喜友名トトのレビュー一覧

  • 余命1日の僕が、君に紡ぐ物語(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    とにかくまず、面白かった。主人公は重い病気を患っているのにも関わらずとてもポジティブ。私だったらこんな前向きに生きることは出来ないです。そして最後に出てきた翼さんの日記。驚きました。そこで涙がもう止まらなくて。翼さん、本当に強い。人間って、根は変わらないんだなって思わされました。何かが変わっても。そして最後の一ページ、やられた!!ってなりました。笑所々でそういうのあったりしないかなって思ってたけど、いざそうやって来るとやられた!!ってしっかりやられた。本当に本に書いてあった通り、アキラの気持ち通り、もう一回読みたいって思った。めちゃ好きな作品です!

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    2025年02月04日
  • どうか、彼女が死にますように

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    ネタバレ

    冒頭の物語りの展開とタイトルから必然的に物語りの展開は想像できます。
    ですが、笑わない女の子・更紗が侵されている病を夏希が知るのが半分ほど読んだ頃でしょうか。
    その頃には私も2人に感情移入してしまっているので、「やっぱりかぁ〜!」と思いつつもショックを受け、その後の2人の切ないやり取りにも
    ツライ…
    と心えぐられる気持ちでした。

    そして、タイトルを回収するかのように更紗は夏希の腕の中で死を迎える…
    涙腺決壊
    でしたが、ドンデン返し
    だから魔法使い設定だったのか…
    言ってしまえば「やっぱりね系」の小説ではありましたが、これ系でこんなにラストに満足したのは初めてでした
    なんか、ずっと感情を動かさ

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    2024年08月11日
  • だってバズりたいじゃないですか(新潮文庫nex)

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    店頭でタイトルに惹かれ購入、初めての喜友名トト。
    三年前に恋人を亡くし、彼女との最期の日々を撮影した動画を大人達に「感動の映画化」され、納得できず鬱々と日々を送っている芸大生が、後輩の音楽系インフルエンサーのMV制作を依頼された事から再び動き出して行く様を描いています。
    こういう青春小説、キライじゃありません。
    ・・ってか好みです(^_^;)私的にはとても楽しく一気読みでした!

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    2024年01月02日
  • だってバズりたいじゃないですか(新潮文庫nex)

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    この本から生きることの尊さと同時に苦しみを感じた。夜の静かなときにひとりの空間で読むのがおすすめです!

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    2023年12月19日
  • どうか、彼女が死にますように

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    表紙が綺麗なように中身まで綺麗な作品でした!
    始まりの設定も凄かったけど、終わりの期待の裏切り方がよかった!
    悪い裏切りじゃなくていい裏切りです(笑)
    騙されたと思って読むべきです!
    恋愛というか青春というか……です(笑)

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    2023年09月12日
  • 世界一ブルーなグッドエンドを君に

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    ネタバレ

    順調にプロサーファーの道を歩んでいた湊は右膝の怪我によりその未来を失ってしまう。失意の日々をおくる湊のスマホの中に、ある日突然見知らぬ女の子すずが現れる。
    すずと関わっていくうちに湊が少しづつ前を向いていく姿がとっても良かった。そしていつも元気いっぱいのすずが可愛い。すず自身のことが語られてるパートもあるんだけれどとっても切ないんだよね

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    2023年06月20日
  • どうか、彼女が死にますように

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    ネタバレ

    最後にどちらかが死ぬタイプの恋愛ものはあまり好きではありませんが、こちらはハッピーエンドで終わるので後味よかったです。

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    2022年08月16日
  • 悪の組織の求人広告 3 ~栄転飛躍編~

    購入済み

    これは凄い

    悪の秘密結社という響きが好きな人にお勧めです。これは面白い。

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    2015年08月07日
  • 悪の組織の求人広告 2 ~営業部覚醒編~

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    俺達は悪の組織だろうが!
    悪いことをして何が悪い!

    というわけで庶務課から本社の営業部へ栄転したネイト.
    そこでもまた悪のカリスマ的な作戦を立案実行.
    ネイトさんかっけーです.
    ヒーローを倒す為にヒーローの正義とかプライドまで利用する.
    そこに痺れる憧れる!

    次回,係長に昇進して沖縄に派遣された彼は
    そこでどんな悪事を働くのだろうか.

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    2014年11月24日
  • 悪の組織の求人広告 1 ~新入社員立志編~

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    引きこもりのニートだった小森寧人が
    ネットサーフィン中にアンケートサイトを発見.
    答えていくと悪の組織メタリカの求人広告が.
    ネタだネタだと思いながらも指定場所に行くと
    筆記試験と面接が行われてて….

    「世界を変えたいということだが,それは今の世界を壊してでも,かね?(威圧」
    「あ,はい」

    というわけで,今回は新入社員立志編というまさに序章.
    次からヒーローたちを悪党らしく
    千切っては投げ千切っては投げするんじゃないかと.

    楽しみである.

