安積遊歩のレビュー一覧

  • いのちに贈る超自立論 : すべてのからだは百点満点

    Posted by ブクログ

    この本を読んで思ったことは、いのち に関すること、人間の尊厳に関するこ とに対する議論が、もっと多くの人の 生活のなかに、日常的に根付かなけれ ばならないということである。 競争の激しい社会では、利益を生み出 すために、議論する間も ないほど急速 にいのちの市場化が行われている。「 出生前診断」や、「精子バンク」など がその最たる例である。 著者によると、出生前診断を行い、子 どもに障害があることが分かった女性 の9割が中絶を選んでいるという。 残 りの1割の女性も、障害がある子ども の身体をそのまま大切 にしようという 母親は多くないだろう。例えば、指が 6本ある 子どもが産まれた場合、6本

    0
    2013年03月31日
  • 癒しのセクシー・トリップ わたしは車イスの私が好き

    Posted by ブクログ

    80〜90年代前半でここまでの体験ができるということに、ものすごく驚いた。
    今、自分が思っていること、新鮮だと思っていたことのいくつかは、もう既にこの方が書いていた。
    障害学や男女の観点からも読んでもらいたい本。

    0
    2011年12月03日
  • 車イスからの宣戦布告 私がしあわせであるために私は政治的になる

    Posted by ブクログ

    著者からの寄贈本。
    「本の題名に「宣戦布告」ということばをつかったのは、優生思想社会に敢然と立ちむかおうという思いから」(p.197)と記載があるように、著者の優生思想社会への不満が随所に記載されている。

    また同じ病気の子どもの子育てを通じての不安や葛藤は、同じ病気の子どもを子育てしている私自身にも当てはまることがあり、とても共感できた。

    なお著者の一貫した優生思想社会への不満は、20年後にお子さん(宇宙さん)と共著した『多様性のレッスン 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A』(ミツイパブリッシング、2019)にも記載されている。著者からしたら、20年経てもなお、社

    0
    2023年09月23日
  • 癒しのセクシー・トリップ わたしは車イスの私が好き

    Posted by ブクログ

    予想を超えた内容。セクシー体験、何かに突き動かされたような決断、何故そういう行動をとったのかという作者の分析も面白い。

    0
    2013年02月21日
  • 癒しのセクシー・トリップ わたしは車イスの私が好き

    Posted by ブクログ

    仕事柄と云ってイイのか。最近はチェアウォーカー(「車椅子乗り」のこと。此方の方が気持ちイイ言い方だと思う)関連の本を読む。残念ながら、というか、僕は健常者という事で、障がい者ヘルパーを生業にしている。チェアウォーカーの人の気持ちは解らない、けれど、そういう人達の書いた物を読めば、バーチャルの空間では、感ずる事が出来る、かと思って。違うかも知れないけどね。

    0
    2011年08月15日