奥谷喬司のレビュー一覧
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以前、書評で取り上げた「タコ学入門」の著者のイカバージョン。読んでいて「イカは実はカメレオンだった」なんて言う東スポの見出しのようなタイトルが浮かんできた。
その理由としてイカは、敵から身を守ったり雌に対する求愛活動に利用する「色素胞」という色を放つ細胞を持っている。色を使って文字通り色仕掛けをする。
イカは光に対して目を保護する機能を持っていると書かれている。タモリや井上陽水がたくさんいると思ってしまった。とは言ってもまさかハナモゲラ語を話したり、歌を歌うわけではないだろう。イカが会話能力を持っていたらそれはそれで面白いが。
イカには3つの心臓があると書かれている。本来ある心臓 -
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ブルーバックス新装版・面白いイカ学入門~古くから日本の食卓で愛されてきたイカの消費量は,サケやマグロに匹敵する。そもそも「イカ」の語源をたどれば,「食べ物そのもの」を意味しているという。トビウオのように海面上を飛ぶイカもいれば,体色の七変化で熱烈に求愛するイカもいる。さまざまなイカの魅力的な生態を余すことなく伝える“イカ学入門書”~1989年に最初の本を出して20年後,新装した。嬉しいだろうなぁ。イカにはコウイカ類,ケンサキイカ・ヤリイカ類(ツツイカとも,その中に閉眼類と開眼類あり,英名squid),スルメイカ類がある。コウイカ類は沿岸部のみ,ツツイカは広くなって,トビイカやアカイカ・ニセアカ
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[ 内容 ]
古くから日本の食卓で愛されてきたイカの消費量は、サケやマグロに匹敵する。
そもそも「イカ」の語源をたどれば、「食べ物そのもの」を意味しているという。
トビウオのように海面上を飛ぶイカもいれば、体色の七変化が熱烈に求愛するイカもいる。
さまざまなイカの魅力的な生態を余すところなく伝える“イカ学入門書”。
[ 目次 ]
第1章 イカと日本人
第2章 イカの設計図
第3章 イカの超能力
第4章 イカの愛と性
第5章 イカの暮らし
第6章 イカの過去・現在・未来
付章1 日本イカ学の系譜
付章2 イカの分類表
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☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