本川裕のレビュー一覧

  • なぜ、男子は突然、草食化したのか 統計データが解き明かす日本の変化

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    本を手に取る前は「どうせ作者の主観やら妄想で書かれた本だろ( ´_ゝ`)フッ」
    と思ってましたが「え?データを駆使して分析してる?何それ面白いじゃん!科学じゃん!買う!」
    となって買ってしまった本。
    データの正誤や見方は別の本「FACTFULNESS」を読んで個人で検討したらいいと思う。

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    2019年07月24日
  • 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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    良書。
    結局生の統計データに触れない者からすると、メディア等で紹介されるものを、メディアの解釈を含めて受け取り、それをどう解釈するかということになる。
    そのとき、どんな意図や誤解や誘導があるかを注意深く見極める必要がある。
    そのためのいくつかのツールを手に入れることができた。

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    2015年02月01日
  • 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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    硬すぎず、柔らか過ぎず、なるほどなーと考えさせる内容。あらゆるメディアで数値やグラフを見る場合、データ提供側の意図を見抜くのにも役立ちそう。

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    2019年09月22日
  • なぜ、男子は突然、草食化したのか 統計データが解き明かす日本の変化

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    ネタバレ

    データを駆使して、社会の実像を解明する。答えの出ないものも、載せているところが正直でよろしい。
    ・男子の草食化は、タンパク質の摂取量減少と関係があるのではないか。
    ・世界の多くの国では、女子高校生より男子高校生のほうが生活満足度が高いのに、唯一日本では、女子高校生の生活満足度が高い。これは、日本の女子高生が、他国に比べて、体型や生活態度に関する強迫観念から自由だからではないか。
    ・日本の通信料金そのものは他国よりそれほど高くないのに、通信費が家計に占める割合は高い。これは、高齢者が高い通信量を支払う傾向があり、日本は高齢者が多いからではないか。
    ・ネット時代の到来により営業職従事者の総数が減り

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    2019年07月18日
  • 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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    新聞をみると毎日のように日本に関する様々なニュースがデータとともに報道されていますが、そのデータが表現されたグラフは基本的にはその記事の主張をサポートするものです。つまり、書き手によって不都合なデータは載せられることはありません。

    ある出来事を私なりに理解するためには、それらのデータをより長いスパンで見てみる、また比較対象をできる限り多くして、その中での日本の位置づけを見ることが大事だと思います。

    この本では様々な内容がデータとともに示されていて、いわゆる通説と本当の姿はどの程度異なっているかが示されています。更に最終章では、誤解をしないための「正しい統計データの使い方」についても解説され

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    2014年05月15日
  • 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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    統計データをどう読むか、都合のいいところだけを取り出してダマされないように、自分の頭で考えることが肝心だ。「正しい対策は正しい現状認識からしか生まれない」は心に刻むべき言葉。

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    2014年05月11日
  • 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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    ■結論 失業率は高まっているわけではなく、日本の経済力は強く、技術力も世界と比較して向上し続けている。経済格差も貧困も拡大しておらず、相変わらず日本は国際的には平等社会を維持している。世界一の「小さな政府」が効率的に機能しており、高齢化の割に医療費は低く抑えられている。食べ過ぎや肥満に陥らず、世界一の平均寿命を達成、女性は生き生きと美しく暮らしている。

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    2014年03月13日
  • 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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    データって本当に怖い。悪意で集計結果が思考誘導するツール早変わりするからなぁ。
    読んでみて、いろいろ面白かった。
    なんとなく通説のように感じているものが、データを検証することで違っている、という指摘が主題だと認識して読み進めたけれど、やっぱり結構認識違いが多いと思った。
    日頃接している情報をデータで裏付けているのか?、バイアスがかかっていないか?といった観点で確認する意識がまだまだ足りないなあ、と改めて思う。

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    2014年08月21日
  • 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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    日本人は世界的に見て、鬱な人が多いは、本当か?格差は本当に拡がっているのかと言うことを、データで反論した本。

    日本の都道府県が、世界のどこの国とGDPが同じなのかと言う例が面白かったです。韓国脅威論の声も聞きますが、東京都ひとつのそれに過ぎないとか。ただ、東京に富が集中していると言う実態を現しているなと思ったり。

