【感想・ネタバレ】元禄一刀流 〈新装版〉 池波正太郎初文庫化作品集のレビュー

あらすじ

浅野内匠頭の家来、堀部安兵衛と奥田孫太夫に吉良上野介の中小姓である清水一学。同じ一刀流の堀内道場に通いながら、敵味方にわかれざるをえなかった彼らを師の視点から描いた「元禄一刀流」や、新陰流の開祖、上泉伊勢守の戦国武将としての姿を描いた「上泉伊勢守」など、文庫に収録されていなかった作品7編を収録したオリジナル文庫。

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Posted by ブクログ

冒頭を飾る「上泉伊勢守」は新陰流を創出した戦国期の剣豪・上泉伊勢守を主人公にした中編。その他、「幕末随一の剣客・男谷精一郎」「賢君の苦渋」「元禄一刀流」など七編を収録、文庫では初めて読める物語がずらり。

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2023年11月22日

Posted by ブクログ

池波正太郎さんには申し訳ないけど、池波さんの曾祖母が見たという、幕末の武士同士のにらみ合いのところが、一番興味を引いた。正に、「真実は小説よりも奇なり」で、なかなか、フィクションでは描かれないものだろう。池波さん独特の、飄々とした文章で書かれていて、心地よかった。

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2023年10月26日

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