Posted by ブクログ
2010年02月15日
これでもかとばかりにグルメ評論家やそれにあやかっている飲食関係者(特に経営者)をこき下ろし、正当な食の評価の復権を謳った評価本。
レストランと癒着しているヨイショライターが世間の目を曇らせているという主張は至極まっとうに聞こえ、うなずけるところも多々有りながらも踊らされている自分がチト悲しい。
本で...続きを読む見ていくより人から聞いて行く方が会話も弾んでその方が楽しいに決まっている。ガイドを見たとしてもその店を選択したのは自分たちにあるので、当たり外れの責任は自分にあると思っている。しかしながらガイドの裏に潜んでいる非常に腹黒い考えには賛同しかねる。信頼しない前提で行くしかないか。
しかし、作者は敵が多そう。顔写真配られたらひとたまりもなさそうだと思ったけど、排除に賛同する経営者もその器なら味もたいしたこと無いのか。
値付けが妥当かどうかはノンヴィンのシャンパンで判断。7000円くらいで良心的な店。9000円前後でまぁ許せる金額だと。勉強になりました。