 <著者について> 京都外国語大学卒業後、ブラジルのサンパウロ新聞社に入社。その後、民間調査会社を経て、1993年、米国で情報通信分野を専門とするフリーランスのリサーチャー/ジャーナリストとして活動を開始。97年、情報通信分野のコンサルティング会社を設立、代表に就任。2016年、商業無人飛行システム分野を専門とするコンサルティング会社Aerial Innovation LLCを設立、CEOに就任。現在に至る。 在米約28年、サンフランシスコ郊外在住。早稲田大学非常勤講師、早大IT戦略研究所客員研究員、国際大学グローコム・シニアーフェロー、情報通信総合研究所上席リサーチャーほか。著書に『電子小売店経営戦略』『第二世代B2B』『クラウド』『ネット時代の開発マネージメント』(以上、インプレス社)、『クラウドの未来』(講談社)など。
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    4.2
    押し寄せるクラウドというイノベーションの波によっていま危機に立っているのは、日本のものづくり文化を担ってきたメーカーやメディアです。これまで得意としてきたハードとソフトの一体化戦略はクラウドによって瓦解し、商品やサービスの差別化をはかる要因が大きく変わってきています。シリコンバレー取材の第一人者である著者は、日米の身近なニュースや出来事を題材に課題を浮き彫りにしていきます。
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界

    Posted by ブクログ

    クライドコンピューティングとは何か?
    副題が概念を的確に表している。サービスの提供方法、構築方法の違いを説明。今後の進化の方向性を示す。ビジネスモデルとして描くビジョンでは、集中⇒気象予測や量子工学、分散⇒デバイス(ホワイトボックス)のアプリケーションを例示している。
    サーバー設置を有する視点等は、日本国内では地価の問題で高額になる。政策の面からは、電波政策⇒ブロードバンドが目玉、電波ホワイトスペースをどのように使うか?オールIP化の次に何が?WiFI&ブルートゥースなど低電波の価値あり。既存のテレビ局vsインターネット放送では、クラウドの進歩が早く、制度改革が追いつかない。ただし、ネット=義

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    2013年09月23日
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界

    Posted by ブクログ

    オビに書いている通り、放送機器メーカーと既存マスメディア(新聞・テレビ)にとっては厳しいお話の本です。(ブロードバンドの普及や4G通信による大容量・高速度の通信環境の整備は、通信が放送の領域を侵食→データサーバーに番組コンテンツ・画像編集の機能が集中し、大企業が高額の設備投資をする意味がなくなる→メディア企業の寡占が崩れる)。本書を読んでいる限り、既存メディア(特にテレビ)を守るのは、厳格な著作権法の運用と免許制の電波行政のみで、技術的には新興企業でも既存企業と対等に渡り合っている感じでした。

    0
    2012年09月05日
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界

    Posted by ブクログ

    クラウドコンピューティングから始まった社会のクラウド化が、クラウドコミュニケーション(ネットワーク)、クラウドデバイス、とその幅を広げ様々なツールが融合する高度なクラウドサービスへと発展する様子を、日米の放送・通信業界の技術の発達と政治的な動きを織り交ぜて語ります。

    SI業界などはクラウドコンピューティングにのみ目を奪われ、オフショア開発も相まって受注の減少に危機感を高めていますが、本書にあるように広い視野でクラウドを俯瞰すると商売のネタはまだまだありそうですね。

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    2012年02月12日
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界

    Posted by ブクログ

    通信放送に関する日米の動向が書かれている。内容はクラウドの技術的な話ではなくホワイトスペースやデバイスの未来予想、テレビのビジネスモデル、著作権など多岐にわたっており中身が濃い。

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    2012年01月29日
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界

    Posted by ブクログ

    #007 クラウドの未来
    良書!
    クラウド、というキーワードながらその範囲は広く、光の道、ホワイトスペース、スマートテレビ、ソーシャルと最近の業界全部入り。これ一冊読めばだいぶ業界が俯瞰でき、ここに書いてあるくらいの事は知ってなきゃいけない事なので、一冊で読めちゃうのはちょうお得。
    とはいえこれだけの広範囲を扱っているのでさすがに一つ一つのトピックの深度は十分とは言えない。まずは読んでみて、知らなかったところを抽出するっていう使い方がいいと思う。
    個人的にはフローTVのくだりが興味深かった。申し訳程度にフォローしてるけど、mmbi始まる前からオワコンワロタ。

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    2012年01月26日

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