齊藤孝浩のレビュー一覧
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何らかの形で目にすることがあると言えは、バーゲンセールだ。洋服、食料品、円図らしいところでは洋書のバーゲンセールまである。日本はバーゲン大国なのかと思ってしまう。
そんな中で、バーゲンセールをマジックのように便利なものだと頼っているようでは、甘ちゃんというのが今回の本だ。
売れているファッション業界は、バーゲンで人を引き付けなくても客はついて来ると言う。後は常識を破っている。例えば、月曜日は売れないというのが半ば常識のようになっているが、著者は売れているファッション業界は逆に月曜日に新商品を並べると述べている。その心は、週の始まりから投入すると平日の平均的な売り上げを把握できて、終 -
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衣料販売に関する専門知識もなく、
衣料販売を仕事をしているわけでもないのですが、
仕事で必要な衣料業界に関する知識、情報を得るために
ネット上で検索をかける(今でいうググる)と、
いつも著者のブログにたどり着いては、
そこでいろいろな情報、知識を得ることができました。
同様に経済新聞や業界新聞も
日頃から読むようにしていましたが、
著者が、新聞記事の内容から
上手い具合にフォローする内容を
ブログに書いていてくれて、そこでも
情報の深読みをすることができました。
本書の発売以前から、著者のブログを通し
ファッション業界の今を勉強させていただきました。
ブログのコメントでもやりとりさせてもら -
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<目次>
プロローグ パラダイムシフトでチャンスをつかめ
1ファッション流通革新は10年周期で起こる
2欧米では今、何が起っているのか?
3次の流通革新を考える
4インターネットが変えたショッピングの常識と残された課題
5テクノロジーの進化を享受するのは誰か
6サスティナブルなファッション消費とは?
エピローグ 消費者が主役となる世界
GWの課題図書。
この著者の、ユニクロVSザラ、は良かったけど、これは凡庸。
アパレル専門商社で自分が働いているため、業界のことを多少は知っているからか。またはこの本が消費者にどのように服を届けるか?が主な話で、どのように生産するかが書いてないか -
Posted by ブクログ
アパレル業界1位のインディティクス社が牽引するZARAと業界3位に登ってきたファーストリテイリング社が牽引するユニクロとを比較する書籍。ZARAは製造業、ユニクロは小売業がもとになっており、ZARAは作ることが得意、ユニクロは売ることが得意である。ZARAは流行る服を作って短期間で売ることに注力している。そのため、週2回もの店舗への商品の運搬、空輸での運搬、スタイル提案型の売り場、3週間分の在庫のみ、広告はなし、売り場からMD等へのフィードバックによるシーズン中でのデザインの改善などスピード、店舗の魅力化による販売を行っている。一方ユニクロはライフウェアとしてシンプルな服のパーツを提供している