水野俊平のレビュー一覧

  • 台湾の若者を知りたい

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    台湾という距離的に近い外国のことに関心がある。
    日本や韓国と文化的に近いところがあるが、拘るところとこだわらないところが微妙に違っていたりして面白い。
    物事ははっきり言うのが台湾風らしい。
    生物を冷たいものを食べない、というのも面白かった。

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    2020年09月06日
  • 韓国の若者を知りたい

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    韓国の若者を知りたい。水野俊平先生の著書。過去の不幸な歴史的経緯や歴史認識の違いの問題でいつまでも近くて遠い国同士になっている韓国と日本。過去は変えられないのだから、未来を担う韓国と日本の若者たちが相互理解を深めて活発な交流をすれば、両国間の関係改善が期待できるのではないでしょうか。

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    2018年10月09日
  • 庶民たちの朝鮮王朝

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    李氏朝鮮時代の庶民の生活の記録はほとんど残っておらず、その把握は難しいという。庶民の識字率が低く、支配階級である両班も庶民の生活を記録しようという意思がなかったためのようだ。しかし、著者は韓国に残る資料を丹念に調べて、庶民の生活を幅広く整理したようだ。庶民の生活を知りたい私としては分かりやすく、とても楽しめた。ここから、さらに庶民の生活を深く知る書籍があれば、ぜひ読んでみたい。

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    2018年12月29日
  • 台湾の若者を知りたい

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    他国の人と仲良くなるには、まず相手を知ること。

    台湾の大学生には兵役があって就活がない、というか兵役は18際以上の男子に義務として課されるため、多くが大学を卒業してから兵役に服するとのこと。新卒一括採用なんて台湾にはない。そして台湾の若者は、曖昧な返答や本音と建前を使い分ける(ように映る)日本の若者にはちょっと不満。「台湾人と本当の友達になろうと思うなら、情熱を持ち、偏見を持たず、台湾人を新しい友達として認めること。そうすれば台湾人に心を奪われ、台湾の人・もの・ことを深く愛するようになるだろう」と。

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    2018年10月21日
  • 台湾の若者を知りたい

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    嫁(台湾人、台北出身)に確認したところ、かなり実態に即した内容とのこと。
    第5章 台湾人の本音 については、日本人への苦言とも言える内容で複雑な気持ちになったが、相手の不満を理解することも距離を縮めるためには必要、と前向きに捉えた方がいいでしょう。
    そういう意味では 日本人の本音 という章が後書きであれば面白かったかも。

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    2018年09月03日
  • 笑日韓論

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    我が家は遅まきながら韓流ブームで、外食はもっぱら韓国料理店、毎日のようにドラマDVDを見ている。そんな状況なので、書店でひときわ目を引く帯(さながら週刊誌の中吊り)の本書は手に取らずにいられなかった。

    本書は、「韓国料理店のオモニは親切だし、ドラマは面白いし、向こうにも日本のコンテンツを好きな人たちがいるのだから、徐々に仲良くなれるでしょう」などと薄ぼんやりと考えている私のような人間にとって、かなりショッキングな内容である。

    しかし、メディアによる一部を誇張した情報を鵜呑みにし、つい感情的にとらえてしまいがちな日韓関係に対して、論ずる前に事実を事実として認識すべしとの考えは、全くそのとおり

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    2015年07月04日
  • 朝鮮王朝101の謎 27代の王をめぐる栄光と悲劇

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    韓流時代劇にハマったので、時代背景や小ネタを知りたくて購入。
    読んでから時代劇見ると分かりやすいです。

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    2013年06月13日
  • 韓国の若者を知りたい

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    [ 内容 ]
    焼肉やキムチ、映画や歌手は知っていても、ふつうの若者がどんな暮らしをし、どんなマインドをもっているか、知っていますか。
    過酷な受験競争、きびしい校則、二年以上の兵役、濃密な友だちづきあい。
    さらに、歴史認識と日本人をどう見ているか。
    隣人としてつきあっていくために、これだけは知っておきたい。

    [ 目次 ]
    1 受験戦争社会の高校生たち(一般校と実業校;高校進学率はほぼ一〇〇% ほか)
    2 就職準備と兵役でたいへんな大学生たち(高校とはまったく異なる雰囲気;大学は二学期制 ほか)
    3 「否定」と「肯定」のあいだでゆれ動く対日感情(世論調査にあらわれた対日感情;複雑な韓国人の対日感

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    2011年03月26日
  • 庶民たちの朝鮮王朝

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    李氏朝鮮、500年続いた王朝であるにも関わらず、私はこの時代についてまったくの無知も同然であった。先日読んだ『中世倭人伝』から得た知識、壬辰倭乱(日本でいうところの文禄・慶長の役)の際の記録、閔氏朝鮮から日韓併合に至るまでの世界史の授業で得た知識、これが私にとって李氏朝鮮の全てだったのである。江戸幕府を上回る長期政権となったこの時代について、少しでも多くの情報を得られればと思い読み始めた本書だったが、多くの古記録の分析を通して著者が再現してみせた朝鮮の姿は思った以上に鮮明で、あと少しの努力で完全に再現してみせることができるのではないかと思わせてくれるほど細かいところまで解説が行き届いていた。両

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    2025年12月14日
  • 台湾の若者を知りたい

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    台湾の若者たちの日常生活について取材して書かれた本。
    中国大陸 簡体字 画数を減らした漢字
    台湾 繁体字 画数の多い漢字
    ◎小学校
    共働き家庭が多いので、朝ごはんを買ってきて教室で食べる子も多い。
    昼休みは昼寝。
    ◎高校
    9月に前期が始まり、2月に後期が始まる。
    教室の隅にはお弁当を温める保温器が置かれている。(台湾人は生モノ、冷たい料理は食べない。お弁当は必ず温める)
    給食にもベジタリアンメニューがある。
    色んなことが生徒に任されている印象(授業中スマホ持ち込みOK、飲食していても注意なし、出席は生徒がとる、校則を決める会議)
    ◎大学
    高卒進学率は90%以上。日本以上の学歴社会のため。
    スク

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    2025年03月04日
  • 台湾の若者を知りたい

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    台湾の学制と学生の日常が紹介されている。掲載されている学生のインタビューは、サンプルとして参考になる。兵役は台湾の若者を知る上で大きなポイント。台湾の若者は日本の知識が豊富だか、日本の若者は台湾のことを知らない。このアンバランスは残念だ。日本側からの台湾理解が進んで欲しい。
    自分が若ければもっと面白いと思えた本。

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    2018年09月24日
  • 台湾の若者を知りたい

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    日本の友達、台湾! と高らかに言う割には、台湾のことなんか知りはしない。
    驚いたのは、ストレートな物言いを好む人柄であるということ。
    だから日本人に物申すの章では、「日本人の建前と本音が違うのが困る」と多くの意見が寄せられていた。
    申し訳ない。でも日本人も雰囲気を読むことや、本音と建前を分けることに疲れているんだ。

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    2018年06月24日
  • 韓国の若者を知りたい

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    韓国と日本の若者の違いは、やはり受験んが一生を決めるという風習なのではないだろうか。若者同士は仲良くなるためには、相手の歴史を正しく理解し、言語コミュニケーションを学ぶ必要もあるとも考えられる。
    また、言いたいこともはっきり言葉で伝えることも大切だとも思われた。

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    2013年12月18日