泉秀一のレビュー一覧

  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    久しぶりに、一気読み! 見えていなかったケニアからの留学生ランナーたち。 目立つ競技力や色物的な記号ではない。 読み応えがあるノンフィクション。 著者の文体に技巧はない、禅語にある別に工夫なし(無別工夫)。 誠実に対象に向き合い、過去から未来につなぐ文体が秀逸。 アフリカ(ケニア)からのランナーを、視えるようになり、やがて感じる事ができる。

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    2026年08月23日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    箱根駅伝は若い頃から毎回見ている
    お正月はずっとテレビの前から離れられない
    山梨学院大学の最初のケニア人ランナーの走りも見た
    あれから各大学にケニア人ランナーが
    増えていった
    ごぼう抜き 細くて長い手足
    明らかにアジア系とは違う

    それから高校駅伝にも出現
    鹿児島の神村学園の最終ランナーの
    逆転優勝も見た
    衝撃が走った
    抜かれたランナー達が可哀想と感じた

    ランナー達の母国ケニア
    なぜ彼らは日本にやって来たのか
    引退後どうしているのか
    そこに根ざす貧困 教育すら受けられない
    ランナーとして才能があると
    経済的にも恵まれて家族や親戚の世話
    まで可能になる
    だから走る

    日本や世界で成功した後の生

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    2026年07月31日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    泉さんがパーソナリティを務めるpodcastの番組が好きで、この本を手に取りました。見ているようで視えていない世界、視ようとしていない世界、未知のまだ視ぬ世界について、より意識を向け、理解したいと思いました。

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    2026年05月05日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生
    著:泉 秀一
    出版社:文藝春秋
    文春新書 1518

    よかった。

    東京、メキシコ五輪のアベベの印象が強くて、マラソンは、エチオピアとどこかでおもっていたが、本書を手にしてから、それは、間違いであったことに気が付く

    生きるためには、走るしかない。家族を背負って、異国の地にやってきた、彼らを待つものは、すさまじいプレッシャーに違いない。
    ケニアから、走り屋として、日本にやってきた少年、少女たちは、その重荷を背負って、日本の長距離界を席巻していく。

    リチャード・エディーリー、箱根駅伝にて、2025年花の二区で、14位から2位へ、脅威の区間

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    2026年04月14日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    箱根駅伝や高校駅伝あるいは実業団駅伝で日本のチームに属して走るケニア出身のランナーたち。彼らはなぜ日本に来て、走る様になったのかまた、その後の人生はどうなっているのか?この本は何度もケニアに足を運び、有名ランナーを輩出しながらその存在が長らくベールに包まれていたガル高校を突き止め、またケニア人ランナーの日本輸出の黎明期に尽力した2名をとりあげ、また留学生ランナーを受け入れる日本側の事情などについても取材して書かれている。
     画面越しにしかわからなかったケニア人ランナーの思いや生活が窺い知れる良書だった。ネットニュースとは対局の長年の取材と信念と経費の賜物である。
    ケニア人ランナーにとってモラル

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    2026年04月12日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    面白かった。外国人という記号や、異なる人種として一括りに見てしまっていたが、彼らにも当然人生があることに思いいたれた。人生背負っている分、大人だよ。最後に書いてあったように、人を理解しようと思い行動することが、社会の形を変えて行くんだ。とても素敵にまとめた文章があったので、ここに引用させていただきます。
    「誰かを知ろうとすることは、世界を少しだけ優しくする行為だと信じている。完全に理解することはできなくても、その人の背景に想像を巡らせること。その存在を、数字や記号ではなく、自分と同じ一つの人生として感じ取ること。それだけで、世界の輪郭が少し変わる。一人ひとりの世界の輪郭が変わると、いつしかそれ