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    2014年09月14日
  • だってバズりたいじゃないですか(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    主人公である秋都は、生きていく気力が薄く、残酷な現実に絶望しながら生きている。過去にたった一度恋をした楓との生活は楓の死を持って美談として世間に伝えられ、そのことに対してもやるせない気持ちを感じていた。残された可哀想な男の子として有名になった秋都の元に、バズりたい女の子、胡桃沢から声がかかるストーリー。

    二人が撮りたい絵は、エモくて感動を誘う映像であり、「感動させる為に」無理やりエモく見えるように作られた映像では無い。
    私は今までどんな作品を見ても泣けたことがない。いわゆる「泣かせる為に」作ったんだろうという意図を感じた瞬間に一気に興ざめし、俯瞰的に見てしまいどうしても感動することが出来ない

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    2025年01月03日
  • だってバズりたいじゃないですか(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「エモい」というのがどういうものかなかなかわからなかったのだが、わかった気がする。
    きれいにするする読めて心地よい。

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    2024年02月10日
  • どうか、彼女が死にますように

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    タイトルに、ナツキの願いが込められてると思うと辛かった。SFチックで、最初少し抵抗あるかな?と思ったけど、それ以上に青春ラブストーリー要素が多くて抵抗なく読めた。猫もよかった。

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    2024年02月20日
  • だってバズりたいじゃないですか(新潮文庫nex)

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    軽薄なタイトルにそそられて、心くし刺しのハートフルボッコを期待して手に取ったのに...実に良かった!
    自身と大切な人との思い出を、感動のエンタメとして消費される憤り。冷めた目で物事を見てるだけでは熱など感じられはしない。「生きる意味」があるからこそ、なぜエンタメになってしまったのか?どんな狙いがあったのか?なぜ、胡桃沢は「バズりたい」と言ったのか?という疑問が解消される。納得するしないは別。一理あると思えてしまう。

    それから、登場人物たちの背景がチート過ぎたり稀有だったりする点については全くありえない話ではないので気にならない。(なんなら『忘れる読書』(落合陽一)で語られる、幼少〜少年期の筆

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    2024年01月08日
  • どうか、彼女が死にますように

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    「ん」
    だな。特に最後。

    滅多に心を揺るがさないが、これ感動

    背表紙解説も主人公の特徴的な属性を外して記載していて、書店で手に取った読者の食わず嫌いを回避している気がする。

    「純愛」過去に置いてきたけど、少し振り返らさせて頂きました。

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    2023年01月03日
  • どうか、彼女が死にますように

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    笑ったことのない更紗を笑わそうと、ひたむきに努力することってすごいことだと思う。
    努力は実るんだなぁっと思った。

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    2022年08月20日
  • どうか、彼女が死にますように

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    人気者で知人の多い主人公が全く笑わない少女に出会い、興味本位で笑わせてみたいと近づく。
    近づくにつれ無表情は変わらないものの、本心や感情、笑いたくても笑えない気持ちを少しずつ理解すると共に、素直な少女と対極的に無理に輪を広げ、陽気に振舞っている「嘘」の自分に気づき、自分に正直に生きるようになる。
    何が大切か、どう生きるかを考えさせられた小説だった。

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    2021年08月04日
  • 悪の組織の求人広告 4 ~組織頂点編~

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    ネタバレ

    分厚く読みごたえある最終巻。
    ネイトはニューヨークの組織クリムゾンのトップに立ちメタリカへ…。
    そして正義のヒーロー・ディランとの最終決戦へ。
    この作品は私にとっては取っ付きが悪いのに、読みはじめると夢中になる不思議な作品です。
    ネイトには圧倒的な強さもなく、頭脳もなくヘタレだし、なのに魅力的な主人公です。
    最後の一行「悪:己の信念と理想のために、現在の常識や価値観を否定し戦うこと、もの」にするのががネイトの目的であり、最後のイラストは(御都合主義でも)読者の希望でしたね。

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    2016年02月15日
  • 悪の組織の求人広告 3 ~栄転飛躍編~

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    普段ヘタレな小森寧人が悪のオーラを纏うと誰もが怖れる、そんなギャップが更に加速してとうとう変身も!
    沖縄掌握、開発島防衛戦、ニューヨーク出向へ、どんどんストーリーは進むし、アクションもあるし読み応えありな一冊です。
    ツルギともう一人の片腕の新名数馬も登場してネイト陣営も揃いました。
    ネットでは完結してるんだしもっと出版速度を上げて欲しいです。

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    2015年10月11日
  • 悪の組織の求人広告 3 ~栄転飛躍編~

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    ネイト,特地沖縄へ.
    そして沖縄を守護するラモーンと
    ラモーンに対立する半魚人サンタァナ,
    そして沖縄制圧にやってきたメタリカの三勢力が.
    ネイトさんの悪人モードかっけーっす.
    で,なんだかんだであっさり沖縄制圧して次は兵器開発コンペ.
    で,ヒミツの研究施設に何故かヒーローの襲撃が.
    どんどん出世していくネイト氏.
    アメリカ組織クリムゾンへの出向と
    アメリカ最強と名高い二人のヒーローの居る都市に配属.
    息もつかせない展開ですねぇ.
    今回も面白かった.
    この後どうなるのか気になる終わり方だったんで
    続きをはよ.

    あとちょくちょく出てくる女子高生の今後の役割がきになる.
    あんだけ出てくるってこと

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    2015年07月25日