鹿島麻耶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『白衣さんとロボ』が(2)で打ち切られていなかった事に安堵した矢先に、この『ベジたべる』が今巻で最終回を迎えていた事にショックを与えられるとは、予想もしていなかった
私も、それなりに漫画を読んできているので、漫画誌の編集部の仕事が大変である事は想像が出来る
その上で、ゴラクエッグ編集部に「何故、終わってしまったんですか?」と聞きたくなった
肉は『肉極道』、魚は『人魚姫のごめんねごはん』、そして、野菜は、この『ベジたべる』で堪能したかったのに、そのトライアングルが崩壊してしまうなんてorz
「美味しい」と「エロい」のバランスが良くて、これから、お腹と心を満たしてくれそうだ、って期待が高まっていた -
Posted by ブクログ
『八百森のエリー』を読んだのなら、次はこっちを読んでほしいな、と思った食漫画
もちろん、『八百森のエリー』の前でもいいし、読んでいなくても良い
あくまで、私個人の印象に過ぎないのだけど、自他ともに認める芸能界一の肉好きであり、肉の求道者でもある寺門ジモンさんも読んだら、「これは好い漫画だ」と言ってくれそうな気がする
寺門さんは肉が好きだからこそ、野菜を蔑ろにしない。だからこそ、私は寺門さんに純粋な好感が抱ける
野菜は肉の付け合わせではない。むしろ、時には肉が野菜の引き立て役になる事もあるくらいだ
マヂに美味い野菜を食った時の衝撃と言ったら、そりゃ、もう、言葉に出来ない。まぁ、小説家を目指す私が -
Posted by ブクログ
夢判断という分野は魅力的で、その取り入れ方や表現もベタながらも雰囲気があって好き。
ただ、結構なペースで登場する冗談じみた言動ががかなりつまらない。せっかく作品の雰囲気に入り込めていてもすぐ苛立ちとともに解消されてしまう。
真面目なシーンに冗談が交じることが嫌いなのではない。その冗談の質が低くても、その人物が話したことだと思えば気にならないし、それはそれで味になったり、場や人間関係を色付ける表現となる。
しかしこの作品では、言動の主が登場人物であっても発信者の顔がチラつく。作者が「面白くて変わった行動でしょー」「センスあるツッコミでしょー」と自慢げな表情を浮かべているように思える。短い作品だが