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    2026年03月22日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    熱心な駅伝ファンではないが、1月2日、3日はつい観入ってしまう。
    2区は特に。
    いや、2区だけに注目している、といってもいいかも。
    そんな天邪鬼な自分。
    淡々と表情を変えずに走る留学生ランナー。
    区間記録を出してインタビューを受ける。
    片言の日本語。
    普段の生活はどんな感じだろう。
    ◯◯高出身とあっても、日本の高校生とは全く違う生活を送ってきたのは容易に想像できてしまうが、誰も話題にしないはなぜか。
    彼らも人であり、故郷には家族がいる。

    遠くの国からやってきて、周りの子達とうまくやれているのか。
    ゴール直後の様子を観察しながらそんなことを思う。
    どんなに素晴らしい記録でも、さほど話題にならな

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    2026年03月08日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    近年箱根駅伝に数多くエントリーし好記録を連発してきた留学生ランナーたち、そのほとんどは東アフリカのケニアの若者たちである

    本書はそのケニア人ランナーたちにスポットをあて、「助っ人ランナー」という記号ではなく、それぞれが持つ「物語」を感じさせる一冊となっている

    まず自分が衝撃を受けたのは、故郷のケニアでインタビューに答える若者を写した写真である

    Σ(゚Д゚)

    「パーカー着てるやん!」

    そう、ケニアは涼しいのだ!
    赤道直下の国ではあるが、一部に平野はあるものの国土の大部分は標高1.100〜1,800mの高原となっており、平均気温は26℃
    日本の夏のがよっぽど暑いいやもう熱い(STOP温暖

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    2026年03月01日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    誠実な取材と丁寧なルポルタージュ。ケニアの人は速いなあと眺めていた駅伝やマラソンを見る目が変わる一冊。単純な善悪に落とし込まないバランスのよい文章。

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    2026年02月23日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    昨年末にとあるポッドキャストで、作者の泉さんが語っていた「ガル高」を探る過程の話がおもしろかったので購入。
    ガル高の謎にとどまらず、今日に至るまでの日本陸上とケニア人ランナーとの歴史や、ケニア人ランナーの真摯な姿など、胸に響くテーマが盛りだくさんだった。
    作者の取材力と読ませる文体のおかげで、あっという間に楽しく読み終えた。
    これを読んでから見た箱根駅伝は、これまでとはガラッと見方が変わった。

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    2026年01月24日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

    購入済み

    駅伝ファンにおススメの書

    日本では箱根駅伝での活躍が目立つケニア人ランナーが、どのような経緯で来日しているのか、その歴史や選手たちの暮らし・素顔を取材した力作。今まで、一人ひとりのケニア人ランナーのパーソナリティーに注目することは、ほとんどありませんでしたが、これからはその見方が変わりそうです。特に、この作品に登場するトヨタ自動車のカロキ選手のファンになりました。

    #アツい #タメになる #感動する

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    2026年01月10日
  • 世襲と経営 サントリー・佐治信忠の信念

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    サントリーがどういう会社か
    またサントリーのリーダーがどういうことを考えて、どう振る舞っていったかを学べました
    ビジネスマンは一読すべきかも
    日本のトップ企業のリーダーを知れます

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    2025年12月29日
  • 世襲と経営 サントリー・佐治信忠の信念

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    世界で一番好きな会社。
    日本最大のファミリー企業として知られるサントリーの4代目社長、佐治信忠。
    彼に受け継がれる”隠徳”の精神、グローバル化の夢、ビール事業悲願の黒字達成、初めての創業家外社長の誕生。。。
    「運」を大事にしてきたサントリーの物語の全てがとても面白く、伊達に会社が大きくなったわけではないなと改めて感銘を受けた。
    視野が広く、常に様々な観点から物事を捉え、何か起きても切り替えて代替案を実行出来る柔軟さこそ、サントリーの強みであり非上場たる所以なんだろう。

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    2025年08月06日
  • 世襲と経営 サントリー・佐治信忠の信念

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    会社の家族化。とてつもない心理的安全性の獲得方法だな…。
    すごくおもしろい本でした。日本再興は、現代的に王政復古というか、この本の文脈で表現すると『不易』の回復というか、目覚め思い出す的なことが必要だなと思いました。日本企業は、特に昔からある企業は、家族的な組織という表現で違和感はあまり感じないと思われるので。現代的な再発見がこれから相次いでいくのかな、と予感させられました。

