小早川明子のレビュー一覧

  • 「ストーカー」は何を考えているか

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    ストーカーについて考察した本です。

    ストーカーを犯罪とするだけではなく、病気として捉える視点は興味深かったです。
    警察は法を犯した人を捕まえますが、秩序の維持のためであり別に治療を目的とはしていません。そして、ストーカーは精神病とは診断されにくい現状にあることが書かれていました。
    警察側でもストーカーに関する知識や意識が人によって異なり、対応に差が見られ、ストーカー被害の拡大に繋がっていると述べています。

    また、ストーカーへの対処方法や警察との連携の仕方などが載っているので参考になるかと思います。

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    2015年11月04日
  • 「ストーカー」は何を考えているか

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    今日は病院で検査だったのでこの本を持っていく。

    2時間ぐらいで終わると思ったのに、全部で6時間もかかってしまった。



    当然長い待ち時間、読み終えて院内の書店に行く。

    スマホもあるけど待合でギリギリまで読めないので、こういうときは紙の本がいい。

    院内の書店には、「医者に殺されない〜」とか「ふくらはぎを」とか、医者要らず系ベストセラーが並ぶ。いいのかな。結局、読んだ本か、どうでもいい本ばかりで、すごすごと戻って、この本を何度も読む。



    というわけで、長い前振りでしたが。



    著者自身もストーカー問題の当事者でもあったことがあり、今はカウンセリングをストーカー被害の加害者、被害者両方

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    2022年06月01日
  • 「ストーカー」は何を考えているか

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    小早川朋子 『「ストーカー」は何を考えているか』

    一応、わし#ストーカー じゃありませんからw

    ストーカーの深層心理、行動パターン、ストーカー度チェック、ストーカーされた時の対処法等々。

    ストーカーされている人は是非w

    ストーカーしている人も是非w

    2014年読破

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    2024年02月16日
  • 「ストーカー」は何を考えているか

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    公的な機関ではない著者の立場がそうさせているとは想像できるが論調がどうにも微妙で、結局単なるエピソードの羅列に感じてしまうのは残念だ。
    法律、社会、政治など公的な措置は、どれも私権制限との折り合いにおいてどうしてもグレーゾーンが必要なのだとわかる。本書はこの点について細かい問題提起はしている。
    ただし浅いうえに古いと邪推されても仕方ないような心理学の知識を大上段に振りかざすのはいかがなものか。
    その職種上どうしても何らかの方法で理論武装をしないといけないというのは分かるのだが。
    そもそもこの案件の専門家の育成はもちろん、なんだかの学術的なメソッドすら個別案件の差が多岐に渡るため難しいのではあろ

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    2021年06月10日
  • ストーカー - 「普通の人」がなぜ豹変するのか

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    「普通の人が」とあるが、「普通の状態の人が」ということかも。加害者には色々な問題を抱えている人が多い様に感じる。加害者には必ず治療につなげて欲しい。それが加害者も被害者も救う事に繋がるはず。

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    2020年11月22日
  • ストーカー - 「普通の人」がなぜ豹変するのか

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    ネタバレ

    ストーカーにも種類がある。崩壊した関係を修復したいのにできずに復讐する拒絶型、自分が被害者だと思い込み派生する憎悪型、関係のない相手と特別な関係があると思い込む親しくなりたい型、つきまとう行為自体に執着する相手にされない型、被害者はストーカーが性的興味を抱いた相手となる略奪型。そんなストーカー達が治療を受けることで落ち着くのであれば、この情報をもっと知らしめるべきではないかと思った。

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    2018年05月24日
  • ストーカー - 「普通の人」がなぜ豹変するのか

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    ストーカー専門のカウンセリングというのがあるのを初めて知りました。被害者にとっての解決とその他一般にとっての解決の地点は違うということは大いにその通りだと思いました。

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    2018年03月04日
  • 「ストーカー」は何を考えているか

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    ネタバレ

    なかなかタメになる内容でしたね! まあ、内容の詳細はあんまし覚えていないんですが…(!) なんかストーカーに対しては暗示?をかけて治すようなことをやっていましたねぇ…あれも治療の一環なんでしょうか? 薬物療法ではないので本当に治っているのかどうか、女性の皆さんは不安に思うんでしょうけれども…多分、大丈夫だと思います! ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ストーカーの症例がたくさん紹介されていましたけれども、ストーカーする方々、とにもかくにもコンプレックスが強くてアレですね、馬鹿にされることに過度に敏感というか…こんな人物、近くにいたら怖いな~…などと他人事ながら思いました(!)

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    2017年06月23日
  • 「ストーカー」は何を考えているか

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     私自身は無いけれども「ストーカーされた人」あるいは「それはストーカーじゃないの?」という行動をとる人は身近に居る。

     まず、ストーカーと聞いて思い浮かぶのは、理不尽に付きまとい、ついには事件となるような事例。
     しかしながら、これを読むと、ストーカーは理不尽ではあるものの、それなりのルールが存在することが分かる。そのルールの理由は「自分が傷つきたくない」というもの。傷ついていることを認めまいとして、相手に過剰な責任を負わせたり、別れることを認めずストーキングをやめられない。
     現状を認識すること、そして未来を向かなければ、ストーキングは終わらない。

     とりあえず、身近にそういう事例がある

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    2014年12月13日
  • 「ストーカー」は何を考えているか

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    ストーカーについての説明や対策法についてわかりやすく書かれている。実例も交えてありわかりやすい。どのようにストーカーになっていくのか、ストーカーの思考パターンなど。ストーカー依存症からストーカー病になるという解釈も興味深い。ただストーカー病状態になったら精神科に措置入院というのはどうなんだろう。一時的に隔離はできても、現在の精神科医療ではストーカーへの治療は十分できるとは思わないのだが。

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    2014年11月16日
  • 「ストーカー」は何を考えているか

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    「ストーカー」される側の情報は、いろいろと出てくるが、する側の情報は一方的だったりするので、人それぞれではあるけれど、こういった新書で、その一端でも知ることができた。。。でも、なんか、釈然としない。。。

    自分だって、どうだったんだろうと思う。。。ストーカーの解決には、最適解はないのかも。

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    2014年10月05日
  • 「ストーカー」は何を考えているか

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    2014年10月02日