泉田良輔のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
毎年ROEで10%を実現できるなら、7年で株主資本は2倍になる
毎年株主資本を積み上げているなら、減益は絶好の買い場。しかし当期純損失となると、株主資本を棄損する。
ROEが25%の企業が3年続けてその数字を達成すれば、株主資本は約2倍になる
3年後の株主資本
=100x1.25 x1.25 x1.25
=195
株主にとっての株式の本質は、
毎期の当期純利益が配当の原資になり、株主資本を積み上げていくこと
上場株式は、その株式の所有権に時価がついたものといえる
株主資本が増加し続けることで上場企業の株価の下値は切り上がるもの
スクリーニングのチェックポイント
・リーマン時に赤字でない
・過去5年間赤字がない
・ROEが過去3年で平均12%
・過去3年の株主資本比率の平均50%
・5年前より直近の決算の利益が大きいか
PBR = PER x ROE
PBR = 一株あたり純資産倍率
PER = 一株あたり純利益
ROE = 自己資本利益率
業績予想はスルー、バリュエーションは歴史を確認するだけ→未来を予測しない -
Posted by ブクログ
銀行はこれからどうなるのか 2017/3/27
著:泉田 良輔
銀行の今後の姿やFin Techを理解する上でカギとなりうるのは次の2点。ひとつは個人預金の行方。もうひとつは「デジタル・ウォレット」を誰が担うのかということである。銀行の再編やFin Tech関連のニュースも、この2つが背景を読み解いていく手がかりとなる。
日本の銀行は、バブル経済崩壊に伴う不良債権処理から脱却したものの、将来の見通しのなさでいえば、かつてないほどに追い込まれている。①貸出先や運用先がない②預金の魅力がない③異業種との競争環境激化④規制の複雑化とその管理の難しさ⑤大きすぎて変われない。上記の5つの困難の中で筆者は銀行の見洗いの姿を①モバイル型②プライベートバンク型③投資銀行型④クラウド型の4つのタイプに分類した。銀行は将来この4つの銀行のいずれかを追及もしくは、全てのタイプを追及する銀行も出てくる。
本書の構成は以下の6章から成る。
①私たち銀行の関係はどう変わるのか
②銀行のいまを知る
③銀行のこれからを考える
④世界の銀行はすでに動き始めている
⑤金融にシリコンバレーがやってくる
⑥日本の銀行が向かう先にあるもの
このような急激に変わる金融業界
私たちは常に目の前のことに真摯に向かうのみです!!
もちろん大切である。
しかし、確実に到来する事実に目を背けることは許されない。
変化を感じ変化を読みその上で目の前のことから着実にこなしていく。そのためには組織に属する一人一人が受動的ではなく、能動的に情報を取りにいき、どう動くべきかを共に考え、時には先読みしてぶれることのない程度に動き出す必要がある。
スピード感。
今までも大切であったが、これからますます大切になることは間違いない。