吉田雅裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書の目的は、身近な友人との話し合いなど様々な場面で普遍的なスキルである議論力を鍛えること。私自身も日常的に議論をする力の重要性を感じていたため働く上で欲しいなと思い読み始めた。
ディスカッションにおける役割は流動的、ホワイトボードの前をとれたらファシリテーション、みたいな
ディスカッションには重要なポジショニング(役割分担)にはハードスキル、ソフトスキルの2種類×3種類ある
・ハードスキルは、内容面の価値貢献する役割、ナビゲーター、サプライヤー、オーディエンスの3役割
ナビゲーター→問いを作る人。設計図「前提確認」「論点設定」で価値提供する。前提に合った解答や問いを作りディスカッションの骨組みを構築する
例)クライアントは〇〇という認識で問題ないですか?
サプライヤー→それに回答する人。部品工場「仮説立証」「情報提供」で価値提供する。ナビゲーターの問いに正しく答えてディスカッションの内容を決める人
打ち手を決めたり、情報を渡して根拠を提示する。
例)〇〇という事実もあるので、こういう施策を打つことがいいかもしれません
オーディエンス→解答をイジる人。監督者。サプライヤーの「内容整理」「内容評価」で価値提供する。内容に味付けや盛り付けをする人
情報でまとめ方を提案したり、する
例)それいいと思います。ただ、〇〇ということもあるのでカスタマイズしてこういうのはどうですか?
ソフトスキルは調整面の価値提供する役割、いわゆる“ファイシリテーター”。コーディネーター、カウンセラー、エディターの3役割がある
コーディネーター→時間内での合意形成を導く人。分配、交換、創造の能力を用いて、最終的なアイディアをまとめるなど、一歩引いたマネージャーのような役割。(分配→お互いの意見の最大公約数をとる、Aさんが店の候補を出して、Bが決定する。みたいな 交換→今回の論点は譲ってあげるみたいな、創造→お互いの利害を一致させれる新しい意見)
例)AさんとBさんの意見がぶつかっているので、両方のいいところ採りをしてこういうのはいかがですか?
カウンセラー→周囲から解答を引き出す人。発言量の少ない人にクローズドな質問をしたり、沈黙が続いている時に馬を和ませるような発言をするなど、議論全体を活性化する役割
例)この考えについて、〇〇に見識が深い山本さんはどう考えますか?
エディター→意見を記し、最終的にまとめる人。いわゆる書記の役割。書きながら、抽象的な意見を解釈し、文章に起こしていく。
例)この話ってこういう解釈で大丈夫ですか?
コラム
話し合いにおける愛
相槌、姿勢、表情、話スピードなど、周囲から見て愛嬌があるようなキャラクターを演じる。それがすごく大事。Like 小柴 -
Posted by ブクログ
ディスカッションということを学生時代には学んでこなかった。意見を出し合ったりすることはあったが、この本とは違う価値観だった。
意見を出し合って、一つを選ぶようなことはディスカッションでは良くない結果だということが分かった。大事なことは意見を擦り合わせることだ。だから出た意見を否定するのではなく、その意見の良いところと悪いところを分析していくことが必要だ。それを繰り返して話していくことが、ディスカッションだと思う。
人の意見が自分の意見と違うからと言って否定しないことはディスカッションだけでなく、普段のコミュニケーションでも重要なことだ。我々は機械ではなく、人間なのだから結果だけを目指すのではなく、その過程でも重要な役割を果たせるようになろうと思った。 -
Posted by ブクログ
まずチャプター1でこんな引用文が出てきます。
「さんまさんから学んだことは、トークはサッカーのようなものだということだ。それぞれが自分の役割をわかって行動し、ボールを回しているうちに誰かがシュートする。できるだけいいボールをアシストしているとたまに自分にも絶好のボールが来る。そういう時はそれを思いきりシュートする」by ラサール石井
はて、ラサール石井氏がテレビトーク番組で見事なシュートを決めるのを見た記憶がないので、まるっきり説得力がない。
この出だしでは・・と期待せずに読んでみたが、かなり深い内容に逆に驚く。
グループディスカッションについて、具体的にわかりやすく解析しているので、会社や学校で、特に討論での司会を任された立場の人や、採用側の人にも役立つお得な1冊となっています。
またこれまでの討論では、どちらかと言えば目立った発言をした人とかなんだかわからないが単に声がでかい印象に残る人などが高評価を得ていたと思うが、本書では各人の発言をそれぞれの役割(コーディネーター、カウンセラー、エディター)から数値化して相互比較できる点が画期的。もちろんその前提として、点数化の基準づくりの方がより大変なんだが・・
しかし今後何らかの形で、グループディスカッションにかかわる人であれば必ず重宝するはずの良書です。
シリーズ10万部突破!
「東大生が書いたノート」シリーズ最新作!
就活、ビジネスの会議、サークルの打ち合せ、家族会議など、あらゆる話し合いで一生使える、誰も書かなかった知的生産法とは――
東大発、「グループディスカッション思考」を初公開!
「本書は就活のグループディスカッションをキッカケとして、大学のゼミや勉強会、留学先でのグループワーク、サークルの打ち合せ、さらには社会人の会議や家族会議にも応用できるような、いわば『集団的な知的生産の枠組み』を提案し、それに基づいて実践的な『ディスカッションの方法論』をできるかぎり体系的に説明しようとするものです」
――「はじめに」より