細谷正充のレビュー一覧

  • ライトノベル大全

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    さすがのボリュームなので、類書ではあまり見ない作品もあってよかった。

    『ダブルブリット』『月と貴方に花束を』『DADDYFACE』『永遠のフローズンチョコレート』『星図詠のリーナ』『この恋と、その未来』

    この辺が紹介されてるのは嬉しいね。

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    2026年03月23日
  • ライトノベル大全

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    あの作品の扱いが大きすぎる/小さすぎるという意見は各人の中にあるでしょうが、私は購入して満足しています。

    強いて言えば、価格やページ数の割に紙質が安っぽくてソフトカバーだったことが残念。
    もう少し高価になってもよいので、ハードカバー化&紙質を高めてほしかったですが……完全版に期待です。

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    2026年03月03日
  • なにわの源蔵事件帳2 新春初手柄(小学館文庫)

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    源蔵親方復刻本その2。とにかく小説としてもとても面白いのですが、それに加えて明治初期の頃のことが丁寧に書かれていて、そちらも面白いです。

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    2009年10月07日
  • なにわの源蔵事件帳1 大浪花別嬪番付(小学館文庫)

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    時代もので人情ものでもありますがコージーミステリに分類。謎解きはしっかりしているし登場人物は勝手にしゃべりだしそうなほど生き生きとしている上質の連作。明治維新直後の大阪を舞台に、ご一新で制度や服装や作法もがらりと変わったものの生きてる人間は同じなのでなかなかボタンひとつで切り替わるというようには行かず、旧幕時代の名残もありつつ、という面白い時代。旧幕時代は奉行所に仕えていた源蔵親方は現在は警察組織には属さないものの外部委託のような格好で協力をしています。その風貌から<海坊主の親方>との異名をもつ源蔵が糸口を見出すところまでは直接語りなのに、いかように謎を解き事件を解決したのかという一番いいところは、近所の大店のご隠居徳兵衛が新聞に投稿した事件顛末記事で語られる、というのが定番。リズムの良い大阪弁の口語と、徳兵衛の記事の独特な名調子の語り口も、読んでいて心地よくなってきます。桂枝雀主演でNHKでドラマ化されたそうです。ドラマも見たくなりました。

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    2009年10月07日
  • ライトノベル大全

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    黎明期をアニメノベライズとしたとき、ライトノベルは50年の歴史となるらしい
    2000年以前と以降で半々
    レーベルの立上げは2000年以降が雨後の筍のよう
    ビジネスとして成立してきたからだろう
    本著で取り上げられている作品も近年のものが多いが、黎明期である70年代後半もそこそこピックアップされており興味を唆る

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    2026年05月06日
  • ライトノベル大全

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    半世紀にわたって刊行された多くのライトノベルの中から選ばれた500作品を紹介する「ライトノベル大全」。
    紹介されている中で読んだことがあるのは36作品。少ない。タイトルだけ知っているものや、読んでいないけど映像化されたものは見ているとかもあるのですが、シンプルに読んだことがあるものというと、この数にになりました。

    ただ「銀英伝」や「皇国の守護者」「群青神殿」とかがラノベ?と思わないでもない「デルフィニア」も。
    本書におけるライトノベルの定義としては『アニメや漫画のイラストを積極的に採用し、キャラクター性と物語性を深く追求した小説』だそうなので、それに基づいた選択なのでしょう。これについては、ライトノベルというジャンルの広さ深さになってきて、きっと答えは出ないと思います。違和感はあっても、選択に従うだけです。多分、きのこたけのこと同様の終わりのない戦いになるだろうしね。

    自分史でいうと最初のラノベは「コクーンワールド」になると思う。TRPGの小説化ということで「ロードス」と似たような形式。世界観も「ロードス」のパロディみたいなとこあるし。従兄弟の家で読んでハマって、そこから「ロードス」に行きましたね。ラノベ史に輝く「スレイヤーズ」がジャンルを席巻している時に出会ったのも良い思い出です。原作2期のアニメ化はしないのですか?
    「ブギーポップ」の頃にラノベからSFに方に徐々に変化していきました。なので、「ハルヒ」や「禁書目録」などの00年代以降の作品は馴染みはないのです。

    最近のラノベでいうと「薬屋」や「幼女戦記」をアニメから入って読み出しているところです。メディアミックスの効能はおっさんになっても力強い。

    なんだかんだと自分を形成している要素の一つであるライトノベル。
    今後もささやかながら、作品を楽しんでゆくと思います。

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    2026年03月25日
  • 元禄一刀流 〈新装版〉 池波正太郎初文庫化作品集

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    冒頭を飾る「上泉伊勢守」は新陰流を創出した戦国期の剣豪・上泉伊勢守を主人公にした中編。その他、「幕末随一の剣客・男谷精一郎」「賢君の苦渋」「元禄一刀流」など七編を収録、文庫では初めて読める物語がずらり。

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    2023年11月22日
  • ライトノベル大全

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    ☆3.5 まあいいんぢゃないか
     類書はたくさんあり、筆者もかつて榎本秋の『ライトノベル最強!ブックガイド―少年系』をよんで、ライトノベルを知った口だ。

     これは時事通信社から、しかも名だたるライターが軒を連ねてゐる(飯田一史までゐる)と知って気になった。
     正直私はライトノベルを読まないのだが、知っておくにはいい本である。(ライトノベル好きだといふ純文学の市川沙央もゐるし。)

     「涼宮ハルヒ」など、有名な作品はしっかり説明されてゐる。
     『ゼロの使い魔』であれば、異世界に主人公が行く形式としては、『オズの魔法使い』『不思議の国のアリス』が先駆的だとタニグチリウイチが書いてゐる。調べてあるのがいい。
     「くりいむれもん」シリーズの倉田悠子が、純文学の稲葉真弓だといふ事実も載ってゐる。

     それ以外の、ページ半分ぐらいの記事だと、ただのあらすじ紹介と化してゐて、残念ながらこの本を買ってまで読む必要はないかもしれない。

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    2026年03月21日
  • 元禄一刀流 〈新装版〉 池波正太郎初文庫化作品集

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    池波正太郎さんには申し訳ないけど、池波さんの曾祖母が見たという、幕末の武士同士のにらみ合いのところが、一番興味を引いた。正に、「真実は小説よりも奇なり」で、なかなか、フィクションでは描かれないものだろう。池波さん独特の、飄々とした文章で書かれていて、心地よかった。

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    2023年10月26日