友里征耶のレビュー一覧

  • グルメの嘘

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    飲食店を経営してる友人のオススメ。
    外食した時に感じてきたモヤモヤ。。に応えてくれる本。
    自称辛口批評とのことだが、
    正鵠を射てる指摘が多いように感じる。
    (あと、まだまだ出し切ってないネタが多そう)

    が、が、
    指摘されてる事実を突き詰めて行くと
    『おうちでごはん食べる』
    方に傾いてしまう気がする。

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    2023年01月11日
  • 堕落のグルメ ヨイショする客、舞い上がるシェフ

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    友里さんのグルメ批評本は、面白いです。
    ただただ、やっぱり自分が簡単に行くことの内容な
    高級店(有名鮨店、高級レストラン)だから
    いまいち現実感が出てこないのねー。

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    2014年04月17日
  • 堕落のグルメ ヨイショする客、舞い上がるシェフ

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    グルメブームの裏にこういう見方がある、ということは情報を入れておいた方がいいと思います。

    とはいってもこの本に出てくるような本格店にはとんとご無沙汰ですが。

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    2014年03月25日
  • グルメの嘘

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    シェフに阿らないグルメライターが、「一般人が外食をする」上でマイナスにしかならないグルメ記事や店、シェフを批判。個人個人というより、業界の構造的な問題点を明確に指摘している。結局、飲食店は楽ではなく、大儲けできない商売、という点が重要なんだな。個人的には、マスコミの問題点にももう少し触れて欲しかった。

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    2013年06月27日
  • グルメの嘘

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    いわゆるグルメ評論家とは一線を画す立ち位置。自営業が多い業界だけに、いろんな裏事情がある。食うか食われるかの世界だけに、客としてどこまで真贋が判るかが問われる。どちらかというと、私は食われてしまうほう。

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    2013年06月19日
  • グルメの嘘

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    広告に依存しない商業メディアはない、ということを考えればどれだけ正確な記事が期待できるか想像できるというものであろう。例外は商品評価の正確さ、公平さを担保するために広告を一切載せない「暮しの手帖」ぐらいか。なので、グルメ関連のメディア情報は一種の娯楽、と思えばいいのに、疑うこともせずに信じてしまう人が多いことも問題であると指摘している。

    「食べログ」のやらせ投稿(業者による)がこの正月話題になったが、何を今更という感じなのであろう。法的措置を検討なんてことも報道されていたが、そんなことをしたら困るのは主催者側ではないだろうか。引用をご覧ください。

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    2012年01月09日
  • グルメの嘘

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    グルメとは?特に日本におけるそれは?という本です。「グルメライターはただメシでないと採算が合わないはず。ただメシならば筆が鈍るのも自然」「ある老舗中華料理店では化学調味料を減らしたところ一斉に味が落ちたとクレームが出て元に戻した」「日本版のミシュランガイドは調査員の人数(7人)からいって調査不足は明らか。星もいらない、掲載もしないで、という思わぬ反論に会い、勝手に載せますという路線に」「和食店/寿司店でワインを置く店が増えんわけ」など遠慮のない書きっぷりです。

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    2011年10月20日
  • グルメの嘘

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    これでもかとばかりにグルメ評論家やそれにあやかっている飲食関係者(特に経営者)をこき下ろし、正当な食の評価の復権を謳った評価本。
    レストランと癒着しているヨイショライターが世間の目を曇らせているという主張は至極まっとうに聞こえ、うなずけるところも多々有りながらも踊らされている自分がチト悲しい。
    本で見ていくより人から聞いて行く方が会話も弾んでその方が楽しいに決まっている。ガイドを見たとしてもその店を選択したのは自分たちにあるので、当たり外れの責任は自分にあると思っている。しかしながらガイドの裏に潜んでいる非常に腹黒い考えには賛同しかねる。信頼しない前提で行くしかないか。
    しかし、作者は敵が多そ

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    2010年02月15日
  • グルメの嘘

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    飲食店業界と、それを取り巻く評論家のこととか、そういった現在のグルメ業界に苦言を呈す、という本。もう滅多切りです。

    友里さんのブログを毎日のように読んでいるので、これといって真新しい話が書かれているわけではないのですが、こうして題材を絞って本としてまとまっていると、凄く読み応えがある。

    飲食店業界に限らず、凄く勉強になると思います。
    世の中一般的に利害関係を理解することが大切なんだって再認識をさせられた。
    長期的に自分の為になることを選択し続けることがいかに難しいかとも感じた。
    色んな人の意見を受け入れる心の状態を保つことがいかに大切で難しいことかとも感じた。

    新書でサクッと

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    2010年05月18日
  • グルメの嘘

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    辛口グルメライターの著者が、グルメ業界の「不都合な真実」を暴露した本。

    メディアと料理店の癒着により歪められたグルメ界隈。金儲けに先走りあまり健全ではなくなった料理店。飲食業界の現状を嘆く著者が、グルメ界隈の裏側にバッサリと切り込んでいきます。

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    2021年07月11日
  • グルメの嘘

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    まあ、言われてみれば当たり前というか。
    勘違いした料理人とグルメレポーター。取り巻き。
    本当に満足できる料理店とはなんなのか。
    本としてはちょっと迫力がないが、面白かった。

