上田比呂志のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ気を遣って人に接しているつもりでも、
自分が思っている以上に
その気遣いは人に伝わっていない。
私自身、誤解される事がしばしばあり、
上司や同僚から「あなたは気遣いが足りない」と
指摘を受ける事も。
人のためを思ってやっても間が悪かったり言葉が足りなかったり、空回りしてしまったり・・・
誰しもが経験あるかと思います。
そこで選んだのが本書。
老舗料亭で日本人固有の「心」を、
ディズニーで人に喜ばれる事への「意識」を、
三越百貨店ではもてなしの「型」を。
心得から実践までの全てを、トップレベルの域で
学び続けてこられた上田さんなら、
きっと説得力があるだろうと期待し、この本を選びました。 -
Posted by ブクログ
大正時代から続いた料亭の息子として生まれ、母や祖母のおもてなしの精神に触れてきた著者が、三越に入社し、さらにフロリダのディズニーに出向して、ホスピタリティーを実践する中で身に付けた、仕事や人間関係を円滑にするノウハウを語った自己啓発本。色々な他の自己啓発本からの引用もあり、分かりやすく章立てされている。
こういうのを読むのはあまり好きではないけれど、職業柄、読んだら役に立つかなと思って読んでみた。ちょうど最近、「気付く」ことの重要性について人に話したところだったので、著者の語る「気づかい」の精神と重なる部分があるな、と思った。中でも共感できたのは、著者が紹介している「何でもない現象の中に、