あらすじ
とある事情により、本心を隠して周囲の人気者を演じていた大学生の夏希。
その彼に容赦ない言葉を投げたのは、常に無表情で笑顔を見せない少女、更紗だった。
夏希は更紗に興味を持ち、なんとか笑わせようとする中、次第に彼女に惹かれていく。
だが、彼女が“笑えない”ことには理由があった――
「私、笑ったら死ぬの」
明かされる残酷な真実の前に、夏希が出した答えとは?
想像を超える結末は、読む人すべての胸を熱くする。
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Posted by ブクログ
主人公が半人前の魔法使いというファンタジーな設定。
そこに出てくる笑わない女の子。
僕が笑わせてみせる
といって笑わせようと頑張ったものの、彼女は笑わない。
大好きだからこそ会えない、そんな時間もある。
それは彼の弛まぬ努力の末であり、愛する人のためなのである。
感動、なんて言葉では表せられないと思った。
本の表紙が好きで、釣られて買った本だったが、本当に素敵で、本から離れていた自分を本の世界にまた引き戻してくれた作品である。
ありがとう。
そう言いたい。
Posted by ブクログ
冒頭の物語りの展開とタイトルから必然的に物語りの展開は想像できます。
ですが、笑わない女の子・更紗が侵されている病を夏希が知るのが半分ほど読んだ頃でしょうか。
その頃には私も2人に感情移入してしまっているので、「やっぱりかぁ〜!」と思いつつもショックを受け、その後の2人の切ないやり取りにも
ツライ…
と心えぐられる気持ちでした。
そして、タイトルを回収するかのように更紗は夏希の腕の中で死を迎える…
涙腺決壊
でしたが、ドンデン返し
だから魔法使い設定だったのか…
言ってしまえば「やっぱりね系」の小説ではありましたが、これ系でこんなにラストに満足したのは初めてでした
なんか、ずっと感情を動かされて1冊でした
良かったわぁ