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    2023年07月16日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    自分は箱根駅伝を見たことはないし(たぶん今後も興味を持つことはないと思う)、ランナーのなかにケニア人が多くいたこともよく知らなかったけれも、この本はおもしろかった。

    この本はおおまかにいえば、(陸上競技という舞台はあるものの)日本人とケニア人たちとの関係性を描いている。そのため、結末部分で昨今の排外主義的なナショナリズムへの警鐘へ至るのもわかるといえばわかる。

    内容はとてもおもしろく、全ページ知らないことが書いてあったといっても過言ではない。それは自分がまったく陸上競技の知識がないから、ということだけではなく、おそらく陸上ファンが読んでも目新しいことが書いてあるのではないかと思う。
    本書内

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    2026年08月20日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    暮れの高校駅伝から、元旦のニューイヤー駅伝、2日、3日の箱根駅伝が30年ぐらい前から好きな方なら面白く読めるのでは?

    淡々とつづられるドキュメント。
    だけど、3回のケニア取材は容易ではなかったはず。
    日本で走るランナーをこんなに丁寧に取材したものはほかにそうそうないのではと思った。

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    2026年07月31日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    見えているようで視えていない世界。
    箱根駅伝で走るケニア人ランナーが
    まさにそれであると
    改めて実感させられた。

    箱根駅伝でケニア人留学生として走るランナー。
    出身校としてよく出てくる『ガル高』とは
    どんな学校なのかという疑問から、
    日本にやってくるケニア人ランナーの歴史や
    ケニア人ランナーが日本で走る背景など
    わかりやすく書かれておりとても読みやすかった。

    家族のため、自分のため、貧しさから脱却するために
    稼げる走り屋になるために走るケニア人。
    勝つためにケニア人ランナーを起用する日本の学校や
    実業団。
    『ケニア人と日本人ランナーと競争させて、日本人が負けるのがかわいそう』と批判する日本

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    2026年05月17日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    駅伝。仕事から解放された年末年始の長期のお休みに、実家でゴロゴロしながら、もちやおせちをつまみながら、初詣に行く時間までの時間潰しに何の気になしに見ているものである。

    まーたアフリカの人が速いわぁ、生き物が違うから当たり前やなぁ。こんなん留学生で呼んでくるんやから、ここの大学は汚いなぁと、コロコロしながら文句を言う。

    本書は、この「アフリカの人」がどういう背景を持っているのか、どういう経緯があって日本で走っているのか、と言ったことにスポットを当てる。

    先述の通り、僕は正月の時間潰しにしか駅伝を見ないので、「駅伝を見る目が変わった!」とまでの感想は持たなかったが、それでも、貧困の中にある家

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    2026年05月04日
  • 世襲と経営 サントリー・佐治信忠の信念

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    サントリーは日本で類を見ない特異な企業組織であるということがわかる本。
    同族経営の難しさと葛藤が佐治信忠を中心に紐解かれる。

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    2026年03月30日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

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    ネタバレ

    箱根駅伝のケニア人ランナーはとても足が速い。ケニアの中でも箱根駅伝にぴったりの速いケニア人を日本人が留学生として連れてくるのだ。ケニアでは、足が速いと将来ランナーになることを期待される。農村部では、依然として多くの住人が貧困ライン以下だ。子供を小学校に通わせられない家庭もある。その中で走りが速いと成功者の例であったように一年でケニアの平均所得の五〜十倍以上を稼げる。しかし、教育を得ないまま若くして日本へ来て大金を稼いでどうなるか。お金の使い道もわからず使い切ってしまう。競技力ではなく、教育や家庭環境で差がつき、日本で学んで大学へ行く人と落ちぶれる人が出てしまう。子供の頃から足が早いとランナーに

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    2026年03月17日