    男の人より、女の人の方が幸福度が高いと言うのも頷ける。日本人は仕事に対してストレスを感じていないは、一部の人に仕事が集中している様な気もしますが、平均だとそれほどでもないのかと。

    面白いデータが多く、楽しく読めました。

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    2013年11月26日
  • なぜ、男子は突然、草食化したのか 統計データが解き明かす日本の変化

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    巷で流される偏った(?)情報に対し、統計を元に実態に迫った秀逸本と思います。
    男子の草食化とタンパク質との関係性の章は、日頃から統計に関わり続けた人でないとたどり着けない内容。
    ニュースはマスコミの都合のいいように切り取られている点も多々見受けられました。数字や解釈は原典にあたって自分で判断する習慣の大切さを学ぶことが出来る一冊でした。

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    2025年08月17日
  • なぜ、男子は突然、草食化したのか 統計データが解き明かす日本の変化

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    ネタバレ

    webサイト「社会実情データ図録」

    親しい異性と一緒にいるとき、一番幸せを感じるという割合が減った。
    肉食女子が現れたのはボディコンギャルのあたり。
    草食化とたんぱく質の摂取量に因果関係がある。

    日本の女子高生が楽しそうなのは、古い道徳も新しい規範も自由なため。

    県民のんき度は沖縄が一位、福島がボトム。

    家計における通信費は、通信料のレベルは高くはないが負担は重い。高齢者が過分に通信量を負担している。

    作れば売れるの時代が終わると、営業マンが躍進職業になった。バブル崩壊で急速に人数が減った。営業は事務的に販売する仕事にシフト。

    県を超えた引っ越しは減少しているが、東京一極集中は続い

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    2020年09月03日
  • 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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    著者はウェブサイト社会実情データ図録を開設している方。本書では、様々な統計を人口比や年齢調整などの比較可能な形でデータを提供し、丁寧な分析をしているが、解釈にはまだ議論が残る部分も感じた。

    日本の相対的貧困率は14.9%(2005年)で、OECDではアメリカに次いで2番目に高い。長期的にも上昇している。日本は年齢別の賃金格差が大きく、年金収入のみの低所得高齢者が増えていることが原因であるとしている。ただ、年齢別や世帯数別のデータがないため、分析が不十分との印象が残る。上位1%の高額所得者の所得シェアは、1980年代後半以降の欧米各国の上昇率の高さが目立つが、日本でも2000年頃から少しずつ上

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    2021年02月09日
  • 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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    統計データから、自殺は増えていない、日本人は疲れにくい、日本の政府は小さな政府である、一時期と比べ公共事業は大きく減った、経済格差は広がっていない、などの事実を示す。

    どのデータを使うか、どの数値を使うか、どう解釈するか、まだまだ奥が深いです。

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    2015年06月14日
  • 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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    いろんな思い込みが統計によってくつがえるのはなかなかに心地よい。
    出典もきっちり明示しているし、基本的には信頼できる良書なのだと思う。
    ただ、ところどころ首をかしげるところがあるのも確か。
    たとえば、ただのアンケートを無批判に使ってたり。「疲れますか」みたいな質問って、国によってどんな状態をイメージするのかは違うと思うんだよね。そのあたりの補正はちゃんとしているのかは気になる。

    とは言え冒頭に書いたように、基本的には面白い。統計本は、だからやめられない。

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    2014年09月18日
  • 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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    日本は本当に公務員天国なのか、経済格差は拡大しているのか、仕事は本当に多忙でストレスが多いのか?著者は統計データ上はそれがいずれも間違いであると主張する。
    日本人の睡眠時間減少はむしろ趣味・娯楽に時間を割くため!そして女性の化粧時間も!また世界各国に比べた自殺率の低さも意外なデータである。統計学の結論と感覚的な結論の食い違いは実に面白い。日本人は他に比較し、神、死後の存在を分からないとする人が極めて多いという統計は楽しかった。また疲れにくい体質の日本人、米食が最もバランスよく、肥満になりづらいなど、父親を超えたと答える比率の最も少ない民族、男女の幸せ感の推移・・その他実に楽しい主張の数々。著者

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    2014年03月22日