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    2014年12月28日
  • グルメの嘘

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    グルメ業界の癒着というか実状というかの告白本。まあそりゃ、そういうこともあるだろうという内容。批評しているお店の価格帯が、客単価2万円~とかそういうレベルなので自分にはあまり関係が無いため、まあ物語として興味深く読めた。著者のお勧め側はどんなお店なのかな、ちょっと興味あるので探してみようかな。この業界では有名人らしいし。

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    2014年12月10日
  • グルメの嘘

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    いい内容の本だし「なるほどそんなものか」と思うことも度々ありました。
    でもチョトくどいかな?本を読む速度が後半に行くにつれ遅くなった。

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    2014年09月04日
  • グルメの嘘

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    時折強引な論理があるけれど、基本スタンスには共感できる。
    特に「性格の悪い料理人の店にうまいものはない」という主張は、そのとおり!と膝を打つ。うん、まったくだ。

    おそらく愛憎入り混じったような読後感になるだろうけど、他の著書も読んでみようっと。

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    2014年07月06日
  • 堕落のグルメ ヨイショする客、舞い上がるシェフ

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    著者は覆面グルメライターとしていろんな飲食店を評価し、そして一部の料理店より出入禁止されているらしい。いわば、炎上上等のマッチョ系評論家。「美味しんぼ」の海原雄山から権威を抜いた人物を想像すればいいのだろう。

    日本の飲食店のタブーを紹介し、飲食店を駄目にする要因を店側、客側から暴露する。かなり著者の主観が入っている。特に関西人に個人的恨みがあるのか、後半で関西の店と客をひたすら叩きまくるのに唖然とさせられる。

    「美味しい食材、健康によい食材をだしたい」なんてセリフは飲食店のセールストーク。儲けてナンボの世界で、そんなセリフだって言わせてあげよう。だけど、消費者も賢くなろう。そんなスタンスで

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    2014年11月21日
  • 堕落のグルメ ヨイショする客、舞い上がるシェフ

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    ○有名辛口グルメ評論家・ブロガーの友里氏の著作。
    ○有名店などにおける食材の偽装やエア行列、料理人のおごりなど、グルメの堕落する現状を著者なりの取材に基づき解説したもの。
    ○独特の切り口(辛口)での文体については、賛否あるかと思うが、その分析力や感性については、素直に評価すべきであると思った。特に、自腹で通っているという素人感覚は、大変参考になる。(簡単には行ける店ではないが。)
    ○一方で、弁護士や医者などの他の職業に関する記述は、想像やイメージで書かれているものであり、思い込みによる記述も多い。
    ○特に、関西の例など、少ないサンプルにも関わらず、全体がそうであるかのような印象をもたらすという

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    2014年05月09日
  • グルメの嘘

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    口中でまったりと広がる絶妙なハーモニー。内容空疎意味不明な言葉で飾り立てるグルメ。一欠片の批判もない礼賛絶賛にかねてから怪し気な違和感をおぼえていた。本書はその違和感のカラクリを見事に解明してくれる。疑問氷解、すっきりした。食通家と料理店の癒着。そして外食産業の知られざる裏側。自分の舌が一番であることを痛感。もう誰にも惑わされない。

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    2012年08月12日
  • グルメの嘘

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    本書は自腹覆面の取材スタイルで辛口のグルメ批評を行う著者が、日本の飲食店業界やグルメライターの実態をわかりやすく批評した本である。

    著者が批評の対象としている単価のお店には、今後も行く機会が無いと思うので、批評の内容が正しいかどうか味を確認する事は出来ない。

    カリスマ料理人とマスコミの癒着の問題は興味深かった。町のグルメ雑誌も案外あてにならないのをみると実態はそんなに外れていないのかも知れない。

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    2012年01月30日
  • グルメの嘘

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    [ 内容 ]
    連日、どこかのレストランがテレビや雑誌で絶賛されている。
    しかし言うほど素晴らしい店がどれだけあるのか―。
    頭の中は金儲けばかりの「性格の悪い料理人」、メディアと店の癒着、問題だらけの『ミシュラン』…、今まで誰も語らなかった弊害を、辛口評論家が暴露。
    「客をなめ切った高圧的な店」「大間の鮪はそんなにない」など、業界を敵に回してでも伝えたい、グルメの「不都合な真実」。
    もう外食で外しません。

    [ 目次 ]
    第1章 痩せこけた日本のフード・ジャーナリズム
    第2章 グルメ界の罪と罰
    第3章 飲食店業界の常識・非常識
    第4章 悪いのは店ばかりじゃない
    第5章 日本に根付かない、ミシュラ

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    2011年05月22日
  • グルメの嘘

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    よくあるグルメ本とは違うちょっと毒の入った本である。

    グルメライターやカリスマシェフの嘘、
    マスコミとの癒着などについてこれでもかこれでもかと
    舌鋒鋭く攻め立てている。

    最初のうちはそれが痛快で、
    自分の気付かなかった点を気づかせてくれて愉快だったのだが
    中盤から後半にさしかかって著者の歯に衣着せぬ言動から
    散々人に恨まれたようでどうしてもおさえきれぬ憎悪のようなものが
    文中から感じられ、読んでいて疲れるようになってしまった。

    褒めることしかしないよいしょライターや
    煽るだけ煽って料理人を堕落させるマスコミへの怒りはよくわかるのだけど
    読み手の体力というものも少し考えてほしかった。

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    2010年04月21日