中山繁信のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中山繁信『スケッチ感覚でパースが描ける本』。たくさんの図(サンプル)とツボを押さえた言葉で透視図法的な絵の描きかたを教えてくれる本。建築コーナーに置いてあったのでおそらく「建築物のスケッチによる説明」が前提にある気がするけど、内容はまったくもって一般的な透視図法の説明だった。
視点に対して斜めな箱、階段、水面に映る鏡像に壁鏡の鏡像、斜めな屋根などを描くときに消失点がどういうふうになってると「正しく見える」かわかります? この本ではそのあたりしっかり解説してくれててすごくよかった。これで音楽機材(だいたい箱っぽい形をしている)とか殴り書けるね!やったね! -
Posted by ブクログ
かなばかり図とは、住宅をどうやって作るのかを示す様々な部材の断面の寸法を出し、収まりを確認するための図面だそうです。
簡単に言えば家を切断し、断面を見たときに断面図ができるが、それでは伝わらない現実的な基礎の厚さや深さ、梁のサイズを始めとする各部位を正確に知ることができる。いわば建物の設計図のようなものだ。
第一生の家の始まりと第2章の住宅の歴史でわかる。簡単な加工の仕組みは雲なるほどとすらすらと読むことができた。
第3章の建物の部材ってどんなものについては専門的なものもあり、建築に関わる人にとっては、当たり前の事かもしれないが、とても勉強になった。 -
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購入済み
探していたのと別の分野でした
某SNSで見かけて購入してみましたが建築系の人向けでした。絵画系の人には絵画系の思考に適したパースの本が沢山あるのでそちらをおすすめします。高校の図形問題のような図がたくさんあるので数学図形が好きな人にはこの本の方がわかりやすいかもしれません。