【感想・ネタバレ】Google vs トヨタ 「自動運転車」は始まりにすぎないのレビュー

あらすじ

自動運転車をきっかけに、Googleとトヨタが激突する衝撃の未来。電機・IT業界と自動車業界の両者を知る気鋭のアナリストが、豊富な取材とデータに基づき、2020年を挟んだ近未来の産業地図を精緻に予測!
(以下、目次より)
序章 自動運転車は、まだ「入口」でしかない
・なぜグーグルが自動運転車をつくるのか
・トヨタのものづくりに日本人が抱く「幻想」 ほか
第1章 グーグルはネット企業にあらず。その最終ゴールは?
・クリステンセンも読み違えたiPhoneの破壊力
・グーグルの憂鬱──広告事業とは別の成長事業は何か ほか
第2章 グーグルを止められる日本企業の条件
・なぜ日本の電機メーカーは敗れたのか
・トヨタにあるもの、トヨタにないもの ほか
第3章 競争領域はいつもハードからシステムへ─「都市」が戦場になる
・都市デザインビジネスが持つポテンシャル
・米国のエネルギー消費事情 ほか
第4章 本当は残酷なイノベーション
・“モノマネ”のコスト
・実は20年もかかった米国発イノベーション連鎖 ほか
終章 2020年、2つのターニングポイント
・東京オリンピックは都市デザインのショーケースになる
・日本企業が生き残る3つの道 ほか

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

次世代の自動車技術として自動運転は間違いなく上位にくる。ハードをやっているトヨタとソフトウェアをやっているGoogleとの覇権争いになる。ハードとソフトの融合をいかに上手にやるかで勝者が決まってくる。ハードウェア、ICT、エネルギー、安全性の承認、サービスプラットフォームとの掛け合わせ、ADAS、UAV(無人航空機)、都市デザイン、自動車のエネルギー源を変える、ハードウェア×ICT,インダストー4.0等将来の進むべき道が示されていた。このうねりを実感し、次の開発に結び付けていきたい。

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2016年04月10日

Posted by ブクログ

この本をよむまで老舗自動車メーカートヨタに新生Googleが自動車で喧嘩を売るという構図だと思っていたが実際のところそんなに簡単な話ではなかった。むしろ自動車も会社を(もしくは国を)発展させるためのツールの一つでしかないということがわかる。

自動運転車という分野自体が最近出てきたものなのでまだあまり本が出ていないことは残念だがこの分野に興味を持っているなら読んで損はないと思う。

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2015年11月16日

Posted by ブクログ

この分野の動向と課題を把握するのに適している。
情報量も豊富である一方で、文章が簡潔で読みやすい。
昨今乱立する「イノベーション」についても、本来の意味を正しく認識をしたうえで(日本であまり理解されていないイノベーションの意味P182)、論を展開しており、著者の仮説や主張がすんなり入ってきた。

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2015年09月23日

Posted by ブクログ

自動運転車のいま、ちょっと先、その先。企業の生き残りの道。ハード・ICT・インフラ。都市デザイン。イノベーション。

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2015年05月18日

Posted by ブクログ

現代において巨大資本を持つ企業が持つビジネス感には、なるほどと思うことも多かった。いろんな数値や情報を使って推論の精度を証明しており、真に経営に活用しようとしている上級職などには有意義な要素が多いのかもしれないが、ただの下級管理職の私には冗長に感じた部分が多い。

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2015年05月08日

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