平川理恵のレビュー一覧
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教育関係者はもちろんのこと、この本は幅広い人に読んでもらいたいと思った、勇気をもらえる素晴らしい本だった。先生でも、親でも、単なるビジネスパーソンでも、経営者でも良い。それぞれの立場から、何かしら、現状を変えたいと思っている人ならきっと役に立つヒントがたくさんあった。我が子の小学校にはPTAはないのだが、あったら、私もいつかは役員になって改革したい!とこの本を読んだら思った。未来を支える子どもたちの教育の場が、今後ますます良いものになりますように。そう願っているだけでは実現はしないから、ほれぞれの立場でできることを探していきたい。親としての自分もGet your lifeで子どもに関わりすぎないように気をつけたい。
教育の本というより、マネジメントの本とも言える。良い本だった。 -
Posted by ブクログ
女性で初の民間出身の中学校長になった平川さんの著書です。
タイトルから子育て本を想像しますが、そういう要素は薄いです。
校長になられてから4年間の学校経営や地域との交流の話が多く書かれています。
自分がよく読んでいる藤原和博さんと同じリクルート出身ということで
和田中にも実際に行かれ、和田中のよい部分をかなり取り入れられているように感じました。
民間から入られての苦労も多く、最初から一気に変えるのではなくて
周りの人たちとうまく連携し、教えをこいながら
子どもたちのために日々がんばられている姿がすごく伝わってくる著書でした。
○これから未来を生きる子どもたちは学校という限られた領域の中だけで生きていてはダメなんです。
それではこの変化の速い時代、寿命100歳時代を幸福に生き抜いていくことはできません。
○一番公立学校が変わらなければいけないのは、広報だと思う。
つまり、外に向かって情報を発信するとともに内部のコミュニケーションももっと密にしなければならないのではないかということです。
○たとえば何かに悩んで「自殺したい」と思う。
でも「自殺する」のは自分のなかにあるひとつの部分がすごく嫌いだからです。
いい「分人」もいるのに、いい面もたくさんあるのに、たまたまここだけが嫌いなだけなのに自分をすべて打ち消したくなってしまいます。
少し見方を変えて、ひとりの自分の中にいろいろな「分人」がいるという捉え方をすれば、自殺となる前に思いとどまれるのではないかと思うのです。
○最も必要なことは加速度的な変化に自分も七変化できるぐらいの精神力です。
この変化を楽しむくらいの余裕がいるのです。よほど軸がしっかりしてないと、砂上の楼閣になるでしょう。そのためにはたぶん一生かかっても答えは出ないでしょうが、「自分は何者か」を追究することは必要でしょう。 -
Posted by ブクログ
最近の学校では、長年教師をした人がすごろくの上りのように校長になるのではなく、
一般の会社等で活躍した人のp中で意欲のある人を校長として採用するシステムを持つ地域がある。
著者はそういうシステムで女性として日本で初めて校長になった方だ。
それも赴任先が同じ横浜市青葉区にある近所の市が尾中学と言う事で興味を持って読んだ。
(隣の隣の学区くらいのレベル)
この本を読んでいると、我々は学校内の先生の仕事について
ほとんど何も知らないにもかかわらず、批判めいた感情を持っていたのだと改めて感じた。
まあ小学校時代と違い、授業参観など機会があるごとに学校に行っていないもの事実。
正直体育祭の時に校庭に入った程度で、校舎内には一歩も入ったことはないので、
今度機会があれば校舎内に入ってみようかと思った。
今回読んで思ったのは、子供を育てる先生たちの授業に対する
工夫が他の先生に共有されていないことや、
良い授業をしてもダイレクトにフィードバックがない事などが
驚きや問題だと言っていたが、確かに我々の仕事と比べて
仕事の内容の詳細まで見られてフィードバックされないことは問題だし
正直先生は授業のどう言う所にモチベージョンを持っているのだろうかと思いながら読んでいた。
また中学生くらいの年代では、色々と話をして伝えると、その通り動いてくれる素直さがあると言っている。中学生は反抗期で大変だなぁというステレオタイプの考えを持っていると、その素直さを殺してしまうのではないかと不安と反省を抱きつつ読んだ。