【感想・ネタバレ】上野の仔(ノガミノガキ)のレビュー

あらすじ

鞍馬民雄(くらまたみお)は東京大空襲で母親、弟と生き別れた。父親も戦争で行方知れずとなっており、奇跡的に残った自宅の防空壕でひとり、家族を待ち続けることを決意。しかし、民雄のもとには、家を奪おうとする孤児、人さらい、狡(ずる)い大人などがいつしか集うようになり……。まだ幼い民雄は、戦争の爪痕が残る東京で生き残ることはできるのか。GHQが日本を占領する過酷な時代を描く戦争孤児文学。

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Posted by ブクログ

三咲光郎『上野の仔』徳間文庫。

ノガミノガキ。文庫書き下ろし。終戦直後の上野でひとり家族の帰りを待ち続ける鞍馬民雄の過酷な運命がテンポ良く描かれる。なかなか面白いが…哀しい…

東京大空襲で母親、弟と生き別れた鞍馬民雄は奇跡的に残った自宅の防空壕で家族を待ち続ける。民雄の家を奪おうとする孤児、人さらい、小狡い大人たち。民雄は知恵と行動力で次々と襲い掛かる危機を乗り越えるが…

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2018年03月14日

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