奥谷喬司のレビュー一覧
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ポピュラーサイエンスとして書かれたイカの書籍。まずその存在が貴重。
本書はイカの生態に重心が置かれていてイカの生き様が十分に学べたのだけど、その知性についてはあまり触れられていなくて少し残念だったもののイカ全般についてはとても詳しくてたのしく読めた。Posted by ブクログ -
著者の先生、ほんとにイカが好きなんだなあと思いながら読めました。内容も興味深くて面白い。先生のイラストも味わいがあって上手いので、楽しく読めます。Posted by ブクログ
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以前、書評で取り上げた「タコ学入門」の著者のイカバージョン。読んでいて「イカは実はカメレオンだった」なんて言う東スポの見出しのようなタイトルが浮かんできた。
その理由としてイカは、敵から身を守ったり雌に対する求愛活動に利用する「色素胞」という色を放つ細胞を持っている。色を使って文字通り色仕掛け...続きを読むPosted by ブクログ -
先生の口調が砕けてて面白いし読みやすいです
漁業国ニッポンとイカの関係等々経済学的側面も。
佐々木望先生のエッチングが見てみたくなります。
オスのイカが体の色を変え、精巣だけを透けさせて”見せつける”行為に先生「アメリカのイカのやりそうな」というコメントも秀逸〜Posted by ブクログ -
言われてみれば、イカが海から浮上した映像を見たことがあるような気がします。
イカが神経機能の実験に使われている研究室を訪問したこともあります。
それ以上の知識がなかったので、本書は「イカ」について再考するのに役立ちました。
おいしくいただくだけでなく、感謝とともに、理解を深めたいと思いました...続きを読むPosted by ブクログ -
ブルーバックス新装版・面白いイカ学入門~古くから日本の食卓で愛されてきたイカの消費量は,サケやマグロに匹敵する。そもそも「イカ」の語源をたどれば,「食べ物そのもの」を意味しているという。トビウオのように海面上を飛ぶイカもいれば,体色の七変化で熱烈に求愛するイカもいる。さまざまなイカの魅力的な生態を余...続きを読むPosted by ブクログ
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[ 内容 ]
古くから日本の食卓で愛されてきたイカの消費量は、サケやマグロに匹敵する。
そもそも「イカ」の語源をたどれば、「食べ物そのもの」を意味しているという。
トビウオのように海面上を飛ぶイカもいれば、体色の七変化が熱烈に求愛するイカもいる。
さまざまなイカの魅力的な生態を余すところなく伝える“...続きを読むPosted by ブクログ -
読んでると海における人類はイカなのではないかと思えてくる。(意味わかる?)
知性も俊敏性も備え、体の造形も機能的だし、個体数も多い。
もし地球に陸地がなければ、我々(?)はイカに支配されていただろう。Posted by ブクログ -
イカという身近な生き物に焦点。その生態を解説。非常に不思議で突飛な、興味深い内容である。
ただ、読みづらかった。また、図もわかりづらい。Posted by ブクログ -
体の色が変わり仲間を威嚇するイカもいれば海面上を飛ぶイカも。
さまざまなイカの生態を伝える本。身近なイカについてわかっておもしろかった。Posted by ブクログ