あらすじ
とある事情により、本心を隠して周囲の人気者を演じていた大学生の夏希。
その彼に容赦ない言葉を投げたのは、常に無表情で笑顔を見せない少女、更紗だった。
夏希は更紗に興味を持ち、なんとか笑わせようとする中、次第に彼女に惹かれていく。
だが、彼女が“笑えない”ことには理由があった――
「私、笑ったら死ぬの」
明かされる残酷な真実の前に、夏希が出した答えとは?
想像を超える結末は、読む人すべての胸を熱くする。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
冒頭の物語りの展開とタイトルから必然的に物語りの展開は想像できます。
ですが、笑わない女の子・更紗が侵されている病を夏希が知るのが半分ほど読んだ頃でしょうか。
その頃には私も2人に感情移入してしまっているので、「やっぱりかぁ〜!」と思いつつもショックを受け、その後の2人の切ないやり取りにも
ツライ…
と心えぐられる気持ちでした。
そして、タイトルを回収するかのように更紗は夏希の腕の中で死を迎える…
涙腺決壊
でしたが、ドンデン返し
だから魔法使い設定だったのか…
言ってしまえば「やっぱりね系」の小説ではありましたが、これ系でこんなにラストに満足したのは初めてでした
なんか、ずっと感情を動かされて1冊でした
良かったわぁ
Posted by ブクログ
表紙が綺麗なように中身まで綺麗な作品でした!
始まりの設定も凄かったけど、終わりの期待の裏切り方がよかった!
悪い裏切りじゃなくていい裏切りです(笑)
騙されたと思って読むべきです!
恋愛というか青春というか……です(笑)
Posted by ブクログ
タイトルに、ナツキの願いが込められてると思うと辛かった。SFチックで、最初少し抵抗あるかな?と思ったけど、それ以上に青春ラブストーリー要素が多くて抵抗なく読めた。猫もよかった。
Posted by ブクログ
「ん」
だな。特に最後。
滅多に心を揺るがさないが、これ感動
背表紙解説も主人公の特徴的な属性を外して記載していて、書店で手に取った読者の食わず嫌いを回避している気がする。
「純愛」過去に置いてきたけど、少し振り返らさせて頂きました。