【感想・ネタバレ】余命1日の僕が、君に紡ぐ物語(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

おれの記憶は一日しかもたない――。ある朝、小説家の岸本アキラは、自分の書いた文章から衝撃的な事実を知る。事故で前向性健忘を患ったため、昨日の出来事をすべて忘却してしまうのだ。記憶の死は、小説家の死に等しい。絶望の中、彼は一人の女性・翼(つばさ)と出会い、希望を求め、再び小説を書き始めるが……。これは、けして明日(きみ)を諦めない物語。『僕は僕の書いた小説を知らない』改題。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とにかくまず、面白かった。主人公は重い病気を患っているのにも関わらずとてもポジティブ。私だったらこんな前向きに生きることは出来ないです。そして最後に出てきた翼さんの日記。驚きました。そこで涙がもう止まらなくて。翼さん、本当に強い。人間って、根は変わらないんだなって思わされました。何かが変わっても。そして最後の一ページ、やられた!!ってなりました。笑所々でそういうのあったりしないかなって思ってたけど、いざそうやって来るとやられた!!ってしっかりやられた。本当に本に書いてあった通り、アキラの気持ち通り、もう一回読みたいって思った。めちゃ好きな作品です!

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2025年02月04日

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