細谷正充のレビュー一覧
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時代もので人情ものでもありますがコージーミステリに分類。謎解きはしっかりしているし登場人物は勝手にしゃべりだしそうなほど生き生きとしている上質の連作。明治維新直後の大阪を舞台に、ご一新で制度や服装や作法もがらりと変わったものの生きてる人間は同じなのでなかなかボタンひとつで切り替わるというようには行かず、旧幕時代の名残もありつつ、という面白い時代。旧幕時代は奉行所に仕えていた源蔵親方は現在は警察組織には属さないものの外部委託のような格好で協力をしています。その風貌から<海坊主の親方>との異名をもつ源蔵が糸口を見出すところまでは直接語りなのに、いかように謎を解き事件を解決したのかという一番いいとこ
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半世紀にわたって刊行された多くのライトノベルの中から選ばれた500作品を紹介する「ライトノベル大全」。
紹介されている中で読んだことがあるのは36作品。少ない。タイトルだけ知っているものや、読んでいないけど映像化されたものは見ているとかもあるのですが、シンプルに読んだことがあるものというと、この数にになりました。
ただ「銀英伝」や「皇国の守護者」「群青神殿」とかがラノベ?と思わないでもない「デルフィニア」も。
本書におけるライトノベルの定義としては『アニメや漫画のイラストを積極的に採用し、キャラクター性と物語性を深く追求した小説』だそうなので、それに基づいた選択なのでしょう。これについては、 -
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☆3.5 まあいいんぢゃないか
類書はたくさんあり、筆者もかつて榎本秋の『ライトノベル最強!ブックガイド―少年系』をよんで、ライトノベルを知った口だ。
これは時事通信社から、しかも名だたるライターが軒を連ねてゐる(飯田一史までゐる)と知って気になった。
正直私はライトノベルを読まないのだが、知っておくにはいい本である。(ライトノベル好きだといふ純文学の市川沙央もゐるし。)
「涼宮ハルヒ」など、有名な作品はしっかり説明されてゐる。
『ゼロの使い魔』であれば、異世界に主人公が行く形式としては、『オズの魔法使い』『不思議の国のアリス』が先駆的だとタニグチリウイチが書いてゐる。調べてある