三咲光郎のレビュー一覧

  • 特務機関ラバーズ 秋桜の帝国

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    面白かった。脇役の人の背景がよく分からなくて、感情移入しずらかったけど、このジャンルは好きなので、続編が楽しみ。

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    2024年03月10日
  • 上野の仔(ノガミノガキ)

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    三咲光郎『上野の仔』徳間文庫。

    ノガミノガキ。文庫書き下ろし。終戦直後の上野でひとり家族の帰りを待ち続ける鞍馬民雄の過酷な運命がテンポ良く描かれる。なかなか面白いが…哀しい…

    東京大空襲で母親、弟と生き別れた鞍馬民雄は奇跡的に残った自宅の防空壕で家族を待ち続ける。民雄の家を奪おうとする孤児、人さらい、小狡い大人たち。民雄は知恵と行動力で次々と襲い掛かる危機を乗り越えるが…

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    2018年03月14日
  • 特務機関ラバーズ 月光の母神

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    ラバーズ解散後、伊吹司は防衛省の通常任務に戻っていた。しかし、アメリカの要人を警護中、その要人を何者かに殺されてしまう。「殺し屋はプロだ。これは何か国家的な陰謀があるのでは」と訝しむ司。事件後、ラバーズに召集される司だったが、そこには一癖も二癖もある人物たちが集まっていて……。日本を飛び越えアメリカの陰謀までもが絡む圧倒的なスケールで描かれるシリーズ第二作 というのがあらすじ。
    ためらっていたが、結局二作目も読んだ。単なるアクションではなく、その背景に戦後史の闇が横たわっていること、レギュラーがどんどん交代していくのが、このシリーズの特徴か。ここまで来たら、最終作も気になる。

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    2014年11月13日
  • 特務機関ラバーズ 秋桜の帝国

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    初めて読む作家の作品。テロと闘う「非国家機関」というのがポイント。「もぐら」シリーズのような荒っぽい展開にはなりません。何だかすっきりしない結末。シリーズ化されるという触れ込みだが、次は多分読まないと思う。

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    2014年10月05日